ガンダム ビルドアイドルズ 作:kkuu
事務所に戻ってきた俺だが、さてどうしたものかなどと伸びをしていると後ろから声をかけられる
「あの〜、プロデューサーさん?」
この声は...ママ...じゃなくてあずささんか
「はい、どうしました?あずささん」
彼女は三浦あずさ、一言で表すなら母性の塊で、なによりもその...デカいのだ、どたぷーん、なのだ
「私達のチームも機体が決まったのでプロデューサーさんに見てもらおうかな〜と思ったんです〜」
「そうなんですか?じゃあ見せてもらいましょう、あずささん達のガンプラ選びのセンスとやらを」
「もう、プロデューサーさんたらもうガンダムネタですか〜?」
「おっとつい...というかあずささんガンダムわかるんですか?」
これは意外だ。てっきり知らないかと
「はい〜、まあ知ってると言ってもほんとにわずかな知識ですけどもね〜」
「そうだったんですか、意外です」
さて、あずささんと組むのは貴音と千早だったっけな。特に貴音はどんな機体を選ぶか楽しみだ。なんてったって貴音は片仮名に馴染みがないからな!
「さて、誰の機体から評価してやろうか?」
あずささん、千早、貴音の三人の前で腰に手を当て仁王立ちをしながらふざけてみる
「ではプロデューサー、私からお願いします」
青い髪の少女、如月千早がまっさきに俺に声をかけてくれた。いや、ふざけたのが通じなかっただけなのか?
「ほう、千早はHi-νガンダムか」
「はい、最初はフリーダムガンダムやストライクフリーダムガンダムと迷ったのですがHi-νガンダムの方が私のイメージとしてぴったり当てはまったので」
「ん?イメージ?」
「はい、その...青い鳥...を...」
「なるほどな、愛着も湧きやすいだろうし、いい選択だと思うぞ」
「貴方様、次は私の機体を」
「おう、貴音か」
「私はこの、すさのおというがんぷらを使いたいと思いました」
「スサノオか、なんとなく予想はついているが、どうしてスサノオなんだ?」
「この武士のような容姿が気に入ったのでございます」
「でしょうね」
しかし貴音がスサノオか、これはまたなんとも面妖な...
「それじゃ、今度は私の番ですね〜」
さて、あずささんは何を一体選んだのやら
「私のガンプラは...これです〜」
「!!」
なんという事だ...まさかあずささんがこの機体を選んでくれるとは...
「読み方がわからないんですけれども...なんて読むんでしょう?」
「この機体はイクスェス...イクスェスガンダムです...」
「あの〜、プロデューサー...さん...?」
「あずささん!やはりあなたは最高です!」
「は、はい?」
「まさかEx-Sガンダム、俺が2番目に好きな機体をあずささんが使ってくれるなんて...こんなに嬉しい事は無い...!」
「落ち着いてくださいプロデューサー、あずささんが困ってますから」
「はっ!すみませんあずささん...良いと思います!というかその機体が良いです!最高です!」
「ぷ、プロデューサーがそこまで言うならきっとすごい機体なんでしょうね...頑張らないと...」
なんというか千早がだな...可哀想だな...などと考えていると
「プロデューサー、この後は何を?」
「ん?ああ、今日はひとまずこれで終わりかな。今日はもう上がってもらって構わないぞ?」
「わかりました、お先に失礼します」
「あら、千早ちゃん待って〜私も一緒に行くから〜、お疲れ様でした、プロデューサーさん」
「では、私も今日はこれで」
「おう、気をつけて帰れよ」
...このチームの組み合わせ、悪くないな