【地霊殿】
「・・・憑依しているのが誰かわからなかったけど・・・そこまでの人物じゃなかったのかな?」
私は口から黒い液体を垂れ流す彼女らを放置し、地上に戻ることにした。
【地上】〔1時間後〕
旧都でパルスィやキスメを捜したがいなく、勇儀の家に行った時彼女の日記を発見した。
最初は誰々と酒を飲んだ・・・誰々と殴りあった・・・とかだったが、ある日を境に内容が濃くなる。
《・○○の日
ヤマメがいなくなって数日が過ぎた。私も手下の鬼達に捜させたが見つからず・・・見つけたら酒で溺れさせる。
・○×の日
パルスィとキスメも居なくなった。何かの異変か?萃香に紅白の巫女が動いたか聞いてみることにしよう。
・××の日
紅白の巫女の様子がおかしい。紅白の巫女はだるそうにするものの挨拶とお茶をしっかり出してくれるが・・・なにも喋らないのは始めてだ。萃香は華仙の所らしい。・・・久しぶりに顔を出すか。
・×仝の日
華仙と萃香は出来上がっててろれつが回ってない。
2人がここまで泥酔するのはいつぶりだろう。
何か・・・何かが起こっているのでは?
・仝々の日
急に胸が苦しくなり頭が割れるような激痛に襲われた。私は咄嗟に家にあった水瓶を自分に叩きつけた。本能で体に何かが取り憑いてきたようだ。
・仝○
どうやら昨日の行為は正解だったようだ。私の中から黒い液体が滲み出てきた。すると、家のドアにスキマが開いた。・・・妖怪の賢者だ。・・・無事なのは全て天界に送ったと言っていたが私はよくわからない。・・・せっかくなのでこの日記を友達の誰かが来たときのために置いておくことにする。》
(勇儀・・・役にたったよ。)
私の次の目的地は博麗神社に決めた。
【博麗神社】〔数分後〕
行ってみたものの・・・誰もいなかった。
「・・・気配もないな。ハズレか。・・・となると人里に行ってみようかな。」
私は後々にこの場所に戻ることになるのだが・・・今は知らない。
【人里跡地】
そこは地獄だった。
白骨化した死体が散乱し、家は燃えていた。
幻想郷の原則であった人と妖怪の均衡が完全に破綻したことを表し、妖怪の賢者が言った崩壊の本当の意味を知るのだった。
「・・・これは・・・1から作り直す方が楽かもしれないな~。」
そう思うヤマメだった。
【魔法の森】〔数時間後〕
色々歩き回った結果・・・この森から多数の気配を感じた。
(・・・結構な人数がいるな・・・ただ人ではない。なんだろう?・・・暗殺教室のみんな・・・いや、違う。彼らは狂気を持たなかった。・・・誰だ?)
私は森の奥に進んだ。