黒谷ヤマメの異世界旅行   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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期間限定冬季レンジャー訓練

【新潟県三国山脈】〔3日後〕

昨日習志野駐屯地に行ったと思ったら東條さんと松下さんにトラックに詰め込まれた。

下ろされてみたら三国山脈近くの自衛隊基地の中にいた。

空挺団内の第一普通科中隊にそのままお世話になることとなったのが12時間前で、今スキー訓練を受けていた。

 

(やったこともないド素人にスキーで山岳疾走とかやらせるなよ・・・)

約3キロメートルもの距離をスキーで下るのを繰り返し、降雪地帯にて高速で部隊展開をするために必須らしい。

ある程度慣れると10キロの重りを背負わされた。

それから約2時間後の20:00に解放され基地にて食事をとるのだった。

 

〔2日目〕

現在私は30キロの無反動砲を背負ってスキーをしていた。

指定された場所に移動すると背負っていていた無反動砲を構え目標物に発射し、また移動の一撃離脱部隊展開術の訓練をおこなった。

昼食はそのまま山岳で戦闘糧食(缶詰め)を食べて午後は空挺から雪の上に降り、そこからの部隊展開をおこなった。

私はさすがに無反動砲を背負って降りるのは危ないとのことで小銃だけだったが、他の隊員は無反動砲だけでなく食料を模様した重りも持って降下していた。

 

〔7日目〕

今私は中隊内の1小隊と洞窟内で野営訓練をおこなった。

隊員に暴行されるようなことはなかったが、精神的には落ち着いていた。

洞窟は元々私が住んでいたところに似ていたことと、妖怪のため寒さに強かったことも落ち着いている原因だとおもわれた。

 

【家】〔8日目夜〕

訓練を終えて帰宅し、訓練中に年が明けてしまったので正月の特番の録画を観ていた。

 

(殺せんせーに電話をかけてみないとな~。スキャンしないといけないし。)

辛い訓練後だというのに今後のことで頭を悩ますヤマメだった。

 

〔次の日〕

電話をかけてみると殺せんせーは暇だったらしくすぐに来てくれるそうだ。

 

「皆さんが暗殺してくれないとこんなにもつまらないものなのですね。」

 

「・・・私も含めて色々悩んでいるのだと思いますよ。殺せんせー、今日読んだのはスキャナーを作ったのでそれの性能チェックをお願いしたいのですがよろしいですか?」

 

「ヌフフ、いいですよ。しかしヤマメさん機械にも興味があったのですね。」

 

「えぇまぁ。」

そのままスキャナーを殺せんせーに被ってもらった。

頭が大きかったので洋梨のような顔になってもらいスキャンを開始した。

結果は成功。

これを元にアンドロイドとして機械内部に保存し電子殺せんせーを私は作成した。

 

「ヌフフ、ヤマメさんあなたも色々考えての苦肉の策だと思いますが先ずは本体をなんとかしないと。本体が生存できるのなら私は消してくださいね。」

そう電子殺せんせーは言うのだった。

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