艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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駆逐艦メイン。

キャラ崩壊、独自設定含みます。


艦これSS二百十話

 

 ○○鎮守府、一一○○過ぎーー

 

 鎮守府正面海域ーー

 

扶桑「やっと正面海域まで帰って来れたわね」フゥ

山城「今回は演習ですが、少し遠い場所でしたから行って帰るだけでかなり時間を費やしましたね」ニガワライ

満潮「最初に聞かされてた陣容と違ったしね」チッ

時雨「それは仕方ないよ」ニガワライ

朝雲「でも勝ったんだしいいじゃない♪」

最上「そうそう♪ それに満潮はМVPだったじゃん♪」

満潮「ふんっ、戦艦だからって舐めて掛かってきたからよ」プイッ

朝雲「本当に満潮姉さんは反骨精神が強いわよね」ニガワライ

満潮「だって悔しいじゃない。駆逐艦だからって舐められてちゃ」

時雨「ふふ、本当は向こうの提督に僕(達)の提督を馬鹿にされたのが嫌だったんでしょ?」

満潮「な、そんなことないわよ!////」

 

山城「でもあれは怒っていいわ」チッ

扶桑「まあまあ、山城」ニガワライ

最上「『君達の提督は駆逐艦を多用しているね。もしかしてロリコンなのかな?』って言葉はちょっとね……」

満潮「あ〜! 今思い出すだけでも腹が立つ! 味方じゃなきゃ魚雷の数十本でもぶち込んでやってるとこだわ!」

朝雲「まあまあ、満潮姉さん。気持ちは分かるけど、落ち着いて」ドォドォ

時雨「そうだよ。そんなことしても提督は喜ばない。それに向こうは僕の提督を馬鹿にしたのにその駆逐艦に負けて、無能さが証明出来たんだからいいじゃないか」ニコニコ

満潮「爽やかな笑顔で物凄いディスりようね、あんた……」

時雨「そうかな? 僕はもう怒ってないんだけどな♪」ニッコニコ

最上「あはは……」ニガワライ

 

山城「大体向こうは資材とか無限だと思ってるのかしら。大和、武蔵、ビスマルク、イタリア、ローマ、アイオワだなんて……」イライラ

扶桑「でも一つ一つを冷静に対処して上手く動けたわ」

時雨「僕達駆逐艦は避けるのが得意だからね♪」

満潮「あんな弾に当たるもんですか」フンッ

朝雲「それに向こうは空の警戒も怠ってたしね」

最上「まぁ色々とあったけど終わりよければ全て良しってことで」ネ?

山城「そうね、そういうことにしておくわ」

扶桑「」フフフ

満潮「何回やっても絶対に負けないわ」

時雨「あそこの提督が今回のことで学んでくれればいいけどね」

朝雲「それは向こうの方針次第じゃない? でも良くなることを願うわ」

 

 そんなこんなで扶桑達は演習を終え、鎮守府に無事帰投した。

 

 

 埠頭ーー

 

山雲「みんな〜、おかえりなさ〜い♪」ノシ

 

 埠頭へ到着すると、埠頭には山雲が待っていた。

 

朝雲「山雲〜♪ ただいま♪」ノシ

満潮「ただいま」ノシ

扶桑「お出迎えありがとう、山雲ちゃん」ニコッ

山城「ただいま、山雲」ニッコリ

時雨「ただいま♪」

最上「たっだいま〜!」ノシ

 

扶桑「山雲ちゃんはどうしてここに?」

山雲「司令さんが〜、みんな帰って来たらこれをみんなに飲ませるようにって頼まれて〜、正面海域に入ったって連絡があってからここで待ってたのよ〜♪」

 

 そう言って山雲は足元に置いてあるクーラーボックスを開けた。開けるとそこにはラムネやスポーツドリンク、ペットボトルのお茶が氷と共に入っていた。

 

扶桑「ふふ、提督らしいわね」ニッコリ

山雲「そうよね〜♪ 司令さんらしいわよね〜♡」ニコニコ

山城「まったく提督ったら……♡」デレデレ

満潮「こういうことだけは気が利くんだから♡////」ニヨニヨ

朝雲「やっぱり司令は優しいな〜♡」ニコニコ

時雨「提督のご厚意に甘えようか♡」ニコニコ

最上「んじゃ、駆逐艦のみんなから選びなよ♪」

 

 こうしてみんなで水分補給をし、LOVE勢は提督の心遣いで提督からの愛を補給するのだった。

 

 水分補給を終えた艦隊はドックにて精密検査。その後補給室で補給を済ませた。

 

 

 補給室外ーー

 

扶桑「それじゃあ、私と山城は提督へ演習のご報告に行くわね」ニコッ

山城「みんなお疲れ様。山雲も出迎え、ありがとう」ナデナデ

山雲「いえいえ〜♪」

 

 そして扶桑と山城は執務室へ向かって歩き出す。

 

最上「さてと、じゃあボクは三隈達が待ってるから寮に行くね♪ みんなお疲れ様♪」ノシ

満潮「えぇ、お疲れ様」ノシ

 

時雨「僕も白露姉さん達が待ってるから行くよ。またね、三人共♪」ノシ

朝雲「お疲れ様♪」ノシ

 

 こうして残るは満潮、朝雲、山雲の三人となった。

 

朝雲「私達も部屋に戻る?」

満潮「待って朝雲。山雲、そのクーラーボックスは酒保に戻すんでしょ?」

山雲「そうよ〜?」

満潮「なら手伝うわ。朝雲もそれでいいでしょ?」

朝雲「了解♪」

  (満潮姉さんって本当にこういうとこ優しいわよね♪)フフフ

山雲「ありがと、満潮姉ぇ♪」ギューッ

満潮「はいはい、気持ちは分かったし、暑いから早く離して////」ギューッ

 

 口ではそう突っ返す満潮だが、本心は嬉しくてたまらなかった。その証拠に満潮もしっかりと山雲を抱きしめ返していたから。

 

 

 酒保までの道中ーー

 

満潮「でさ〜、向こうの司令ったらね〜ーー」クドクド

 

 満潮は未だに演習相手の提督のことが許せず、山雲に言い聞かせるように愚痴を吐いていた。

 

山雲「あら〜、それはいけないわね〜……」ウンウン

 

 山雲も満潮の話に耳を傾け、相手の提督に不満の色を示した。

 

朝雲「まあまあ、満潮姉さん」ニガワライ

 

 朝雲はそんな二人のやり取りを冷静に聞きつつ、もう過ぎたことだと満潮にそれとなく落ち着くよう声をかける。

 

満潮「ったく……私達の司令官の方が何百倍も何千倍も艦隊の運用が上手なのに……」グヌヌ

山雲「満潮姉ぇは司令さん大好きだもんね〜♪ 山雲と朝雲姉ぇも司令さんのこと大好きだけど、満潮姉ぇの愛には負けちゃうかも〜」ニコニコ

満潮「は、はぁ!?//// いきなり何言い出すのよ!////」

山雲「だって〜……ねぇ?」

朝雲「満潮姉さん、さっきから司令の話しかしてないもん」ニガワライ

満潮「っ……そ、それは、その……////」アタフタ

山雲「誤魔化す必要ないと思うよ〜?」

朝雲「そうそう。荒潮姉さんだったら多分茶化すだろうけど、私達はそんなことしないし私達の前くらいでは素直になったら?」

満潮「でもぉ////」モジモジ

 

山雲「素直にならないと司令さんに素直になるなんて出来ないわよ〜?」

朝雲「まずはそういうとこから素直になりましょうよ。ね?」

満潮「……分かったわ////」

山雲「うん♪ なら〜、酒保にクーラーボックスを返したら山雲達のお部屋で司令さんのどこが好きなのか教えてね〜♪」

朝雲「私達も教えるからさ♪」

満潮「……うん♪」ニパッ

 

 そしてその後、部屋に戻った満潮達は提督のお話で大いに花を咲かすのであったーー。




今日は山雲ちゃんの進水日なのでこんな感じのお話にしました!
おめでとう、山雲ちゃん!
なんか満潮ちゃんメインって感じになってしまいましたがご了承を。

そして今日は第二次・呉軍港空襲が起こった日でもあります。第一次は3月19日。
この日、日向さんは波状攻撃により大破、そしてその2日後の26日に日向さんは着底してしまいます。
更に同月28日。数多くの艦、乗組員、そして民間人も亡くなりました。
この呉軍港空襲のお話は28日の更新の時に書きます。
この日に亡くなった方々に心からお祈りを捧げます。

それでは今回も読んで頂き本当にありがとうございました!
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