【ディアモント共和国 政府】〔2年後 転移まで残り146年〕
私はビーム兵器の量産とアクト・ザクの量産、一時的に軍用資金をインフラに充てるなど仕事をしていると立体型テレビで面白いことが報道されていた。
『火星の緑化に成功し、アメリカ、中国、インドの3ヵ国は火星の保護国となり、火星に保護国マースが誕生しました。初代総督にはクルト・ゲーデル氏が就き、副総督には18歳という若さのネギ・スプリングフィールド氏が就きました。こちらが副総督の就任演説です。』
『皆さん、私達は枢軸という悪に故郷を奪われました!!さらに、私の妻である彼女達も日本をミレニアムという悪に奪われました!!・・・正義の名の元に鉄槌を下さなければならないのです!!私はアメリカ、中国、インド・・・連合と協力し続けることを誓いましょう!!火星を発展させることを誓いましょう!!』
『以上です。枢軸の火星専門家・・・』
ブチ
私はテレビを切り息を吐いた。
(いつか戦争になるな・・・今はモビルスーツのコロニー建設用重機としての扱いだけど・・・宇宙空母の建造、それを建造するための施設・・・準備を始めるかな。・・・となると味方を作ろうかな。)
私はスペースコロニー量産計画と書かれた資料を机から引っ張り出し、許可の印を押すのだった。
〔転移まで残り145年〕
木星の衛星にディアモント共和国のコロニーが設置された。
内部人口は10万人と小規模だったが、後に大量の軍需生産用コロニーと核融合発電を建設前線基地としての役割を果たすこととなる。
この頃になるとディアモント共和国の人口は8000万人を超えたが、ヤマメは更なる人口増加計画を発令した。
理由としてはミレニアムの約21万人は頭脳的な位置に存在するのだが、それをいかすための手足があまりにも不足していたのだ。
昔は
「は?仙人だから結婚するわけないじゃん。ヤマメ頭いった?」
と言っていた千雨も
「今・・・三つ子が産まれたんだが・・・。」
というような感じになっていた。
就職先は有り余っている。
コロニー建設、宇宙挺建設、コロニー内のインフラ整備、日用品の製造、販売、下級公務員の不足等々ディアモント共和国は開発特需で好景気となり、地球の枢軸はその影響で好景気だった。
儲かっていれば反対に不利益となった場所がある。
中国と統一された韓国だ。
中国は技術的に火星の投資が上手くいかず、枢軸は仮想敵国となり、その膨大な国民を食べさせることがきつくなってきたのだ。
韓国は北の統一によるコダゴタで宇宙開発競争に乗り遅れ、経済が壊滅した。
中国に乗っ取られるのも時間の問題となってきたのだ。