【京都】〔数日後の休日〕
クラスではギスギスした空気が払拭されず、私は修学旅行の下見と言って5日間の京都旅行に来ていた。
「古都か。やっぱり日本はこの姿が良いよ。」
八ツ橋を食べながら呟く。
「八ツ橋本店で買った方がやっぱり数百円安いね。・・・まぁ自分達で作ったらこんな値段にならないけど・・・。」
約5000円を八ツ橋で溶かし、その近くにあった喫茶店で抹茶プリンを食べてさらに2000円を溶かした。
「さて、真面目に仕事しますかね。」
3年E組が泊まる旅館の受付で椚ヶ丘中と伝え、大部屋と食事を見せてもらった。
「食事が少し量があると嬉しいですね。食べ盛りなので・・・。」
「しかし予算が・・・。」
『私が行った時も食事はこれぐらいだったから足りなかった記憶があるね~。』
(みんな何を食べてたっけ?)
『え~と・・・天ぷらと焼き魚、汁物、白米が1日目、2日目が冷やしうどんと汁物、漬け物で、3日目は山菜を使った天ぷらと申し訳程度のしゃぶしゃぶ(1人肉4枚)だったね。』
(ちょっと色を付けるかな。)
「すみません女将さん。どれぐらいあれば会席メニューに出来ますかね。」
「1人あたり・・・1万プラスできれば・・・。」
「とりあえず70万渡すので子供達に良い思い出をお願いします。」
私は小切手を渡した。
「・・・わかりました。部屋も良いのを用意しますのでお待ちしております。」
「お願いしますね。」
綺麗な夕焼けが見える和洋の合わさったテレビ、トイレつきの大部屋を借りることに成功し、料理も茶碗蒸しや酢もの、デザート、焼き肉などが追加された。
「では数週間後よろしくお願いしますね。」
「またのお越しを。」
【京都競馬場】
減ったお金は取り戻す。
「2-8こいこい!!22倍の10万賭けたんだ!!勝ってくれ!!」
1戦目負け。
「7きたきたきた!!おっしゃあ!!38万ゲット!!」
単騎に賭けたヤマメは買って38万をゲット。
「・・・うっしゃぁぁぁあ!!万馬券キタ!!1-11-7の102倍!!10万賭けたから1020万だ!!」
そのお金で取引先が倒産して鉄屑同然になった外車を持って借金を背負った会社から安値で外車を10台買って椚ヶ丘に帰宅した。
【自宅】
「買ったのは良いけど置く場所無いや・・・どうしよっかな~ん~。」
『徐々に自我ができてきたね。まさかギャンブルにはまるとは思わなかったけどね~。』
(内政廃人に言われたくは無いんだけどな~。)
『・・・むぅ。』
お怒り気味のヤマメ本体だった。