黒谷ヤマメの異世界旅行   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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防衛大学 3

柳田を倒したことで私達は表で悪口を言われることはなくなった。

それよりも同情の目の方が私には多かった。

なぜなら、教官から重りを倍にされたりするからだった。

一時いじめではと思った男性が教官に直接聞いたところ、上司の指示だと答えられたらしい。

 

(上司って・・・もっと具体的に知りたいのに。)

噂を聞いてヤマメはそう思うのだった。

 

〔別の日〕

航空宇宙工学といっても私と陽菜乃は陸上要員希望のため航空要員とは別の訓練を受ける。

 

『閑話』

航空宇宙工学科では降下のシュミレーション訓練をするため、これをおこなってないと普通の人は実際の降下訓練で辛い思いをするからだ。

私は特にそういうのはないが、感覚を馴染ませるために必要だと思い専行していた。

陽菜乃さんはわからないが・・・

『閑話休題』

 

現在私達は部隊指揮基礎を学習していた。

 

(今思うと磯貝やカルマ、浅野はすごかったんだな~。どちらも基本的な部隊指揮を自然におこなってたと思うと・・・。)

そう思いながら勉強していると

 

「ヤマメちゃんは部隊を運用するときに注意することある?」

 

「ん?えーと情報伝達速度と部隊展開速度かな~。中学の模擬サバイバルゲーム覚えてる?あのときにカルマ君の無線で私達が苦戦したからと、第一空挺団にお世話になったときに部隊展開の訓練を散々やったからそれが大切だと思うよ。陽菜乃は?」

 

「私は配置かな?部隊員でも近距離に強い人もいれば長距離からの援護射撃が得意な人もいるじゃん。その人達の連係を生かすことのできる配置だと思うな~。」

 

(陽菜乃は待ち伏せや、歩兵による遮蔽物が少ない場所での攻撃が得意そうだな~。私は機動戦が大切だと思ってるからな~。)

その後も部隊指揮の学習は続くのだった。

 

〔長期休暇〕

久しぶりになにもない長期休暇をもらえた。

私はおじいさんのお墓参りに行くことにした。

 

【栗ヶ丘近くの墓地】

お墓参りに行くと殺せんせーがいた。

 

「殺せんせーお久しぶりです。なぜここに?」

 

「おや、ヤマメさんですか。いや~雪村さんのお墓参りにと・・・。」

 

「カエデには言ったのですか?」

 

「カエデさんには言ってません。この後にフランスで医療の講義があるので。」

 

「そっか。頑張ってね殺せんせー。」

 

「ヤマメさんも色々大変だと思いますが頑張ってください。」

そう言って飛んでいった。

懐かしいと思えてしまうのがなんだか辛いと思うヤマメだった。

 

(おじいさん私は元気にやってますよ。)

と手を合わせて家に帰るのだった。




カエデは茅野さんです。
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