艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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戦艦メイン。

独自設定、キャラ崩壊含みます。


艦これSS九十五話

 

 ○○鎮守府、一四○○ーー

 

 戦艦寮、大和型姉妹部屋ーー

 

武蔵「明日からまた作戦再開らしいな」

大和「うん」

武蔵「捷四号作戦は機動部隊で行くみたいだな」

大和「うん」

武蔵「内容によって打撃部隊にするみたいだが、おそらく機動部隊で事足りるだろうな」

大和「うん」

武蔵「なぁ……」

大和「なに?」

武蔵「いい加減退いてくれないか?」ピキピキ

 

 大和は座敷に座る武蔵の背中に覆い被さっていた。

 

大和「なんで?」

武蔵「邪魔だ。ついでに言えば重い」

大和「心が酷く傷ついたから動く気力を無くした」グデー

武蔵(めんどくせぇ〜!)ピキピキ

 

武蔵「おい、別に私達が出撃しない訳じゃないんだから、そんなに落ち込む必要無いんじゃないか?」

大和「私達は資材凄く使うから、長門さんや陸奥さんがメインだと思う……」

武蔵「だが、私達が出撃しないとは限らないだろ」

大和「そうだけど〜……」イジイジ

武蔵「おい……」

大和「なに?」

武蔵「私の頭に『の』の字を書かないでくれないか? 地味に痛いんだ」

大和「うん、ごめんね。やめる」

武蔵「ついでに退け」

大和「ちょっと何言ってるか分からない」

武蔵「いいから退けよ!」ウガー

 

 ガタッ←武蔵立ち上がる

 

 だらーん←それでも尚離れない大和

 

武蔵(うっぜぇ〜!)アタマカカエ

大和「武蔵〜、早く座ってよ〜。足痛い〜」

武蔵「なら自分の足で立て。重い」

大和「イミワカンナイ」ロボットクチョウ

武蔵(よし、殴ろう)サワヤカエガオ

 

 コンコンーー

 

武蔵「む……誰だ?」

 

清霜『清霜で〜す! 遊びに来ました〜!』

 

武蔵「清霜か……」

大和「」キリッ

武蔵(後で必ず一発殴る)ニコリ

  「入って来ていいぞ」

 

 カラカラーー

 

清霜「こんにちは~! 大和姉様! 武蔵姉様!」

朝霜「やっほ〜」ノシ

早霜「お邪魔します」ペコリ

大和「いらっしゃい」ニコニコ

武蔵「……よく来たな」

 

朝霜「初めて来たけど、同じ寮なのになんか違うなぁ〜。やっぱり戦艦寮だからかな〜」キョロキョロ

早霜「そんなにじろじろ見ちゃダメだと思う」

大和「全然気にしてないから。好きなだけ見ていいわよ」ニコニコ

 

清霜「武蔵姉様、この前買ってもらったかんざし付けて来たんだよ〜♪」クルリ

武蔵「良く似合ってるじゃないか」ナデナデ

清霜「えへへ〜♪ 武蔵姉様からもらったから大切に使うね♪」ニコニコ

武蔵「あぁ、大切に使ってやってくれ。時に清霜よ」

清霜「?」クビカシゲ

武蔵「私のことは姉様と呼ばなくていい。せめて「さん」付けで頼む」ニガワライ

清霜「え〜! なんで〜!?」

武蔵「柄じゃないんだよ」ニガワライ

大和「別にいいじゃない。姉様って慕ってもらってるのに〜……もしかして清霜ちゃんにそう言われるの嫌なの?」ニヤリ

清霜「えぇっ!?」ガーン

 

大和「い~けないんだ〜、いけないんだ〜」ニヤニヤ

武蔵「」ピキピキ

清霜「(´・ω・`)」ショボーン

武蔵(今はあの愚姉ではなく、清霜が先だな)

  「清霜よ」

清霜「?」ミアゲ

 

 ポンッ←優しく清霜の肩を叩く武蔵

 

武蔵「我々は共に戦う戦友だ。慕ってくれるのは嬉しいが、その呼び方だと変に距離を感じてしまう。だから親しみやすい呼び方で頼む」ニッコリ

清霜「」パァッ

武蔵「な?」ナデナデ

清霜「はい! じゃあ……武蔵さん!」ニコニコ

武蔵「あぁ、それで頼む」ナデナデ

清霜「えへへ〜♪」ギューッ

 

大和「」

早霜「武蔵さんを困らせる作戦が失敗しましたね」クスクス

朝霜「武蔵さんパネェ〜」

大和「まぁ大和の妹ですから」ドヤァ

早霜「大和さんも凄いですね」

  (主にメンタル面が)

 

大和「さて、今日は何をする?」

清霜「お料理教えてほしい!」

大和「お料理?」

清霜「うん♪」

大和「どうして?」

清霜「どうしても〜♪」

早霜「司令官に料理をご馳走するって言っちゃったからね」

朝霜「だからか。頑張れ〜」ニガワライ

大和「ふふ、なら早速教えてあげるわね♪ 厨房の方に行きましょう」ニコニコ

清霜「は〜い♪」

 

武蔵「お前達はどうするんだ?」

朝霜「料理は興味無いし、あたいは清霜が戻るまでここに居る〜」グダー

早霜「私はせっかくだから大和さんの料理教室に行ってきます」ニコリ

武蔵「分かった。姉さん、二人のこと頼んだぞ」

大和「任せて♪」

 

 /ハヤクイコー! マッテー!\

 

武蔵「朝霜はどうするんだ? 何かするか? と言ってもこの部屋で遊べるのは花札や将棋くらいしかないが……」

朝霜「花札ってやったことないな〜。教えてよ」

武蔵「そうなのか? よし、教えてやろう。今花札を出してくる」

朝霜「ありがと〜♪」

 

 バサッ←棚から何かの雑誌が落ちる

 

朝霜「?」

武蔵「またここに隠してたのか……あの愚姉め……」ハァ

朝霜「?」

 

『提督激写集・青葉出版』

 

朝霜「あ〜」ニガワライ

武蔵「見なかったことにしてくれると助かる」

朝霜「あ〜、別に大丈夫だよ、うん」ニガワライ

武蔵「すまないな」ガガガッ←シュレッダー

朝霜「夕雲も同じの持ってたし、LOVE勢って基本持ってるんじゃね?」

武蔵「青葉が解体されるのも時間の問題だな」

朝霜「まぁ誰かがボロを出さなきゃバレないっしょ」

武蔵「何とも言えんな」ヤレヤレ

 

 

 それから花札を武蔵は朝霜に教え、大和は早霜と清霜に肉じゃがの作り方を教えた。

 

 そしてその後、おやつが肉じゃがになったことは言うまでもないーー。

 

 その日の夜、就寝前ーー

 

武蔵「」ドゴォ!

大和「」チーン

 

 ちゃんと一発かました武蔵であった。




ほのぼの系、大和型姉妹のお話にしました!

読んで頂き本当にありがとうございました!
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