【家】〔イトナの見舞いに行ってから数ヶ月後〕
イトナが言っていたゲームが完成し、ベータテストを開始したようだ。
なぜ私がこの話をしているかと言うと電話相手がベータテストの権利を得たと舞い上がっていたからだ。
「ヤバイ面白すぎて睡眠時間がほとんど消えた。」
と伊丹は言っており、訓練に支障が出るほどだった。
「こっちはそのゲームを軍事に転用できないかの会議で睡眠時間が削られてるのに・・・のんきでいいな。」
「今度ヤマメも時間ができたら来いよ。やらせてやるから。」
「そのときはよろしく。」
と電話を切った。
私はお偉いさんにこのゲームの有効性を説明するため律や電子殺せんせーとイトナから送ってもらったカタログをもとに相談して、レポートを書くのだった。
〔1ヶ月後の夜〕
ベータテストの期間も終わったようで伊丹は健康的な生活にもどったようだ。
しかし、睡眠不足の理由を上司に知られたらしく、冬季レンジャー訓練に強制参加させられたらしい。
今もニセコ辺りでがんばっている。
私はニュースを見ながら発売時の様子を見ていた。
キャスターが
「現場では人で溢れています。」
\ものを売るってレベルじゃねーぞ/
\割り込みだー!!/
\3日も並んだんだ!!買えるまで並ぶぞ!/
「と罵声や悲鳴が飛んでおります。過去にも出荷不足でこのようなことがありましたがそんな比ではありません。1つのゲームに7人ほとが取り囲んでその場でオークションを始める始末です。」
(これは酷いな・・・人間の欲がそのまま映し出されたよ。)
とテレビを見ながら思うヤマメだった。
〔3時間後〕
携帯に電話がかかってきた、松下団長からだ
「幹部は全員召集だ。大規模化なネットテロだ。君が軍事に運用しようとしていた次世代ゲーム機の開発者の茅場晶彦が主犯だ。対策の会議を行うので1時間以内にカタログを持って防衛省に来い。」
と言われて召集がかかった。
私は慌てて防衛省に行った。
移動中に携帯にあることを伝えその人は許可をだした。
そこでは約100人ほどが集まっており、アーガスの関係者が現状を報告しているところだった。
私にも対策を求められた。
「既に死人が出てる時点で現状報告をしている場ではありません。私に解決案があります。律画面にお願い。」
と私が言うとプロジェクターに
「はい。わかりました。私は10年前にS氏に開発された自律思考固定砲台です。私がソードアート・オンラインのサーバーに侵入し内部の現状を報告しつつ、死亡の原因である各自のナーヴギアを解除します。これでこれ以上の死亡を防ぎます。」
会場はざわついた後防衛大臣が
「律君を秘蔵していたことには目をつぶる。現状で約500人もの死者が出ている。これ以上死人を出すな!!」
との号令で私の解決案が始動した瞬間だった。
SAO発売が10/31ですが、11/20にこの物語では発売されました。
イトナが倒れたことで研究チームを抜け、その混乱で発売が遅れたと思ってください。