【ディアモント共和国 政府】〔転移まで残り116年〕
私がL、ウォルターと話し合っているときだった。
『侵入者だ!!A区画にいきなり侵入!!迎撃を開始せよ!!』
とアナウンスの次の瞬間
ドゴン
「木製の扉とは不用心ですね・・・ヤマメさん。」
「・・・ネギか。エヴァと魔理沙が転移阻害魔法をかけてたんだけどな~。強引に破るか・・・。」
ネギの息子3人、明日菜、刹那の6人が乗り込んできた。
(私を倒すにはこれだけで充分か・・・いや、他のエリアにも生き残り達がいるかもね。・・・自爆テロの一種か。)
「自爆テロかネギ君・・・みすぼらしいね。」
「僕の人生をめちゃくちゃにしておいて何がみすぼらしいだ!!」
「・・・責任転換だね。まぁ運がなかったと思いなよ。」
「ヤマメ・・・あんたネギがどれだけ苦労したかわか・・・」
バーン
「・・・たぶん殺っちゃいましたね。」
「Lご苦労。・・・まぁもう詰みだ、来世ではいいことがあるといいね。」
「な!?」
ネギは周りを見渡すと首が無くなった息子と刹那が立っていた。
血が出ないように皮膚がなぜかくっついていたが・・・。
「止血用細胞活性剤・・・私が作り出した医療用ウイルスだね。・・・君は私がいつ彼らを殺ったか気がついたかな?・・・チェックメイト。」
パチン
私が指をならすとネギの体はバラバラに切り裂かれた。
ネギの後ろには糸を操っているウォルターの姿があった。
『全区画で侵入者の殺害が完了、通常業務に戻るよう。繰り返す、通常業務に戻るよう。』
執務室以外でも侵入者の排除が完了したのだろう。
「頭は国連に届けろ。他の侵入者もだ。・・・体は解析が終わり次第病気の子や五体満足でない患者に移植しろ。」
私は動かなくなった彼らが回収されるまで見続けるのだった。
こうしてネギ一族は1人の少女を残して滅ぼされた。
最盛期は約147人の家族は歴史の中で殺戮者として呼ばれることとなる。
ディアモント共和国に侵入できたのは38人、執務室6名、議会20名、ミレニアム司令部12名だったようだ。
歴史にはここまでを火星独立戦争と呼んだ。
〔転移まで残り115年〕
生き残っていた少女が女の子を産んで15歳という短い生涯を終えた。
生まれた女の子は生後25日後に近くにあった紙にペンでこう書かれていた
《私の負けネ。》
と・・・。
女の子はその後一時昏睡状態になったが元気になりすくすくと成長するのだった。
私は女の子の健全な成長を願い、偽の家系図を作り、ホムラに引き取ってもらうのだった。