〔数日後〕
「キター!!」
「なにやってるんすか?」
「野球賭博。」
「アウトっす!!」
「冗談冗談・・・実際は安く買った畑が高速道路建設で倍に・・・。」
「うわ・・・悪い大人の顔してるっすよ。」
「この金で新しいマンション買っちゃおうかな。」
「まだ稼ぐんすか!?」
「足りないよ。これから色々とお金がかかるしさ。」
「そうなんすか・・・。」
「ヘリをちょっと買って楽に移動したいじゃん。」
「感心した私が間違ってたっす。」
小テストで98点をとったモモにラーメンをおごっていた。
「あれ?明日からカルマ君が停学処分から帰ってくるんすよね。」
「そうだよ。・・・私も気を付けないといけないな。」
「何でっすか?」
「明日になればわかるよ。」
〔翌日〕
「晴れた午後の運動場に響く生徒達のかけ声・・・平和ですねぇ。」
「本当にね~。」
「生徒の武器がなければですが。」
「ははは。」
「八方向からナイフを正しく振れるように!!どんな状態でも体勢を崩さない!!」
午後一番の授業は体育・・・私と殺せんせーは暇なので砂場に即席で作った将棋盤で将棋をしていた。
「両取りですねヌフフ。」
「あ、王手。」
「ヌニャ!?」
「ヘイヘイ詰み詰み。」
「待った、すみません一手一手だけでいいんで。」
「嫌だ~。」
バチン
殺せんせーは燃え尽きた。
「烏間先生こんな訓練意味あるンすか?しかも当の殺せんせーのいる前でさ。」
「・・・勉強でも暗殺でも同じことだ。・・・基礎をつけることは役立つ。・・・前原君、磯貝君そのナイフを俺に当ててみろ。」
戸惑いながらも対先生用ナイフで斬りつける2人に烏間先生は素早い動きでいなし、足払いで倒した。
「俺でこれだ。ターゲットには当たらないだろう。・・・もっとも」
烏間先生は殺せんせーに泣きつかれている私に向かってナイフを投げつけた。
パシ
「見るまでもない。」
私はナイフを後ろ向きのままキャッチした。
「烏間元二等陸尉・・・腕が落ちたのではないかね?・・・何てね。」
「人間でこれだ、化け物に当たるはずがないだろ。まずは基礎作りだ。」
また授業は再開する。
「ヌフフ・・・本当に面白い人ですね。」
「残念だけど約束だから言わないよ。私がなんなのかは。」
「まだまだ顔があるのですか。本当に底が見えませんね。」
「ふふ・・・ん?あぁ来たよ。あの子が。」
「カルマ君ですか?」
「そうそう。」
「では挨拶に行きましょうか。」
「わ・・・あれが例の殺せんせー?すっげほんとにタコみたいだ。」
ここをどうするか、クローンは考える。