【二条城前】〔その後〕
私は雨咲達が帰ってくるのを待っていた。
(そろそろかな?)
そう思った時、なぜか関西呪術協会の本山に巨大ななにかが降臨した。
(・・・外見だけの中身はスカスカだな。)
「本山は終わった?」
最初に帰ってきたのは雨咲だった。
「お疲れ様。どうだった?」
「全能力使ってやっと・・・やっぱり私は参謀タイプだね。」
「しかたないよ。」
「あやややや、先客がいましたか。」
「3番だよ。どうしたの?」
「奈良の支部長でした。戦利品の妖刀村正です。」
「文が持ってなよ。・・・あ、これもあげる。」
私は3冊の本を彼女に投げた。
「これは?」
「本殿にあった京都神鳴流の教本だよ。他にも数冊あるけど後で渡すよ。」
「・・・人は滅ぼして技術は継承ですか・・・わかりました。」
「なに面白いことやってんだぜ?」
「魔理沙お帰り。」
「マスパ耐えるとは思わなかったんだぜ。」
「なるほど、要訓練だね。」
「まぁーな。」
そうしてしゃべっていると律と小傘が帰ってきた。
「ボロボロじゃん。大丈夫?」
「死ぬかと思いましたよ!!」
「私にはやはり内政が向いてます。戦闘は厳しいです。」
肉体戦闘派でない2人でもある程度は倒せた様だ。
「さーて、みんな変装し直して、戦いで変装が一部解けてるよ!!」
「うは!?本当だぜ。通りで上下の視点が違うわけだ!!」
こうして私達は旅館に戻り、就寝した。
この夜に関西呪術協会は3割りの戦力を喪失、式は全滅した。
ただ、殺られたのが全て反現長派だったため組織自体は精鋭化するのだった。
〔最終日〕
最終日はお土産を大量に買った。
主に京都にあるミレニアム関係の店でオーナー権利を乱用させてもらった。
(値切らないとそんなに買えないじゃん。)
帰りの新幹線の私達の席の周りには大量のお土産で溢れていて、新田と呼ばれる学年主任に怒られてしまうヤマメ達だった。
【魔法球(ボトルシップ型)】〔数日後〕
寮にある魔法球の中で文が剣術の練習していた。
「文ってカメラを持ってるイメージだったから剣術がある程度できるなんて知らなかったよ。」
シュシュパ
「そうですね。烏天狗は武力をあまり見せません。本気の武力を見せますと後がないと考えてますので・・・でも取材時にも短刀は仕込んでましたよ。」
「怖いね~。まぁ本気をあまり出さないのはよくわかるかな?」
ガガガガガシュン
「何で疑問系なんですか!?」
そう文としゃべっていると、小傘が刀を作り終わったようだ。
「名刀正宗と同等の刀を作るのには苦労しましたが・・・こちらを。」
鞘を外すと鉄を打っている時のような真っ赤な刀と雪のように真っ白な刀の2本を机の上に置いた。
「真っ赤なのが紅葉、真っ白は月虹です。」
「・・・小傘ってこんな名刀作れたんですね。」
「文さん。私は幻想郷にいたときとは違いますよ!!」
その後文は、3本を使い分けて京都神鳴流を会得するのだった。