暗殺教室 ~ばけものを救ったのは、なんと地球を壊す超生物でした!~ 作:我楼
「きろ……起きろ、起きろっていってんでしょ!必殺
ゴンッッ!!!
「いっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったぁっぁぁっぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁぁ!」
無慈悲にも全力で振るわれたフライパンが少年の急所に命中する。血が出てないので潰れてはいないだろう。
「いってんだよおめー!男の証を潰すきか!?」
少年は叫ぶ、音爆弾かと思うほどに大きかった声は少女には届かない。
「え、何か言った?耳栓してるから聞こえなかったの。ゴメンね?」
少女は耳栓をしていたのである。少女はその耳栓を丁寧に外し、拭いていく。
「何ぃ!?耳栓だと!?そんなバナナ!?」
「今日から学校でしょ。私は行くから、後宜しく」
少年のギャグも虚しく終わり、少女は扉に向かって歩いていく。
そして扉を開けて、出ようとしたときに思い出したかのように、
「あ、時間まで10分切ってるから」
と言った。
「嘘かよ………」
その言葉で少年は絶望したのである。
「相変わらずぼろいな、この校舎」
「相変わらず…と言っても昨日来たばかりでしょ。そんなすぐには変わらないよ」
少年は急いで支度をして走ったら先を歩いていた少女を見つけたらしく、一緒に来た。
「まあ職員室行こうよ、時間厳守♪」
「ああ、そうだな」
ハイテンションな少女を見て、呆れながら少年は同意した。
「ここが職員室だね。板が抜け落ちなくて良かったよ~」
「俺はお前のせいで散々な目にあったんだけど!?」
少年には目立った外傷はないものの、あちらこちらに切り傷が多少ついている。
原因は少女が連れてきた猪に後ろから突進され、猿に引っ掻かれ、犬に噛み付かれ、最後は猪が暴れ、木が少年目がけて倒れてきたのである。
「それはそれとして、入ろうか。「ああ、そー」失礼しまーす」
「はあ、失礼します」
「おはようございます。私が殺せんせーです。まあ一応、もう一度自己紹介をしました」
少年と少女が部屋に入ったその時、2人をここに入れた張本人が現れた。
「とりあえず行きましょう」
「はい」
「はーい」
少年は緊張した面持ちで、対して少女は気楽そうに。
歩くとたまに鳥の声が聞こえ、風が吹く音も聞こえる。
少年が「山でもこんな場所に住みたい…」と思いながら歩いていると殺せんせーが話しかけた。
「ここが教室です。私が呼んだら入って下さい」
「はい」
「はーい了解しました!」
二人の返事を聞くと、殺せんせーは扉を開けて入っていった。
渚side
今日は烏間先生から転校生が来ると聞いている。しかも二人らしい。
どんな
「ねえ渚、どんな人が来るか知ってる?」
隣にいる緑髪の女の子、茅野カエデが話しかけてきた。
そんなことは知らない。なので僕は、
「ううん、知らない。烏間先生は二人と言ってたけど…」
と首を横に振りながら答えた。そんな事を話していると、殺せんせーの口からその話題がでてきた。
「今日から新しい
殺せんせーが言葉を言い切る前に扉が開けられ、その編入生は入ってきた。
「あはは、みんな面白そうな子だね。お前さん」
「キャラを定めろ、ブレブレだぞ」
一人は元気そうな女の子。もう一人はなぜか怪我をしている見るからに面倒くさいオーラが凄い男の子。
どちらもここに来るような人には見えない。
「じゃあ、私から自己紹介?」
「黒板には?書く?」
「書いた方が分かりやすいので、是非書いて下さい」
殺せんせーの言葉を聞くと、少女は少年に向けてチョークを投げる。少年は左手でキャッチすると、名前をすらすらと書いていく。二人分だが。
「じゃあ、私から。私の名前は___
名前はまだ出さないぜ!
とくに言うことは無し!
ではバイなら!