とある雷神のS級ヒーロー   作:フタチマル3号

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もう書くのが辛くなってきた。


隕石

トールはZ市のゴーストタウンのマンションでパソコンを開く。

ワクチンマンを倒した者を探すためだ。

おそらくそいつはヒーローであるとトールは予測していた。怪人ならばもう大きなニュースになっている。

 

ヒーロー協会のサイトを開く。

 

「お、S級一人増えてんじゃねーか」

 

どうやらジェノスというサイボーグらしい。

だがトールの目的はこいつではない、他のS級ヒーローだ。

パソコンを動かしS級のランキングを見る。

そしてヒーローの紹介でどんな戦い方をするのかを確認する。

 

「S級ヒーローでパワー系統の奴は…っと」

 

そして出てきたヒーローは数人人ほどいた。

 

「一番可能性が高いのはキングかな…」

 

順位的には一位のブラストが気になるが、やはり地上最強のキングの方に目に入ってしまう。

 

「よし!キングの家にでも行ってみるか」

 

とそこに電話がなる。怪人と言うのはタイミング悪く現れるらしい。

 

「もしもし」

「トールくんだね。至急ヒーロー協会へ来てくれ。Z市の危機だ」

 

忙しいのか、こちらが質問する前に電話を切られてしまった。

 

「なんだよ危機って?いっつも危機にさらされてんだろ、この世界」

 

最も、世界を破壊されたトールが言えたことではないが。

「まあ行ってみるか」

 

 

ヒーロー協会にきたトールだったがそこには誰もいなかった。職員さえも、

 

「んだよ、呼び出ししといて自分はいねーのかよ」

 

もう一人入って来た。見た目からして自分以外に呼ばれたヒーローだろう。

 

「ん?お前は確か…S級のジェノスだったか」

「S級15位の雷神トールか、協会に呼ばれて来たのだか…」

「俺もなんで呼ばれたのか知らねーよ。ただやばそうってことしかな」

 

屋内から老人が歩いてくる。

 

「ほう…君たちがトール君とジェノス君か」

「あんたは…シルバーファングか」

「ワシはバングという者じゃ、よろしこ」

 

「なんで職員どもが居ないんだ?」

「協会の連中はみ〜んな避難しちまって、この支部は空っぽじゃよ。招集をかけられたS級ヒーローもワシと君たち以外誰も来とらん」

 

「避難だと?どういうことだ?何故俺は呼ばれたんだ。こない奴等は何なんだ?」

「来てない奴等は、場所が遠かったり他のことで忙しいんじゃろ。面倒臭がって来ない薄情者もおるがのう。なんせ呼び出されるときはだいたい無理難題の厄介事の処理じゃからな今回もワシらじゃ手に負えん………

 

 

災害レベル竜の最悪の事態を押しつけおったわ……」

 

 

「…どういう事だ、災害レベル竜なら俺も数えるほどしかないが倒した事があるぞ。S級ヒーローがいりゃ何とかなるんじゃないのか?」

 

トールは実際に災害レベル竜の怪人を何人か倒した事がある。

ワクチンマンは誰かに殺されてしまったが。

 

「そいつはすごいがの…今回の敵は怪人ではない」

 

トールは頭の中にハテナマークが浮かぶ。怪人ではないのに災害レベル竜のものなんてこの地球に存在するのか…と。

しかし今回の災害が地球からではない。

 

「35分後、ここZ市に落下する巨大隕石を近場のS級ヒーローたちでどうにかしてくれと言っとった。 落ちればZ市は滅ぶ。だがヒーローが落下を食い止める事が出来ればヒーロー協会の地位もハネ上がり寄付も増えるじゃろう、連中の狙いはそこにある………だが不可能じゃな。今回ばかりはどうにもならん君たちも大切な人と遠くへ避難するといい」

 

「隕石………!市民は知っているのか?」

「30分前に落下ポイントを絞って避難警報を出すといっとったから、そろそろじゃの…」

 

バングはニッと笑い言った。

 

「ほほっ パニックが起こるぞ」

 

『ヒーロー協会からおしらせします…』

「お、始めよったな」

 

「お前はどうするんだ」

「そうだぜジイサン、あんたも死んじまうぞ」

 

「お前でもジイサンでもないわ、バングさんと呼ばんか。…ワシは代々受け継いだ道場を離れるわけにはいかんから…残るしかないのう。

流水岩砕拳、知ってる?」

 

「 しらね」

「あ……そう…」

 

ジェノスはもう外に出ていたので何故か気まずい雰囲気が漂っていた。

 




トール君のヒーローネームは雷神トールです。
まんまですね。しっくりくるし。
理由は言わずもがな雷を使いあらゆる怪人を倒す様から付けられました。
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