暗殺教室 ~ばけものを救ったのは、なんと地球を壊す超生物でした!~ 作:我楼
「「球技大会(ですか)?」」
「そう、球技大会」
球技大会というぐらいだから動くのか…ダリィ……
「今ダルイとかダルイとかダルイとか考えたでしょ」
「何でダルイしかないんだよ。俺に選択肢は?」
「ない」
「ほぉー」
ああーボールは扱いづらいんだよなー。どーやってベンチに食い込むか…。ベンチに食い込むって名門校じゃないと聞かないよな。あ、ここ名門か。
「なんでE組はエントリーされないんだ?」
「ああ、それね。今から先生にも説明するし聞いてて」
「了解」
「E組は大会にはエントリーされないんだ。1チーム余るという素敵な理由で。そのかわり、大会のシメのエキシビションにでなきゃなんない」
「エキシビション?」
「要するに見せ物さ。全校生徒が見てる前で男子は野球部の、女子は女子バスケ部の選抜メンバーと
「トーナメントで負けたクラスもE組がボコボコに負けるの見てすっきり終われるし、E組に落ちたらこんな恥かきますよって警告にもなる」
「なるほど、
「そ」
マジか、むっちゃやる気出てきた。
「でも心配しないで殺せんせー。暗殺で基礎体力ついてるし。良い試合して全校生徒を盛り下げるよ。ねーみんな」
「「「おー」」」
ん、やっぱあいつもやる気出てきたな。
「何いってんの?負ける前提で話さないでよー?私のこと忘れてないかな?本校舎の
うっわ酷いなー。男で良かったわ。あいつの恐さと言ったら手加減を知らないところだもんな。
「お前後で殴ってやるよ」
「唐突な死刑宣告ありがとう」
よし、すぐに防弾チョッキとか色々買ってこよう。死にたくねー……
「まあ、それはともかくどーすんの?勝算とかあんの?」
皆だまっちまった。……そんなに勝算ないのかよ。
「俺等さらし者とか勘弁だわ、おまえらで適当にやっといてくれや」
「寺坂!…ったく」
まあ、そりゃ当然だよな。
「結局、どうだ?秘策とか奇策とかねーの?」
「…………無理だよ、最低でも3年間野球してきたあいつらと、ほとんどが野球未経験のE組。勝つどころか勝負にならねー」
「それにさ、かなり強ぇーんだうちの野球部。とくに主将の進藤、剛速球で他校からも注目されてる。……俺からエースの座を奪った奴なんだけどさ。勉強もスポーツも一流とか不公平だよな人間って。「じゃあs」……だけどさ、殺せんせー。
「好きな野球で負けたくない。野球部追い出されてE組来て、むしろその思いが強くなった。…
おう、いつのまに着替えたんだよ。道具まで持って、野球の格好とか…しかも顔色まで!?自在なの!?
「おっ……おう…殺せんせーも野球したいのはよく伝わった」
「…ヌルフフフ。先生一度スポ根モノのコーチを一回やってみたかったんです。殴ったりはできないのでちゃぶ台返しで代用します」
「「「用意よすぎだろ!!」」」
「最近の君達は目的意識をはっきりと口に出すようになってきました。殺りたい、勝ちたい。どんな困難な目標にも揺るがずに。その心意気に応えて殺監督が勝てる作戦とトレーニングを授けましょう」
「ハッ!お前等は忘れてないか?この俺が加わってるんだ、そうそう負けない自信がありますが?あとはお前等の努力次第だぜ?どうするんだ?努力して勝つか?怯えて縮こまって負けるか?どっち選ぶんだ」
「決まってる。努力して
「「「オーッ!」」」
正解だ。さ、俺は外から傍観するか。
「いいの、あんな自分が強いアピールして」
「…別にいいさ。実際、誰にも負ける気はしないしな」
「…じゃあ良いよ、ただし私の設定を変えるようなマネh」
「しねーよ。したら殺しに来るだろ?お前」
するわけないだろ。あいつも分かってるくせに。
「うん。貴方を殺す。そして待つ。また貴方のような存在が現れるまで」
「……あっそ。この
「多分、短く見積もって私が10回
「じゃあ俺はお前のためにあいつを殺さなきゃいけないのか」
「そういうこと。じゃあ、頑張って」
「了解」
あいつのために……か。俺もずいぶん変わったな。
っと、さて。俺も頑張るか。