【ヘラス帝国 首都ヘラス 王宮】〔数日後〕
皇帝に第3皇女のテオドラが無事なことを伝えると彼は喜んだが、その後すぐに真面目な顔となり私にこう言った
「報酬の領土なのだか・・・すまない。わけられそうにない。」
「・・・わかった。」
「すまない。内部がうるさくてな・・・代わりに鬼神兵の数を倍にする。」
「・・・わかったよ。ただ、これ以上私達は動かない方がいいのでしょ?」
「・・・そうだ。」
「・・・わかった。私達は帰還するとしよう。報酬は戦後数ヵ月以内・・・いいよね。」
「大丈夫だ。すまなかったな。」
「こちらも経験と実験はできたから大丈夫だよ。・・・またの機会にね。」
「ああ。よろしく頼む。」
結局私達は終戦を見ることなく帰還することとなったが、最後の仕事としてテオドラを帝都に送り届けた。
今回の戦争による被害は
《・Ⅵ号1型戦車 15両
・小型挺 2隻
・死傷者 14名(死者は2人)》
となった。
【ラーイシュタット】〔数ヵ月後〕
ラーイシュタットでガトウから戦争終結を教えられた。
終結にいたり完全なる世界がほぼ壊滅し、魔法世界全人口の5%を失い、空中に浮いていたオスティアが崩壊し、魔法が使えない環境になるなど大災害がおこったらしいが、和平が成立したらしい。
(・・・この戦争の勝ちは帝国だろうな。内部の膿の一掃に成功したし、領土は縮小したけど、資源地帯等の重要地域は一切損失していない。さらに国民が団結し、帝国民という国民性が生まれた。対してほとんどが連合の領土で戦争がおこなわれていたから戦災で国力が下がった連合は帝国に復讐戦争をおこなう力はもうないもんな~。)
と色々考えるヤマメだった。
〔数日後〕
帝国から鬼神兵が役100体送られてきた。
帝国の鬼神兵の所有率の約2%である。
これによりミレニアムは265体の鬼神兵(改造済み)を手に入れた。
〔数週間後〕
エヴァが数年間旅に出るとラーイシュタットから出ていった。
理由は、連合が疲弊しているこの時期に旧世界でやれることをやっておきたいだそうだ。
「10年以内には帰ってくる。・・・修行をサボるなよ!!」
と言って出ていった。
〔数日後〕
照、光とホムラを日本の弐集院に返した。
ここにいるより、社会を見た方が良いと思った私と雨咲、小傘の結果だった。
ラーイシュタット内の人員も約6万人を残して旅立たせた。
6万人は老人だったり、有名で社会に戻すのが難しい者、技術者や研究者で残ってもらわないと困る人物だけだった。
もちろん私達は残り、訓練や社会について情報を集めたりするのだった。
時間を飛ばします。