【学校】〔始業式の日〕
(うわ、皆悩んだんだな~。それでも答えがでなくてどうしようもないってかんじかな~。)
「・・・1番目に愚かな殺し方は感情や欲望で殺すこと。そして次に愚かなのは、自分の気持ちを殺しながら相手を殺すことよ。散々悩みなさいガキども。」
ビッチ先生がそう言った。
数人がそれで決心したのか顔を上げた。
渚君は行動に移し、放課後に皆で集まろうと言うのだった。
【放課後】〔裏山〕
「殺せんせーの命を助ける方法を探したいんだ。」
(やっぱり根は優しいんだな~渚君は・・・。電子殺せんせーを作ったのも私なりに殺せんせーを残すためだからなんとも言えないけど・・・。)
渚君の言葉に多数の人が賛成した。
理由は恩返しがしたい。
殺せんせーともっと長くいたいと色々だった。
しかし少数はその恩返しが暗殺なのではと言った。
暗殺者とターゲットが私達の絆であり、それが殺せんせーも望んでいることだと反論した。
私も迷った。
(どっちの意見も正論だ。でも少数派の方が理にかなっているし、このまま話し合っていても他の暗殺者や国々が動き出してしまうかもしれない・・・。それなら私達が暗殺した方が良いんじゃないかな~。)
私は一時凍結しようと考えたある計画を移す決心をするのだった。
私は一応中立になり両方の意見をもっと詳しく知りたいという立場になった。
このままだとクラスが真っ二つに割れる可能性が高いからだ。
【職員室】
私はその計画にかかる費用を計算し烏間先生に意見を聞いた。
「・・・わかった予算は防衛省から出そう。しかしヤマメさんが1番目に行動に移すとは思わなかった。」
「私もです。でも・・・なにもしない傍観者に私はなりたくないのです。」
「・・・数人から聞いたよ。君だけが中立だと・・・それで良いのか?」
「・・・覚悟の上です。」
中立の立場をとりながら真っ先に暗殺に向けて準備をするヤマメだった。
【学校】〔次の日〕
(まさかこう来るとは・・・。)
殺せんせーがこのままではいけないと言い出し、クラスで討論会を開催した。
公平に進めるために烏間先生が司会をし、殺せんせーは傍観席で客の格好をしてガヤのまねをしていてうるさかったので先生が持っていた手錠をつけておとなしくさせた。
左側に渚君達の多数派が、右側に寺坂君や中村さん、カルマ君達少数派が、真ん中に私がそれぞれ座った。
最初に話したのは少数派だった。
「昨日も言ったとうり私は暗殺することが殺せんせーへの恩返しだと思う・・・。」
これに多数派は
「命が合っての恩返しなんじゃないの?」
と意見がぶつかり合った。
座席
・ 司会
・ ・
・ ・
・ ・
・ ・
・・・
―――
傍観席