何度も言うようですが気に入らない方はすぐにお戻りください。
っていうかお気に入りの減りが治まらないからそろそろ失踪の準備・・・・
デュノア社 地下
「ここって本当に会社の地下なんだよな?」
マグナアルフォースブイドラモンは周りを見ながら言う。明らかに地下の空間は広く、迷路のようになっていた。
「僕は地下に行く所しか見たことがなかったからね。それにここは僕がいたときもトップ・シークレット扱いで一部の研究員しか通れなかったんだ。」
シャルロットはそう言いながら迷路を進んでいく。やがて通路は二手に別れた。
「これじゃあどこに繋がっているか分からないな。」
「ここは二手に別れていくしかない。」
サクヤモンは札をマグナアルフォースブイドラモンに渡す。
「もしその装置らしいものを発見したらこの札を何処でもいいから近くに貼ってくれ。そうすれば私の能力で場所を確認することができる。」
「わかった。お前たちも見つけたら俺もすぐに駆けつけるよ。」
そう言い、三人は二手に別れて行った。シャルロットとサクヤモンはしばらく移動すると行き止まりになっていた。
「私達の方ははずれのようだシャル。」
「と言うことはブイモンの方かもしれないね。急いで彼に合・・・・」
「どうしたシャル?」
突然止まったシャルロットにサクヤモンは聞く。
「聞こえない?声が?」
「声?」
サクヤモンは耳を澄ませる。すると近くで誰かが泣いている声が聞こえてきた。小さい声だが確かに近くからだ。
「まさか、この壁の向こう!?」
シャルロットはシールド裏に装備されている「グレー・スケール(灰色の鱗殻)」を壁に撃ち込む。すると壁が崩れ、一つの隠し部屋があった。その部屋の片隅で一人の女性が泣きながら何かを言っていた。
「ごめんなさい・・・・・・ノエル・・・・マーク・・・・・キャンドモン・・・」
シャルロットは女性の正体が自分の義母であるエリザだと一目でわかった。
「お義母さん!」
シャルロットは一回ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡを解除してエリアに近づく。エリザはシャルロットの声を確認すると驚いた顔をしていた。
「シャルロット!どうしてここに!?」
「ドゥフトモンたちの計画を止めるために来たんだ。でも、どうしてお義母さんがこんな所に・・・」
「・・・・・ごめんなさい、シャルロット。」
エリザは涙を流しながらシャルロットを抱きかかえる。
「あなたのお母さん・・・・ノエルを殺したのは私なのよ・・・・私のせいでノエルが・・・・」
「落ち着いてお義母さん。今は急いで外に出ないと・・・・」
「私は一足先にブイモンの方に行く。シャルは急いでエリザを。」
「待ってちょうだい!私も・・・・私も一緒に連れて行って!」
エリザの言葉に思わず驚くシャルロットたち。エリザは涙を拭きながら話を続ける。
「私は・・・・・キャンドモン、デュナスモンのことを何もわかっていなかった。彼が何に苦しんでいたのかも。だから今度こそ・・・・・」
「デュナスモン!?デュナスモンって確か・・・・」
「ノエルの話ではエリザの元パートナーだ。」
「ノエル!?ノエルって・・・・・」
「ああ、話せば長くなるから取り敢えずここから離れよう。もしかしてお義母さん、デュナスモンの居場所を知っているの?」
シャルの質問にエリザは真面目な顔で答える。
「彼は確かデジタルウェイブ発生装置というものを調整していたわ。」
「装置・・・・一夏が推測していた機械か。」
「教えてちょうだいシャルロット、ノエルに聞いたって・・・・・・」
「実は・・・・・」
シャルロットは移動しながらエリザの質問に答える。
デュノア社 上空
「フハハハハハ!この間よりはできるようになったではないか!」
エグザモンは高笑いしながらラウラたちを見ていた。作戦を開始してからすぐにエグザモンと接触した彼女らであったがエグザモンの圧倒的強さに苦戦を強いられていた。
「やはり強い・・・・」
「機能増幅パッケージを付けて威力を上げた龍咆でも効かないなんて・・・・いくら何でもチート過ぎるでしょ!アンタ!」
「ん~聞こえんな~?」
「完全に私達のことを舐めているな。」
「ガルルトマホーク!」
「ジャイアントミサーイル!」
メタルガルルモンとセントガルゴモンは同時にミサイル砲撃を行うがエグザモンは翼で全身を包み込んで防御する。
「フハハハハ!いくらやっても俺の体に傷一つ付けられ・・・・・・ぬっ!?この水のベールは!?」
エグザモンは知らぬ間に自分の周りを覆っている水のベールに驚く。水のベールは彼の全身を包み込んだ。
「!?う、動けん!」
「どうかしら?私のミステリアス・レイディの単一使用能力『セックヴァベック(沈む床)』のお味は?」
エグザモンの背後から楯無が現れる。後ろにはブラックウォーグレイモンとブラックメタルガルルモンが攻撃準備を整えていた。
「お、おのれ・・・・小癪な真似を・・・・・」
「みんな急いで!同時攻撃よ!」
「行きなさい!ティアーズたち!」
「龍咆、発射!」
「ガルルバースト!」
「シャドーウィング!」
「ガイアフォース!」
「いっけ~!」
全員一斉に砲撃を始め、体の自由を奪われたエグザモンに攻撃を当てていく。
「これしき・・・・」
「まだこれからよ!」
「零落白夜。」
千冬は雪片参型に展開装甲を装着させ、光を帯びた出せる。後ろからはジエスモンが続く。
「はああああ!」
千冬は一気にエグザモンに接近し、無防備となった腹に斬りつける。更にジエスモンは「轍剣成敗」を繰り出す。
「ぐううう!!」
「とどめは私よ!蒼流旋!」
楯無は特殊ナノマシンによって超高周波振動する水を螺旋状に纏ったランスを千冬たちが作った傷口に撃ち込む。
「グボッ!?」
エグザモンは傷口と口から血を出しながら地上へと落下していった。
「やった!」
「何とか倒せたわ・・・・・」
「ああ。」
一同はほっと息をした。
「ぐ、ぐ、ぐ、ぐははは・・・・・・・そうでなくては面白くない。」
「え!?」
エグザモンは反転し上空に舞い戻ってきた。ラウラたちは驚きながらその姿を見ていた。
傷が塞がりつつあるのだ。さっき楯無の一撃で大きな穴が開いたはずの腹の傷が回復しつつあったのだ。
「貴様らの成長ぶり・・・・見事だと褒めてやろう。だが、少し遅かったようだな。」
エグザモンはニヤリとしながら言う。やっと倒せたと思った鈴たちはあまりのショックに戦意喪失しかけていた。
「そんな・・・・・あそこまで攻撃して戻って来るなんて・・・・・ば、化け物よ・・・・・」
「フン!あまりの恐怖に言葉も出んか。まあいい、続ける気がないのなら我がここで終わりにさせてや・・・・」
「あきらめるのはまだ早い!」
「ぬ?」
エグザモンは声がした後ろを振り向く。後ろにはグラニ乗ったデュークモンとブイブイことアルフォースブイドラモン、そして、スレイプモンとリリモンがいた。
「奴は確かに龍帝に恥じぬ見事な生命力がある。だが、そこにも弱点がある!」
「じゃ、弱点!?」
「そんなものがありますの?」
「あれを見ろ!」
デュークモンはデュノア社の方に指を指す。屋上では膨大なエネルギーの流れが見れた。
「あれはおそらく地下で人工的にデジタルウェイブを発生させて怒っている現象。つまり、それを断てば川が干からびるように奴も不死身ではなくなる。」
「しかし、こんな状況では・・・・」
「お前たちはエネルギーを使い過ぎた。『猫である』で一旦補充し、体勢を立て直せ。すでに織斑一夏たちもデュノア社内部に乗り込んでいるはずだ。」
デュークモンはそう言うと構え、エグザモンへと向かって行く。千冬たちは一旦機体の限界も考え「吾輩は猫である」に着艦する。中では既にクロエが補充するための準備をしていた。
「補充は私が済ませておきますので皆さんは休んで作戦を練っていてください。」
「かたじけない。」
そう言うと千冬たちは中へと入り、デュークモンたちの映像を見る。いかに同じロイヤルナイツと言えどあれほどの巨体であるエグザモン相手では苦戦は当然だった。ちなみにブイブイのパートナーであるリナの姿は見当たらない。クロエの話によるとうるさいからIS学園に残ってもらったという。ラウラたちは室内にある機器を利用してデュノア社内部をスキャンしてみた。すると上階途中でIS反応が3つ、地下で一つ確認できた。
「おそらく織斑たちはこれを見る限りでは無事に内部に乗り込めたようだ。そして、地下に反応があるのがデュノア社にいた経験があるデュノアだ。織斑が篠ノ之と更識を連れているということはおそらくビルの頂上にドゥフトモン、地下にデュークモンが言った装置がある可能性がある。」
千冬は内部の構造で反応している点を差しながら言う。
「でも、シャルロット一人で大丈夫なの!?もし向こうにもロイヤルナイツがいたら・・・・・」
「いい方法がありますわ!」
「いい方法?どういうことオルコットさん?」
楯無はセシリアの顔を見ながら聞く。
「御神楽さんの話ではこの船にマスティモンを乗せていると聞きましたわ。だからデュノア社までデジタルゲートを繋いでもらって乗り込めばいいんですわ!」
「なるほど・・・・・と言いたいところだが問題が多い。」
「どういうことラウラ?セシリアのアイディアならすぐに一夏たちにも合流できるし、あのうるさいエグザモンを弱らせることもできるのよ?」
ラウラの言葉に鈴は不思議そうに言う。
「特訓の時、ミレイに聞いた話ではマスティモンはゲートを開くときかなり体力を消耗すると言っていた。つまり、私達全員で一夏の所に合流しようとしたらどうする?マスティモンの体力が持たない。」
「「「あっ。」」」
「確かにボーデヴィッヒの言う通りだ。それに万が一成功したとしても装置を壊す前にデュークモンたちが全滅する危険性がある。と言うよりもお前ももう少し頭を使わんか、更識。」
千冬に言われ楯無は頭を抱える。そのとき、シャルロットの母親であるノエルがアルファモンと共に来た。
「方法ならありますよ。」
「え!?本当!?」
「鳳は少し落ち着け。それで方法とは?」
「アルファモンもゲートを開く能力を持っているわ。」
「つまり私と共に来れば一気にデュノア社に乗り込むことができる。」
「やったー!」
「これなら一夏さんたちと合流できますわ!」
「ただし、私のゲートで連れて行けるのは一組だけだ。それ以上連れて行けば最悪の場合ゲートの取り残してしまう危険性がある。」
「ちなみにゲートに取り残されたらどうなるのかしら?」
「いい質問ね、流石生徒会長。残された場合は最悪一生その空間を彷徨うことになるわ。」
「「「「・・・・・・・・」」」」
ノエルの言葉に何も言えなくなってしまう鈴たち。しかし、千冬は真っ先に言う。
「では私を同行させてほしい。シャルロットは私の生徒でもある。」
「え!?ち、千冬さん!?」
「お前たちは引き続きエグザモンとの戦いに合流しろ。デュークモンたちは歴戦の勇士だ。私よりも頼りになる。」
「織斑先生。」
「ボーデヴィッヒ、一人前になったところを私に見せて見ろ!」
「はい!」
千冬の激励にラウラは敬礼する。それと同時にクロエが来て全員に待機状態の専用機を渡す。
「一通りの整備は完了しました。これでいつでも出撃できます。」
「了解した。ではノエルさん、お願いします。」
「分かったわ。行きましょう、アルファモン。」
「ああ。」
そう言うとアルファモンはゲートを展開する。千冬とジエスモンは二人の後に続いてゲートの中へと入っていく。
「では、我々も行くぞ!」
「おお!」
ラウラとガブモンは馬鹿みたいに興奮していた。
「鈴、どうしてあの二人はあんなに元気になったの?」
「私に聞かないでテリアモン。」
「どうしてなの?」
「私にも分かりませんから気にしなくてもいいですのよ、ピヨモン。」
デュノア社 地下
「これは・・・・・」
マグナアルフォースブイドラモンは目の前の光景を驚きながら見ていた。目の前では膨大なデジタルウェイブが螺旋状になって蠢いていた。
「これだけのデジタルウェイブを発生させ続けたらこの世界は・・・・・」
「そう、全てが新しく生まれ変わらせるためにな。」
マグナアルフォースブイドラモンは後ろを振り向くとそこにはデュナスモンが座禅を組んで座っていた。
「このデジタルウェイブこそ、この世界の全てを塗り変えるための恵みの雨。そして、デジモンたちはその雨で肥えた土を踏みしめながら新たな世界を築き上げていくのだ。」
「お前もロイヤルナイツか!」
「いかにも、私はデュナスモン。この装置の防衛に就いているロイヤルナイツだ。」
マグナアルフォースブイドラモンは拳を構える。
「この装置には触れさせはしない。この世界の邪魔な人間たちを一掃し・・・・・そして、私の未練を完全に断つためにも。」
「言っていることがわからないが敵だっていうことには変わらないようだな。」
デュナスモンは座禅と解き、マグナアルフォースブイドラモンに近づいていく。
「俺はお前を倒す!そして早いとこ、この装置を壊して兄貴たちと合流する。」
「不可能だな、貴様はここで私に敗れて哀れな姿で分解されていくのだからな。」
両者とも近づいていく。その間にもシャルロットたちは急いで合流しようとしていた。
今回の技
シャドーウィング=ガルダモン
ジャイアントミサイル=セントガルゴモン
ガルルトマホーク=メタルガルルモン
もしかして減りの原因はネタ要素が原因か!
あれはシリアス気味になるのを中和するために入れたんだが・・・・・
と言うかお気に入りが減っては・・・・・ぐわあ!?ライフポイントがゼロに!