銀魂ファッション GIRLS MODE   作:数取団乱闘生

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第十三訓「欲しくもないものに限って当たる」

とある日の万事屋。神楽が不在で銀子と新八だけだった。

「相変わらず仕事ねェなァ。もうあたしら半分長谷川さんみたいになって来たかもな」

神楽に言われた女の子化計画は数日で飽きてしまったが、やってないと怒るのであたしという一人相だけ残していた。

「半分無職ってことですか?でも確かにそうかもしれませんね…」

「だって月に一回あるか無いかになって来たんだぞ最近、本格的にヤバいだろもう」

銀子が憂鬱になっていると新八がテーブルに置かれた手紙を発見した。

「銀子さん、これ何なんですか?」

「さぁ知らねェ。気になるなら見てみれば」

「気付いてたんなら開けましょうよ!」

新八はツッコミながら手紙を開けると中には[招待状]と書かれていた。

「坂田銀子さん。あなたが1000万人の中からの6人に選ばれました。…これしか書いてないですよ?」

「景品か?あたしなんかに応募したっけなァ?」

「日時は今日の夜ですよ」

「唐突だな。でもまぁなんか貰えるなら行っとくか」

勝手に文書を何かが貰えると解釈した銀子は指定された場所へ向かうことにした。

 

時を同じくしてその頃真選組屯所。

「ゴリ子さんマヨ子さん、山崎があたしら三人宛に手紙が届いてるって」

気だるそうに総子がゴリ子とライザップで見事ダイエットをして二次創作物でよく見る美人マヨ子の元へ手紙を持って来た。

「何なんだコレ?招待状?」

「1000万人の中からの6人って書いてあるわね。何かの景品?」

真選組はマヨ子以外は完全に女子になりきっている。

「とりあえず行ってみましょうよ、景品なら貰っておいて損はないんじゃない?」

「良かったですねーマヨ子さん。きっと景品はマヨネーズですよ、またX子に逆戻りしちゃいますよ」

「するかァァ!二度とあんなブタになんかなってやるかよ!」

真選組の三人も勝手に何かが貰えると解釈し、指定された場所へ向かうことにした。

 

「あれ?お前ら何でここに?」

「あら万事屋さんじゃない、お久しぶりね」

銀子と真選組が集められた場所は同じだった。

「つーか何ゴリラ、てめー完全に女受け入れてんのかよ。ところでそこの隣のネェちゃんは誰だ?」

銀子が最後に会った時はX子なので当然今の状態は知らない。

「この子はうちの新しい副長のマヨ子よ」

「副長⁉︎ てことはあのブタか⁉︎ いったいこの数か月で何しやがったんだ!」

銀子は腰を抜かして驚いた。

「そこまでされると腹立つな逆に…」

「あらマヨ子さん、逆にってなんですかい?もしかして痩せたねぇとか可愛くなったねぇとか言われたら嬉しいんですか?」

マヨ子の言葉のあやをすかさず突く総子。

「んなわけねェだろ!いつだってさっさと戻りてェっつーの!」

銀子と真選組がそんなボケツッコミのやりとりをしていていると

「あっこんにちは皆さん。ヅラ子です」

そこに見覚えのある長髪のおネェがやって来た。

「おいヅラ、お前も呼ばれたのか?」

「ヅラじゃない桂だ!招待状を貰ってな。はるばるやって来たのだ。というかお前は誰だ?」

ヅラ子の方は性転換してから一度も会っていないので真選組はおろか銀子すらも知らないのである。

「あーもう知らないなら知らないでは良いわ面倒くさい。銀時がジョナサンならあたしはジョニィぐらいに思っといてくれ」

「それ一巡後の世界のお前じゃねェか!世界は一巡してねェんだよ!落ち着け!」

マヨ子がすかさずツッコんだが銀子はシカトした。

さらにそこへもう一人やって来て

「あはははは、招待状の場所ってここで合ってるんかの?わしはあんまりGooglemap見るのは得意じゃないぜよ」

「さ、坂本⁉︎ 大して出番のないお前まで来たのかよ!」

やって来たのはほとんど出番のない坂本辰馬だった。当然性転換はして居らずそのままである。

「金時か!なんか知らんがすまいるにおったらいきなり招待状渡されたのぅ。もしかしたらおりょうちゃんの家の住所かも知れん!と期待して必死にGooglemap解読したんじゃが違うかったぜよ」

「さっきからGooglemapって何なんだよ!そんなもん招待状に無かっただろうが!」

銀子は坂本から手紙を奪い取った。

そこにはGooglemapを印刷した紙が貼り付けらていた。

「お前だけかなり嫌がらせされてんじゃねェか」

とはいえこれで1000万人の中から選ばれたとされる6人が集まった。

坂田銀子、マヨ子、総子、ゴリ子、ヅラ子、坂本辰馬の6人。果たして攘夷3人に真選組3人というこのメンツを招待したのは誰なのか。

「そりゃわしぜよ」

さらにそこにもう一人現れた。坂本辰馬率いる快援隊の通称カミソリ副官の陸奥だった。

「お前が⁉︎ 何で⁉︎」

「お前んとこの神楽に頼めれたぜよ。男6人を集めてこれをやってくれとな」

そう言って陸奥が用意したのは六面体のサイコロと小さなハリセンが5つと大きなハリセンが1つだった。

「これであたしらに何をしろと?」

「考えば分かるじゃろ。このサイコロにはお前らの顔が描かれているきに。それが当たった奴がハリセンで叩かれるぜよ」

「何処かで聞いたことあるんですけどー⁉︎」

 

第十三訓完。

 

 

またお会いしましょう

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