【アパートの一室】〔4月30日夜〕
「いやー、電子機器を使って私を探す姿は滑稽っすね。」
グビグヒ
「まぁ悲しい気持ちはわかるけどさ・・・体は中学生だからね。あぁまた缶ビール開けちゃって・・・ノンアルコールじゃないんだから。」
「ひっく、まぁ悲しいっすよ。私を見つけた時がポ◯モンGoでポケモン見つけたみたいで・・・。」
「ご愁傷様。」
「そういえば先生は神様っすよね?神様にも学生だった頃あるんすか?というかどうやって神様になったっすか?」
「あ、ちょっと待って、本体に聞いてからにするね。」
『まぁ大丈夫だよ。ただ、神様になる方法はいっちゃダメだよ~。』
「学生だった時はここ出身だからね。」
「え!?そうなんすか!!神様の過去って身近っすね。」
「私が学生だった時はモモよりは存在感があったけど、似たような感じだったな~。まぁどうしてかわからないけど烏間先生のいた第一空挺団に女ながらにぶちこまれて・・・死んだね。あれは地獄だった。」
「・・・大変だったんすね。・・・私にはしないっすよね?」
「・・・。」
「何で目をそらすっすか!!」
どんちゃん騒ぎは終息していく。
【学校】〔翌日〕
朝クラスに行くとカメラを持った生徒達がいた。
私は自分のスマホを確認する。
《あ、頭痛いっす。休みます。》
(だからあれほど酒を飲むなと言ったのに。)
「何してるんだ?」
「あ、ヤマメ先生おはようございます。」
「おはよう木村君。」
「東横さんを探してて。」
「今日は体調不良で休みだぞ。」
「・・・え。」
「うわ、だっせー。」
「うるせーカルマ!!」
いつも通りのクラスだが、この日新しい先生が来るのを私は知っていた。
「イリーナ・イェラビッチと申します、皆さんよろしく!!」
(職員室に寄らないで直行かい!!)
心の中でビッチ先生に突っ込みを入れる。
烏間先生は別のこと(ビッチ先生関連だと思う)でため息を吐いているのでなにかあるのだろう。
(まぁビッチ先生も中盤から後半は残念だけど最初はできる女だったからなー。)
そんなこんなで昼休み
「まさか色仕掛けが通じるとは思わなかったわ。」
「・・・ああ、俺も予想外だ。」
「私には反応しなかったな~。」
「素材が良いんだから磨きなさい。」
『言われてやんの。』
(うるさいなー。・・・って思ったけど私スーツ7割り軍服2割り残りパジャマだからなー。本体も。)
『一旦切るね。』
(逃げたよ。)
「まぁ頑張るわ~。」
「って言ってもあんた、ターゲットが殺されたら務所行きでしょ。残念ね。」
「まぁ頑張れ~。」