サイバースルゥース、nextorderとプレイして来たけどやっぱ不安ですね・・・・。
近いうちに他の作品も漁ってみようと考えています。
今回も気に入らない方はすぐに戻ることをお勧めします。
翌日 IS学園 会議室
「あ、千冬さ・・・・じゃなくて織斑先生が戻ってきた!」
会議室で昨日の疲れを癒した一夏たちの元にドイツから戻ってきた千冬が来た。
「今、帰った。ボーデヴィッヒは祖国の防衛と言う理由でデジラボで別れた。」
「そうですか。」
「みんな揃ったようね。」
そこへミレイとシャルロットたちが来る。
「ミレイ、それにシャルのお母さんまで・・・・・どうしたんですか?」
「実は今後の計画について伝えようと思ったのよ。なんだと思う?」
「・・・・とりあえず街のいるデジモンの保護とかですかね?それにいつロイヤルナイツが攻めてくるか分からないし。」
「その逆よ、寧ろこっちから攻めるの。」
「え!?ちょっとアンタ正気!?向こうにはあのエグザモンが待ち構えているのよ!?」
ミレイの言葉に鈴は思わず声をあげる。これはエグザモンと直接戦った鈴だからこそ言えることだった。
「そのことに関しては大丈夫よ。彼らにあなたたちの特訓に付き合ってもらうから。」
「彼ら?」
箒たちがミレイの後ろを見るとそこにはデュークモン、スレイプモン、ガンクゥモンがいた(ついでにシスタモン姉妹)。
「・・・・・つまり、ロイヤルナイツを倒すにはロイヤルナイツにトコトン鍛えてもらうしかないってことなの?母さん。」
「そう言うこと。」
シャルロットの質問にノエルはニッコリと答える。ちなみにアルファモンも付き合うことになっている。
「じゃあ、俺も・・・・」
「いいえ、貴方には別のことをしてもらうわ。」
箒たちと一緒にデジラボに作られた特訓場へ行こうとした一夏をミレイが止める。
「え?俺もやるんじゃないんですか?」
「貴方ももちろんやってもらうけどその前にそこのチビちゃんの相手が別の場所にいるのよ。」
「俺の相手?」
ブイモンは首をかしげながら言う。ミレイはブイモンの所に来るとしゃがんでブイモンを見る。
「貴方には彼のように他のデジモンとは違う何かを秘めている・・・・・それを引き出す可能性を作り出すには最終進化をする必要があるの。」
「最終進化?俺の最終進化って・・・・・」
「その答えを知るためにも彼女に会う必要があるの。あなたの先輩と言ったほうが正しいかしら?」
「その人はどこにいるんです?ミレイさん。」
一夏が質問するとミレイはマスティモンにゲートを開かせる。
「彼女ならもう呼び出しておいたわ。」
「呼び出した?」
「もうすぐ来るわ。」
ミレイがそう言うとゲートの中から胸元からヘソまで大胆に開いた黒のパーカーに黒と白のビキニにスパッツ、そして首にはゴーグルを掛けている緑色の髪をした一夏たちと同じぐらいの歳の少女がパートナーと思われる聖騎士型デジモンと共に出てきた。
「もう・・・・・やっぱりこの移動方法イヤ!」
「リナ・・・・そう言うこと言わないでよ。それに頼まれて引き受けたのはリナなんだよ。」
「そんなこと言ったってこのトンネル移動するとなんていうか・・・フワア~って言うか、ビューン!って言うか、とにかくなんかすり抜けていくような感じで気味が悪いの!大体ブイブイの後輩教育とかって言ったもんだから・・・・」
「・・・・・ミレイさん、まさか相手って・・・・」
「紹介するわ、彼女は四ノ宮リナ。あなたの世界とはまた別の世界のブイモンをパートナーにしていた少女よ。」
「・・・・どう見ても相手をしてくれそうには見えないんですが?」
「見た目はあんな感じだけどやるときにはやる娘よ。」
数十分後 デジラボ特別闘技場
「え~っと、きみがおりむ・・・・」
「織斑一夏だよ、リナもいい加減覚えなよ。彼に失礼だよ?」
「そんなこと言ったって、名前がすんごいわかりづらいんだも~ん!」
「あの・・・・・そろそろ始めさせてもらってもいいか?」
「オーケー、オーケー!いっつでもいいよ!それじゃあブイブイ、やっちゃってください!」
リナと名乗る少女はパートナーのアルフォースブイドラモンことブイブイに言いながら何故か自分も構えを取っている。一方の一夏もブイモンをエアロブイドラモンに超進化させて準備をする。近くにはミレイが見張っている。
「それじゃあ、リナの方は倒れたら終了。一夏の方は進化が解けたら終了、それまでは一切試合は中断しないわ。いいわね?」
「ダイジョーブだって!言っておくけど私とブイブイはチョー強いからね!きみもガンバってね!」
「チビ、お前の力がどれだけのものなのか見せつけてやれ。」
「わ、わかった・・・・(ゴクリ)」
エアロブイドラモンはブイブイと正面で向かい合うが明らかに向こうの方が実力は上だった。でも、このまま引き下がったら面目ない。
(何とかして攻略方法を見つけないと・・・・)
「ちょっと君・・・・なんかすごく神経質な目になっているようだけど大丈夫?」
「だ、大丈夫です・・・。」
どう見てもそうには見えないと言いたかったブイブイだったが敢えて黙っておくことにした。
デジラボ訓練所
「つまりどういうことなんだ?」
箒はガンクゥモンを見ながら言う。
「簡単なこと、お前たちの最初の試練、それはシスタモン達から三時間逃げ切ることだ。三時間逃げ続けることができればお前たちは次のステップとして我らの特訓を受ける。しかし、もし途中で降参すれば彼女たちの特訓を受けてもらう。」
「どっちにしても特訓としか聞こえないんだけど・・・・あの二人成長期と成熟期じゃなかったの?」
「あまり舐めないほうがいいと思うけど・・・・」
千冬の隣でジエスモンは冷や汗を掻いて言う。
「どういうことだ?ジエスモン。」
「師匠が姉ちゃんたちを相手に選んだということはあのとっておきあれを使わせるということなんだ。」
「とっておき?」
「見ればわかるよ。俺の修行時代味わった悪夢を・・・・・」
ジエスモンは心配そうに箒たちを見る。シスタモン達は武器の状態を確認すると箒たちの方を見る。
「私と姉さんの準備は整いました。皆さんも早く専用機とパートナーを進化させてください。」
「本当にいいのか?」
「ええ、構いませんよ。」
そう言われると箒たちは専用機とアグモン達を進化させる。
「よ~し!さっさと三時間済ませて次の特訓に入るわよ!」
「鈴、やるときはやるね。」
真面目な鈴にラピッドモンはからかいながら言う。
「向こうも準備できたようだしこっちもやるわよ、ブラン。」
「うん。」
シスタモン姉妹は被り物を深く被る。するといきなり爆風が発生した。
「な、なんだ!?」
「何が起こりましたの!?」
しばらくして煙が晴れるとそこには姿がかなり変わったシスタモン姉妹が立っていた。面影は多少あるがそれでも体形が大人に近づいていることと若干人間の要素が薄まってデジモンと言ってもおかしくないぐらいのものになっていた。それよりも一同が感じたのは二人の異常な殺気であった。
「覚悟しなさいね♡この状態になったらさっきまでの私達とは違って優しくから♡」
「対象確認、殲滅する。」
さっきまでの態度とは違い、ノワールはどう見てもドS的な女性の口調にブランは戦闘マシーンのような口調に変わっていた。一同は恐怖を感じた。
「・・・・・こんなときにボーデヴィッヒさんがいてくれたら心強いのに・・・」
「簪ちゃん、それは言っちゃいけないことよ。」
「あ、悪魔ですわ・・・・・。」
その後、箒たちが30分で降参したのは言うまでもなかった。
デジラボ 特別闘技場
「はああああああ!!!」
「遅い!」
エアロブイドラモンの突進はブイブイの腕の剣で弾かれ、エアロブイドラモンは一旦間合いを取る。
「ドラゴンインパルス!」
「シャイニングVフォース!!」
本来なら威力が上のはずのブイブイの攻撃をエアロブイドラモンは何とか防ぐ。
「はあ・・・・はあ・・・はあ・・・・」
「ちょっときみ・・・・・・スっごく疲れてない?」
特訓を初めて既に一時間以上が過ぎていた。エアロブイドラモンは極限にまで体力を消費し、かなり疲労していた。今まで数多くのデジモンを見てきたリナであったがここまで究極体を相手に互角に戦ったデジモンは初めて見た。
「きみが強いのはよお~くわかったからさ、ね?いったん休憩しない?流石にこれ以上やるとなんか危なそうだし・・・・」
「俺は・・・・・弱かった・・・・・」
「え?」
「俺はずっと兄貴の背中を見てきた・・・・何年も。でも、兄貴がどんどん強くなっていくのに対して俺はいつまでも置いて行かれっぱなしだ。何度も兄貴とも戦ったことがあるし・・・・アグモン達とも一緒に戦った。でも何かが足りないんだ!あと一歩のところで何かが足りない!ジエスモンの時のような何かが!」
エアロブイドラモンは跪きながら言い続ける。
「俺はどうしても強くなりたい!このままだったら兄貴の足手纏いになっちまう!だからどうしても・・・・・」
「バッカモーン!」
「グハッ!?」
エアロブイドラモンはいきなりリナから強烈なライダーキックを喰らわされる。
「何するんだよ!」
「リナ!いきなり攻撃するなんて・・・・・どういう意味で・・・・」
「なんとなく!」
「「はあ!?」」
「だってさ~きみ考えすぎなんだもん。あたしは難しいことを考えるのとか苦手だけどさ~やるときはとことんやるって決めているんだよね。それは昔もそうだし今だって変わらない。」
「考えすぎって・・・・アンタはこの世界の抱えている問題を!」
「ダイジョーブだって!私もミレイの頼みであっちこっちの世界に飛んだことあるけどどんなにピンチになっても必ず切り抜けてきたんだから!ねえ、ブイブイ。」
リナは笑いながらブイブイに言う。
「確かリナは普段はこんな感じだけどやるときはトコトントレーニングしたりしてきたんだ。君だって自分の力を信じれば必ずどんな相手にも負けない。」
「自分を信じる・・・!そう言えばあの雪山でも!」
エアロブイドラモンは思い出したのかのように立ち上がる。
「俺が初めてアーマー進化したときも兄貴の力になりたいという勇気があったからこそ進化することができた!勇気、それは怖さを知ることッ!そして、恐怖を我が物にする!そうすればどこまでも強くなれる!」
エアロブイドラモンは戦意を取り戻して再びブイブイに攻撃を始める。ブイブイも応戦するがラッシュの速さが徐々に加速していることを悟った。
「(このままじゃ・・・やられる!)シャイニングVフォース!」
ブイブイはエアロブイドラモンに向かって胸からVマークの光線を放った。ここでいったん避けた隙を利用して時間を稼ごうと考えたからだ。
しかし、エアロブイドラモンは突っ込んで行った。膨大は光を収束したエネルギーの中へと自ら入っていったのである。そして、彼は光の中を川を泳ぐ魚のように移動して行く。
「え~!!ちょ、ちょっと~あんなのアリ!?」
リナが驚いている間に影は徐々にブイブイの方へと向かって行く。そして、光の中から出たときその中にはブイブイと酷似した金色の聖騎士がいた。
「なっ!?」
「オラ!」
聖騎士はブイブイの顔面を殴る。
「は、速い!!」
「はああああああああああ!!」
聖騎士の拳のラッシュが連続で続き、ブイブイを吹き飛ばした。リナは一瞬茫然としていたが一夏は腕を組んだまま黙っていた。
「まさかとは思ったけど・・・・・彼ら、ひょっとしたら私が見込んでいた以上にすごいコンビかもしれないわね・・・・」
「・・・・・・・」
一夏は聖騎士とかしたブイモンを見る。その目は純粋そのもので強い闘志を燃やしていた。
今回の技
シャイニングVフォース=アルフォースブイドラモン
マグナラッシュ=マグナアルフォースブイドラモン
今回のキャラ
四ノ宮リナ
ミレイ同様、ゲームお馴染みのキャラ。今回はミレイの依頼でブイブイと共に来た。エアロブイドラモンにキックをしたのはバルバモンでもキックをしていたから。
ブイブイ(アルフォースブイドラモン)
究極体・聖騎士型・ワクチン種
リナのパートナー。普段の態度には呆れているがその絆は強い。
マグナアルフォースブイドラモン(究極体・聖騎士型・ワクチン種)
ブイモンの究極体で本作のオリジナルデジモン。アルフォースブイドラモンの鎧部分が金色で一様騎士ではあるがこちらはVブレスレッドで拳を包み込んだ上に威力を上げて相手に打ちつけるという戦法を取っている(ちなみに通常個体同様の剣とかも展開可能)。こちらに進化した理由は過去に一度だけマグナモンにアーマー進化した影響・・・・と言うが実はもっと別の理由があったりして。モチーフはジョジョの奇妙な冒険 第三部のスタンド「スタープラチナ」。
必殺技は「シャイニングVフォース」の他にパンチを相手に高速で打ちつける「マグナラッシュ」。これはシャイニングVフォースはチャージに時間がかかるという点からそのエネルギーを拳に集めて打ち込むという方法に切り替えたため。言っておくが時間は止められない。
シスタモン姉妹 覚醒形態
デジモンコレクターズにあったシスタモン姉妹の覚醒形態。本作では被り物を深く被るか本人の意志でなるという設定にしている。この状態になると大抵の完全体、下位の究極体は確実に血祭りにあげられる。故にジエスモンはこれを「悪夢」と呼んでいる。この形態だとノワールはドS、ブランは戦闘マシーンと化する。
今回の話でなんでガンクゥモンがいるのかと疑問の思われる方がいると思いますが理由としては学園にドゥフトモンたちロイヤルナイツの気配を感じて駆けつけてきたということと、弟子の修行に付き合ってくれた千冬に対しての礼儀としてシスタモン達と共に協力しているという感じでいます。
ちなみにクレニアムモンは未だに千冬のデジヴァイスで籠っています。