時は江戸時代。場所はかぶき町。
そこにとある事件が起こった。デコボッコ教と名乗る謎の天人集団がかぶき町中の男女を逆転させてしまった。
かぶき町に万事屋を構える男、坂田銀時もまたその影響を受けてしまっていた。
元女性の男性陣の活躍によりデコボッコ教を退けることに成功し、男性は女性へと戻ることが出来た。
しかしあまりにも役に立たなかった元男性の女性陣はその報いか元に戻ることが出来ずにいた。しかも男性陣がデコボッコ教を潰してしまったせいで手立てすら無くなってしまっていたのだ。
「冗談じゃねぇぜ全く!何で俺たち男だけ元に戻れねぇんだよ!」
そう愚痴るのは元坂田銀時で現在坂田銀子。
「そりゃお前らが役に立たなかったからアル」
既に元に戻れている神楽。
「仕方ないですよ銀子さん、神楽ちゃんの言う通りなんですから」
性転換した筈がメガネがピンクになっただけの志村新八。
「お前は良いよな新八!ただメガネがピンクになっただけでチ○コはついてんだろ?俺なんてもうビラビラなんだよ!もはや俺がマンビラ子なんだよ!」
「ちょっとぉ!何言ってんですか銀子さんん!」
「別に良いじゃん、銀子さんのフィギュア人気があるみたいアルよ?下手したらそのままの方が人気が出ると思うネ」
他人事の神楽は銀子さんの主張を冷たくあしらう。
「そりゃ戸松遥ファンは歓喜だろうよ!でも逆に杉田智和ファンはどうすんだ?このままだと永遠に俺の口からイケボは出てこねぇぞ!」
「そういう人には涼宮ハルヒとかジョジョでも見てもらえば良いアル」
「アイツらと銀さんだったら声の感じが違うだろ⁉︎ もっとイケメンな杉田さんだっつーの!」
「だったら緋色の…で良いネ」
「それがあったかちくしょー!」
「いや、アンタら何のやりとりしてんだあぁぁぁ!」
銀子と神楽のやりとりに新八のツッコミがこだまする。
「うるせぇな新八、もうこの際だからお前を5年後に変えれたりしねぇの?」
「あっそれ良い考えアル!」
「無理に決まってんだろぉ!だいたいこの際でどの際だよ!」
「いやー正直?新八のツッコミってうるさいと思うのよねぇ。ぶっちゃけあたしと神楽がいればボケツッコミ出来るわけじゃん?だから別にいらないかなって」
ここぞとばかりに戸松遥ボイスを使って女子高生っぽく言った銀子。
「待ってぇ!このままだとホントにクビになりそうなんだけどぉ!」
「だったらデザート三人前頼んどけよ」
「ぐるナイの出川哲朗かっ!」
「はいよく出来ました〜」
「なんか腹立つ!無性に腹立つ!」
「こんなところで神楽や三井と言い争ってる場合じゃねぇんだよ。これから万事屋がどういうスタンスで行くのかを会議しまーす」
そう言うと銀子は何処からかホワイトボードを持ち出してきた。
「誰が三井だよ!メガネ違いだろソレ!」
「でも銀ちゃん、元々万事屋銀ちゃんって名前なんだし女の子でも怪しまれないと思うアル」
新八のツッコミは華麗にスルー。
「なるほどな、確かにそれはあるか。万事屋銀くんじゃ無理だったがちゃんならイケるな」
「名前の問題なの⁉︎」
例えシカトされようがツッコむ。それが新八のツッコミとしてのプライドでポリシーである。
「でもなぁ例えば銀さんに女を口説く方法に聞きに来た依頼者がいたとしたら、男が新八だけじゃすぐに帰っちまうぞ」
「お前にそんなこと聞きにくるやつなんていないアル」
新八がツッコむ前に神楽がぶった斬った。
「冷たい神楽ちゃんこわい〜」
また女子高生キャラを出してきた銀子。なんだかんだで使いこなしている。
「なぁそれより気になったんだけどさ、今の新八ってホントにチ○コついてんの?」
早くも会議に飽きてきた銀子がいきなり言い出した。
「な、何言ってでんか銀子さん!」
「脱げよホラ」
中身こそ男だが側から見れば女が男に攻めているようにしか見えない。
「ちょ、ちょっと!」
「お前にチ○コが生えているかいないかでこれから俺がお前に接する態度が変わる」
「何でチ○コ一本でそんなに変わるんですか!」
ツッコむ新八だが、銀子は目はマジだった。
「もしお前に生えていなかったら俺と同じ待遇の人間として受け入れよう。だがしかし!もしまだ生えているというのなら!俺はお前をぶっ飛ばすぞ」
「いやだから何でそうなるの⁉︎」
もはや新八に拒否権はなかった。
「わ、分かりましたよ…」
新八は恐る恐るパンツを脱いだ。次の瞬間玄関の扉をぶち破って外までぶっ飛んでいた。
「汚い棒が生えてたアルか」
「あのクソメガネ…今まで自分も銀さんと同じ被害者なんですぅ。みたいなツラしやがって……お世辞に立派とは言えねぇが生えてるじゃねぇかぁぁ!アイツホントにメガネがピンクになっただけだったんかいいいい!」
銀子の悲痛の叫びだった。
「杉田智和さんファンの皆さんさようなら。同じジャンプならジョジョなりBLEACHなりSKET DANCEなり好きなものを見てください。そして戸松遥さんファンの皆さんこんにちは!今日からこの声をかぶき町にお届けしまーす」
第一訓完。
またお会いしましょう