〔次の日の夕方〕
皆の体調も良くなり、私達は海岸にできたブロックを眺めていた。
ブロックの中に殺せんせーが入っていたが、完全防御形態が解けるとブロックを破壊していつもの姿の先生が私達の後ろに立っていた。
「おはようございます殺せんせー。やっぱり触手がなくちゃね。」
渚君が殺せんせーに言うと
「おはようございます。では旅行の続きを楽しみましょうか。」
(あれ?今夜だからもうホテルに行って最終日の午前中に何かをすると思ったけど・・・)
「ヌフフ夜だからいいんですよ。真夏の夜にやることはひとつですよね。」
そういって先生はプラカードを出してきた。そこには肝試しと書いていた・・・
【海底洞窟】
300メートル先の出口まで男女ペアで抜けることになり、私は木村君とペアになった。
あまり話したことがなかったのでちょうどよかった。
(まぁ、私自身が妖怪だからな~。この世界だから見えて無いけど地底だと普通にいたからな~。)
そんなことを考えていると横で震えている木村君がいた。
「黒谷は大丈夫なの?俺こういうの苦手で・・・」
「まぁ、大丈夫かな?」
話しかけて木村君の恐怖を紛らわしていると
「・・・刑務所のなかで不思議な死にかたをする囚人が増えた・・・皆が心臓麻痺でなくなる・・・気がおかしくなったやつから死んでいく・・・」
といって苦しんでいるよう骸骨が周りに散らばっていた。木村君の顔は青色を通り越して真っ白になっていた。
幽霊役の殺せんせーは気がついていないようで話を続けている。
木村君が本当にヤバそうなのでそのまま引っ張って外に出た・・・
そのあと殺せんせーが半べそかいて出てきた。何でもつり橋効果でカップルを作っていじりたかったらしく頑張ったが空回りしたようだ。
(私と木村君の話だけど、アニメで観たことかあるような・・・)
そう思うヤマメだった。
「結局誰もいないじゃない。」
「だからくっつくだけ無駄だと言ったろ。」
何だかんだいい感じのビッチ先生と烏間先生が洞窟から出てくるのを見た私達は
(((くっつけちゃいますか。)))
皆ゲスだった。
そうと決まれば皆の行動は早かった。
まず、ビッチ先生に烏間先生の思いが本当かを確認した。
結果はビンゴ。
次に、烏間先生の好きなタイプを皆で考えていると矢田さんかテレビを指差して
「あ、前にこの女性をほめてたよ。」
と言ったので皆がテレビを見ると
「~安心、A〇SOK」
と流れていた。
(((タイプじゃねー絶対に違うことを考えてるよ)))
結局わからなかったので夕食を一緒に食べさせることになり、準備した。
【夕食】
いい雰囲気の中でビッチ先生と烏間先生が食事をしていた。ときどきみせるビッチ先生の笑顔に男性陣の顔が赤くなっていた。
そのあと、ビッチ先生が烏間先生のナプキンに間接キスをして、私達のところに戻ってきた。
妖怪の私にはキスの良さがよくわからないが、皆がブーイングをしていたのでダメなのかな?と思うヤマメだった。
結構アウトかな?
最後のは凄く後の伏線です。