「…にしても、どうするよ…。」
いくら爆破四散したヘリにあいつらが集まってるとはいえ、そもそもの量が違う。
「…あー、どうにかしてこの状況を脱せないかねぇ!」
こっちに向かってくるのも少なからずいる。
直樹と先生を守りながら恵飛須沢と共に戦うなんてほぼ無理に等しい。
そんな瞬間だった。
『訓練火災でーす!』
ふと、放送が流れる。
『めぐねぇ!くるみちゃーん!みーくーん!ななくーん!わたしたち、先に避難してるよ!』
スピーカーのほうにあいつらが寄っていく。俺たちのことに、目もくれず。
『安全な場所に避難して、また後で会おうね!』
…安全な場所、おそらく地下だろうか?あそこならもともと避難施設として作られてたから安全なはずだ。
「おーい、七辻!おいていくぞ!」
はっと気が付くと校舎の中から恵飛須沢が呼んでいた、置いて行かれるのはまずい、追いかけなきゃ。
慌ててバリケードを越えて追いかける。
「ま、待ってくれっ!」
階段を下りたグループを追いかけて階段を下る。
「…熱っ!シャッターが熱せられてる…」
地下1階の備蓄倉庫前で追いついたら、何やらシャッターの前で立ち止まっていた。
「おう恵飛須沢、どうしたんだ?」
「ええと、七辻くん…シャッターまで火が回ったみたいで…」
「ふむ、そうですか先生…どれどれ…っ!」
シャッターに触れると熱さでつい手を放してしまう、だが我慢できないほどではない。
「おらぁっ…!上がれぇ!」
気合でシャッターを上げる。そこには丈槍がそれなりの装備で立っていた。
頭にはケミカルライト、手にはバットを持っていた。というよりそのバット振り上げて構えていた。
「…ぁ、めぐねぇ!くるみちゃん!みーくん!ななくん!無事だったんだね!」
そういって丈槍は佐倉先生に抱き着く。
「…おーい丈槍、再会を祝ってるところ悪いんだが他の二人はどうなった?」
「あ、りーさんは寝ちゃってて、けいちゃんはその付き添いしているよ?」
三人とも無事で、安心した。
ほっと、安心したところで力が入らなくてその場に倒れてしまった。
そういえば最近、体は休めていたが頭はフル回転だったなぁとか、さっき外であんな無茶をしなければよかったなぁとか、そんなことを倒れながら考えながら、俺の心配をする声を聴きながら体が地面に痛みを伴って接触した。
「っいて!」
「おー七辻、なんだ、気を失わなかったのか。」
「ちっとは心配してくれ…」
重い体を引きずりおこしながら答える。
「だ、大丈夫なの?七辻くん…少し休む?」
「あー…そうさせてもらいます。」
佐倉先生にそう言われて、休ませてもらうことにする。
「…あと、水をもらえます?」
「ほら、ななくん!これあげるよ!」
すぐに丈槍が走ってペットボトルの500ミリリットルの水を渡してくれた、優しい。
それを飲みながら俺はいつの間にか眠ってしまった。
申し訳ないです、遅れました。
久里浜です。本当に申し訳ないです。
言い訳ととらえられるかもしれないですが、実はあの後翌々週ほどに本が帰ってきたのですが、一度低下したモチベーションがなかなか上がってくれませんでした。
しかも実生活が忙しくなってしまい執筆の時間がとりづらくなり、私自身一気に書き上げるタイプなのでそれが難しくなったのも、今回投稿が遅くなった原因です。
最後にもう一度ですが、今回は投稿が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。