Fate/IF Extra   作:新参者基本読み専

5 / 11
今回の話は思いつきの駄作です。
ですが面白い等言って頂けたらうれしいです。


IF1
特別版 迷いし者、救う者


「ふむ、君も駄目か」

 

 何処からか男性の声が聞こえて来た。だが、この声からは人間味と言うのが削ぎ落とされている様な感じが聞いてとれた。コンピューターに文字を打ち込み、それを読んでくれるプログラムがあると聞いた事があるが、まさにそれじゃないかと思ってしまった。

 

 「さて、それでは次の候補者を待つとしよう。君は落選という事で終了だ」

 

 私の身体から流れる血で自身を濡らしながら、薄れゆく意識でその声の言葉を聞いていると、唐突に

 

 「さらばだ。君は安らかに消滅したまえ」

 

 別れの言葉を残し、声は聞こえなくなった。

 

 どうしてこんな事になったのか、そんな事を思っていると走馬灯の様に此れまでの事が頭を過った。

 

 

 私は気が付くととある学園にいた。そして意識が戻った瞬間、恐ろしいまでの違和感、嫌悪感が自身を襲った。私自身がこの世界を拒んでいるのか、それともこの世界全体が私という存在全てを拒んでいるのか、そんな些細な事を考える余裕などなかった。早く此処から逃げないと、そんな本能に任せるまま、私は何処を目指すか等考えず走った。

 だが、どこに行ってもその感覚は消えず、むしろ強くなって私を襲っている。早く、早く!!と気持ちが私を急かすが出口など分からないのに如何すれば良いんだと思い、ある場所に着くと今感じているものとは違う違和感を感じた。もしかしたら出口かもしれない、そう思いその場所へ向かうと、そこには学園の中とは思えないコンクリートの壁とドアがあった。何処に繋がっているか分からないけど、多分出口だと思い、そのドアを何の躊躇いも無く潜り抜けた。

 

 迷宮を思わせる場所を抜けると現代の場所とは思えない程神聖と言える場所に着いた。私は周りを見渡し、何かないかとみていると、突然そこにあった人形が動き出して私を襲った。私も何とか迎撃したが、すぐにやられ、そして私の腹をその人形の腕が貫き、人形が腕を抜いたと同時に私はそこに倒れた。

 

 そうだ。そんな事もあったなと、まるで他人事の様に思えた。何せ私はもう死ぬんだ、もう如何でも良い。早くこの目を閉じて終わらせよう、その考えに従い目を閉じようとすると、

 

 ツゥ

 

 何かが私の頬を伝う感覚がした。どうやら私は泣いているようだ。その涙が流れ、私は思いとどまった。

 嫌だ

 まだ死にたくない

 私は、私はまだ・・・!!!

 

 その思いに応えようと身体を動かそうとして見る。だがすぐに激痛が全身を駆け巡った。それでも動かそうと懸命にやっていると、人形/死が近づく音がした。私はそれから逃れようとするが、元々近い距離なため、すぐに音が大きくなって聞こえた。嫌だ、嫌だ、嫌だ!!!

 

 「私は、まだ・・・生きたい!!!」

 

 誰も居らず、誰も聞いてはいないだろうそんな空間で一人の女は願いを述べた。多くの者がそれを聞いてもそれを聞き捨てるであろう、だが、それを拾う物好きもどうやら居る様だ。

 

 (声が聞こえて来たと思ったらまさかこの場所とは思わなかった。風前の灯の人が一人。このまま見捨てるってのは・・・出来ないよねやっぱり。師匠達には申し訳ないけど、此ればっかりは性分だからどうしようもないよね)

 男の声は聞こえた。だが、先程聞こえた男の声とは全然違う。人間味があるのはともかく、まだ幼さが残るが、透き通った声だった。

 (本当は関わる気なんて無かったんだけど、このまま見過ごす訳には行かなくなった。心配しないで、貴女の事は俺が守るから)

 

 その声が遠ざかった瞬間、私と人形の間に一人の人影が現れた。その人物は赤い外套を纏い、茶髪が特徴的だった。その人物越しにさっきの人形がその人物に襲い掛かってくるのが見えた。すると目の前の人物はゆっくりと構え、

 

 「破!!」

 

 空間全体に響く声と、地面を揺らす振動と共に放たれた拳を人形が受けると、端の壁まで勢い良く飛んでいき、壁に埋まった。ほんの僅かギギギと動いたが、その動きは止まった。

 

 それを見て構えを解き、こちらに振り返った。見るとその顔立ちはまだ幼く、可愛さを感じる少年だった。だが目は歴戦の戦士が持つ様な目をしていた。何処までも透き通った目だが、こちらの全てを見抜く様な感じがして少し恐怖を感じた。私を見てふっと慈しむように微笑み、

 

 「問おう。貴女が俺のマスターかな?」

 

 先程聞こえた透き通った声で私に問いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【クラス】セイヴァ―/アヴェンジャー

 【マスター】

 【真名】岸波白野

 【性別】男

 【ステータス】

  筋力:E

  耐久:E

  敏捷:E

  魔力:E

  幸運:E

 (初期化の呪い故最底辺迄落ちてます)

 【クラス別スキル】

 耐魔力:-

 宝具によって失われている

 単独行動:-

 宝具によって失われている

 

 【保有スキル】

 不屈の意志:EX

 彼、岸波白野の魂に刻まれた在り方。

 瀕死の重傷を負っても立ち上がり、意志が折れない限り戦闘行為を続行出来る。精神系の攻撃に対し、有利な補正を受ける。彼の意志を折るのは神であったも不可能であろう。

 

 心眼:A+++

 修行、鍛錬で培った洞察力。だが、彼は元々眼が優れていたため、大抵の行動は見て対応できる。天性の才能であるが本人は自覚なし。

 死戦を何度も潜り抜けた事と修行の成果も伴っている。

 

 直感:A

 戦闘時、常に自分にとって最適な展開を〝感じ取る”能力。

 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚、聴覚に干渉する妨害を半減する。

 これも天性の才能と修行によって研ぎ澄まされたもの。

 

 頑健:B

 毒などに対し有利な補正を受ける。これを何故得たかは・・・察してあげて欲しい。

 

 女難の相:★

 このスキルの持ち主は女性と何らかの形で出会い、殆どの女性からは好意を持たれる。尤も好かれる女性は皆厄介な性質などを持っている為とてつもなく厄介である。しかし、美女、美少女の為周りからしたら血涙を流す位羨ましい。ちなみにフラグ建築っぷりは凄ましいが、本人は無自覚である。

 

 魔術:C+

 戦いで得たコードキャストを使用出来る。

 

 中国武術A

 ようやく゛修得した“と言えるレベル。

 【宝具】 

 ■ ■ ■ ■ ■

 

 現在表示できません。

 

 ■ ■ ■ ■ ■

 

 現在表示できません。

 




自分で考えておいて何ですが、結構チートですよね。
連載作品もゆっくりですが更新していきますので宜しくお願いします。
ちなみに白野のマスターの候補は沙条綾香、玲瓏館美沙夜、バゼット、ザビ子の四人ですね。(ザビ子いがいはキャラ崩壊の可能性あり)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。