ガンダム ビルドアイドルズ 作:kkuu
7月21日
3日経ち、アイドル達の機体はすべて仕上がっていた
みんな初めて組んだとは思えないレベルの出来だが、中でも雪歩のはずば抜けて出来が良く、俺から見てもとても上手に見えた
「さて、みんな機体も完成したみたいだし動かしに行くか!」
そう、ガンプラを動かす。これが大事だ
たとえどれほど出来が良くても戦い方一つでどうにでもなるのがガンプラバトルの醍醐味なのだ
もちろん、出来の良い機体の方が性能は高いのだが
「ねーねー兄ちゃん、亜美達動かし方なんて知らないよ?」
「だからそれを教えるために今からある場所に行くのさ」
「ある場所?」
「ああ、俺がガキの頃に知り合ったとんでもない奴の所さ」
さて、訪問する事は伝えているが、こいつらを見たらあいつはなんて顔をするもんかね...
「よう!前に言ったとおり遊びに来たぞ!」
目的地についた俺は真っ先に車を降り大きな施設へと入っていく
「やあ、久しぶ...」
暫しの無言
「い、一体なんなんだこの娘達は!?」
「あれ、今アイドルのプロデューサーしてるって言ってなかったっけ。俺の担当してるアイドル達だ」
「だから何故彼女達がここに...」
「おーいおい、アーリージーニアスともあろうお方がこんな簡単な事わからない訳ないだろう...」
「わからない訳では無い...考えたくないだけだ...」
「だーいせーいかーい!そーゆー事だから施設を借りに来たって訳だ!」
春香たちは完全に会話について来れてないな
「っと、紹介しよう!このお方はなんと第7回ガンプラバトル選手権アメリカ代表として決勝トーナメントに進んだ天才、ニルス・ニールセンことヤジマ・ニールセン様だ!」
「あのー...プロデューサーさん...」
「どうした春香よ」
「長かったんでもう一度言ってもらえませんか...?」
「何度でも言って」
「僕から自己紹介させてもらいます!僕はヤジマ、ヤジマ・ニルスと言います。ここ、ニールセンラボにてヤジマ・エンジニアリングの技術主任を務めている者です」
無言
誰もが言葉を失い、何秒たったのだろうか
数分かもしれないしほんの一瞬かもしれない
彼女達の反応は
「...」
無言であった
「あ、あれ?何か間違えたかな...」
「いんや?特におかしくは無かったと思うけど...たぶんあまりの事態に脳が追いついてないんだろ」
そう言って歩を進め
「んじゃ今日1日バトルシステム借りるんでよろしくな!」
「はぁ...わかりました...今日は特別にお貸しします...」
「さっすがニルス!おーいお前ら!早速ガンプラを」
「「「「「「「「えええぇぇぇぇぇ!!?? 」」」」」」」」
突如として叫び出したアイドル達
「な、なんだよお前ら今更...」
「だ...だってヤジマって....」
「バトルシステムやGPベースの...」
「と、とてもじゃないですけど普通に暮らしてたら出会うことの無い人じゃ...」
矢継ぎ早に俺に言葉を投げてくるアイドル達
「だーから言っただろ?とんでもないヤツの所だって!」
こう見えて俺も一時はガンプラバトルで王者を目指していたんだからな!
などとは口が裂けても今は言えないが
「そ、それでこれからどうするのよ?」
伊織が質問してくる
「バトルシステムを使ってガンプラを動かす練習をする!なに、感覚さえつかめばあとは簡単さ!ほら行くぞ!おーっ!」
「「「「「「「「「「「「おー...」」」」」」」」」」」」
「何してるんです?律子さんもやるんですから」
「え...えぇっ!?わ、私もですか!?」
「当たり前ですよ〜僕もレクチャーやるんですから」
こうして、アイドル達のガンプラバトル特訓は幕を開けたのだった