〔翌日〕
学校に行くとやはりというか、千雨は疲れはてていた。
「大丈夫?」
「これを見て大丈夫だと思うか?」
「この鬼畜め!!」
「昔から言われてる。」
しかし、魔法球内で約15日間訓練したせいか、威圧感に似た何かを感じた。
「で、どれぐらいできたの?」
「精孔から漏れるオーラを肉体に留め、纏と呼ばれる体からオーラを拡散させないようにすることまでかな。」
「極めれば年取らないからね。まぁ頑張れ!!」
「いつかお前殴り倒す!!」
「・・・そのときは私も本気を出すよ。」
そう言って私は自席に座るのだった。
〔放課後〕
私は律を訪ねていた。
「律、学園結界の解析はどう?」
「完了してます。今すぐに解くこともできますが・・・。」
「やめておこう。今やると一般人に被害が大量にでる。目的のために手段は選ばないけど、私は快楽殺人犯じゃないからね。」
「わかってますよ!!」
エヴァ解放計画は進んでいった。
〔夏休み〕
私は武術研究会の活動場所で気のトレーニングをしているとさよ(文)がやって来た。
「やっと見つけましたよ!!」
「文どうしたの?」
「光が呼んでます。至急第34生徒指導室に来てください。」
「わかった。」
【第34生徒指導室】
私がそこに行くと光とホムラが座っていた。
不審に思った私は机で指を立てたり、こすったりしてモールスを打った。
表向きは日常会話をしながら・・・
「呼ばれてきましたヤマメです。」
《光とホムラがそろっていったいどうしたの?》
「まぁ、飲み物でも飲んでくれ。」
《少々問題がおきてね。》
「わかりました。」
《で、問題とは?》
「今回呼び出したのは成績優秀者に海外研修に行ってもらいたいということで、英語の他にドイツ語、フランス語を扱うことができるそうだね。」
《私の元にミレニアムであの計画の初期可動をしようとしてるんだが、それに出席して欲しいと連絡が来た。》
「それは本当ですか!?ホムラ先生!!」
《わかった。で引率者は?》
「その様子だと行きたいようだね。・・・場所はドイツ。引率者は私だ。」
「わかりました!!いつですか?」
「来週には行く。急ですまないが準備をしてくれ。」
「了解です。では・・・。」
《学園では僕がなんとかする。頼みました。》
《私に任せなさい!!》
こうして一旦ラーイシュタットに私は帰還するのだった。
〔1週間後〕
友達と部活の人達には海外研修に行くと言い、雨咲達にはラーイシュタットに帰還すると伝えて大ドイツ共和国に移動するのだった。
【ベルリン政府】
私はラーイシュタットに行く前に地下の特殊通路を通り、政府首脳室の大統領席に座り、変装を解いた。
ガチャリ
「お疲れさ・・・!?」
「初めまして、現ドイツ大統領殿。」
「・・・ヤマメ閣下!?」
「そろそろ私は動く。そのときにドイツは協力してくれる?」
「・・・最高機密、第66項目 ヤマメ再び現れる時、ドイツ大統領、首相、旧大陸横断同盟加盟国家は協力する。」
「O.K.だよ。・・・またね。」
「いつでもお待ちしています。」