黒谷ヤマメの異世界旅行   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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カルマ君1

〔数日後〕

 

「キター!!」

 

「なにやってるんすか?」

 

「野球賭博。」

 

「アウトっす!!」

 

「冗談冗談・・・実際は安く買った畑が高速道路建設で倍に・・・。」

 

「うわ・・・悪い大人の顔してるっすよ。」

 

「この金で新しいマンション買っちゃおうかな。」

 

「まだ稼ぐんすか!?」

 

「足りないよ。これから色々とお金がかかるしさ。」

 

「そうなんすか・・・。」

 

「ヘリをちょっと買って楽に移動したいじゃん。」

 

「感心した私が間違ってたっす。」

小テストで98点をとったモモにラーメンをおごっていた。

 

「あれ?明日からカルマ君が停学処分から帰ってくるんすよね。」

 

「そうだよ。・・・私も気を付けないといけないな。」

 

「何でっすか?」

 

「明日になればわかるよ。」

 

〔翌日〕

 

「晴れた午後の運動場に響く生徒達のかけ声・・・平和ですねぇ。」

 

「本当にね~。」

 

「生徒の武器がなければですが。」

 

「ははは。」

 

「八方向からナイフを正しく振れるように!!どんな状態でも体勢を崩さない!!」

午後一番の授業は体育・・・私と殺せんせーは暇なので砂場に即席で作った将棋盤で将棋をしていた。

 

「両取りですねヌフフ。」

 

「あ、王手。」

 

「ヌニャ!?」

 

「ヘイヘイ詰み詰み。」

 

「待った、すみません一手一手だけでいいんで。」

 

「嫌だ~。」

 

バチン

殺せんせーは燃え尽きた。

 

「烏間先生こんな訓練意味あるンすか?しかも当の殺せんせーのいる前でさ。」

 

「・・・勉強でも暗殺でも同じことだ。・・・基礎をつけることは役立つ。・・・前原君、磯貝君そのナイフを俺に当ててみろ。」

戸惑いながらも対先生用ナイフで斬りつける2人に烏間先生は素早い動きでいなし、足払いで倒した。

 

「俺でこれだ。ターゲットには当たらないだろう。・・・もっとも」

烏間先生は殺せんせーに泣きつかれている私に向かってナイフを投げつけた。

 

パシ

 

「見るまでもない。」

私はナイフを後ろ向きのままキャッチした。

 

「烏間元二等陸尉・・・腕が落ちたのではないかね?・・・何てね。」

 

「人間でこれだ、化け物に当たるはずがないだろ。まずは基礎作りだ。」

また授業は再開する。

 

「ヌフフ・・・本当に面白い人ですね。」

 

「残念だけど約束だから言わないよ。私がなんなのかは。」

 

「まだまだ顔があるのですか。本当に底が見えませんね。」

 

「ふふ・・・ん?あぁ来たよ。あの子が。」

 

「カルマ君ですか?」

 

「そうそう。」

 

「では挨拶に行きましょうか。」

 

「わ・・・あれが例の殺せんせー?すっげほんとにタコみたいだ。」

ここをどうするか、クローンは考える。

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