皆さんありがとうございます。
〔試験当日〕
(やることはやった・・・後は運に任せる。よし、テストよかかってこい!)
ヤマメは気合いを入れてテストを受けに行った。
【本校舎 テスト会場の教室】
(・・・誰だ!?)
烏間先生いわく律さんの代わりの人らしい。
ネット授業で律さんが教えたらしいその人は、私に
「律さんから聞いてるだすよ。ヤマメさん律さんの代わりにいうだす。頑張れだす!」
(律さん・・・わかったよ。)
〈英語〉
(前回よりもレベルが上がってる。
これは問題ではなく問スターだな。問題量を多くして高速で解かないとついていけなくしたか・・・でも、私には効かないよ。)
妖怪としての能力と、触手による体の変化により頭の回転速度が通常の人よりも速くなっていた。
ペンが止まることなく最終問題に移った。
(図書館で覚えた本だ。これなら解けるな。)
テスト終了の15分前には終わったが、前回のようにゆっくりしているのではなく、今回は見直しをおこない完璧にした。
今回のテストにヤマメは油断の2文字は存在しない。
幻想郷で博麗の巫女と白黒魔法使いとの弾幕ごっこをしているときのような緊張感と充実感をヤマメは感じるのだった。
〈理科〉
(キタキタキターこの問題に出る実験はおじいさんと中1のときにやったし、殺せんせーに原子、分子記号はイオン式の応用編までやった、運動の法則は私の得意なところだ。)
20分前には終わり、確認をしていると
(この問題はこれでいいんだよね・・・あれこっちだっけ?)
この選択がヤマメの結果を変えた。
〈社会〉
(えーとトルコ共和国建国の父はケルマで、第一次世界対戦で終戦時の参謀総長はヒンデンブルクで次長はグレーナーだったな。後は時事問題か・・・よしできた。)
歴史はビクトリア時代からワイマールドイツの成立まで、地理は世界の産業の割合とGNIの関係からわかる世界の人口増加の関係だった。
〈国語〉
(・・・えー。漢字も読解文も、偏りありすぎるでしょ。この物語してたら65点も取れちゃうじゃん。古文の問題が3問しか出てないし・・・なんか拍子抜けだな。おっと危ないな、トラップ仕掛けてあるし・・・)
〈数学〉
(普通に解けた。英語よりは難しくなかったけどひっかけに悪意を感じる・・・作った先生は性格が悪いな~。あれ?そういえば、殺せんせーは問題を作らなかったのかな?あ、3学期のテストか・・・)
〔3日後〕
「では発表します。先ずは英語から・・・」
いよいよテストが返ってくる。
運命の瞬間だ。