とある最強の正体不明(コードアンノウン)   作:まゆげ剃り機

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どうもまゆげ剃り機です

姫神って影薄いキャラですけど私的にはメチャクチャかわいいと思います



第十一話

ステイルと彩人は『三沢塾』の門前に立っていた

 

「怪しくは見えないね。だけど、建物自体が錬金術師の強力な結界になっている。・・・アウレオルス=イザード。かの有名な、パラケルススの末裔さ」

 

ここで敵の情報を聞かされる彩人、錬金術師、アウレオルス=イザードが首謀者。

 

「錬金術師にはね、ある究極的な目的が存在するんだ。世界の全てをシュミレートすることさ。」

 

それは総てを支配する神になるということ。

例えば思いや言葉だけで現実に反映するようなそんな無敵な力。

 

そんな力をふーんそうなんだぐらいにしか思っていないない彩人

 

その後、ステイルは吸血殺しの本名と顔を確認しておけと写真を渡す。

名は【姫神秋沙】 姫神はマクロナルで食い倒れていた巫女だった。

 

(だからあんな普通じゃねぇ奴らといたのか、納得した)

 

 

 

 

 

 

 

ロビーに突入した2人、そこはあくまで普通の予備校だった

 

ある一点を除いて

 

そこには西洋甲冑を着た人が血を流しながら柱を背にして座っていた

 

「死んでんのか?」

 

俺は初めて死体を見た

 

「ああ、死んでる、狼狽えないのだね」

 

「ああ」

 

「君の事だからこんなことしたアウレオルスに怒ると思ったんだけどね」

 

意外そうな顔をしているな

 

「‥...誤解してるようだから言っとくが、俺は聖人君主じゃねぇ、自分の関係ねぇ奴がどうなろうが、知ったことじゃねぇ」

 

と言う彩人の拳からは血が滴っていた

 

「あっそ」

 

ステイルはさして興味がない様子で吐き捨てた

 

「で?何でここに死体があるのに誰も気づかないんだよ」

 

「君ならこう言えば理解するかな‥...コインの表と裏だよ」

 

「ok 把握」

 

コインの表と裏のように、お互いに干渉できないというルールという事だろう

 

「流石だね」

 

言葉だけの賛美だな

 

「この結界は俺の力で壊せるか?」

 

「無駄だよ‥...魔術の核を潰さない限り、この結界を破ることは出来ない」

 

そ、残念

 

「戦う理由が‥...増えたみたいだ」

 

そう言うとただの死体だと言いつつも、さりげなく十字を切って死者の冥福を祈るステイル

 

「外とは連絡できるのか」

 

俺は少し気になって聞いてみた

 

「試してみればいいさ」

 

と言うことでインデックスに電話してみました

 

Prrrr

 

『ひゃい!こちらあのIndex-Libror―――じゃないっ、柊です、あの、はい』

 

おお! 途中自分の名前を言いかけたが、ちゃんと柊って言えたな

 

「インデックス、彩人だ」

 

『あ!!アヤト!!どうしたの?』

 

「実は野暮用がまだかかりそうなんだ、すまんな」

 

『...そうなんだ、でも出来るだけ速く帰って来てね!!』

 

「ああ、じゃ、切るぞ」

 

『うん』ガチャ

 

電話を終えるとステイルがこっちを見ていた

 

「ここは戦場だというのに、のんきに女の子なんかと会話しちゃって‥...」

 

「あ、‥.」(察し)

 

 

「いいか、間違うなよ。恋愛対象としてあの子を見ているわけではない。君だって知ってるだろう?あの子は今まで、一年周期で記憶を消さねば生きていけない体だった。今、君のいる位置にはかつて、様々な人たちがいた。父親や、兄弟や、親友や先生。皆様々なものになろうとしたんだ。かつて僕は失敗し、そして君は成功した。それだけさ。僕らの違いは、たったそれだけだよ‥...」

 

「‥...」

 

自嘲気味に笑うステイルを見て彩人は胸中を察した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

階段を上り二人は食堂へとやって来た。瞬間、生徒達の視線が二人に集中する

 

「マズイかな・・・呆けるなよ。コインの表の住人にコインの裏の僕等が見えるはずがな」

 

「わかってるよめんどくせぇな、やっぱそう簡単にはいかねぇか...」

 

生徒は呟く―

「熾天の翼は輝く光、」「輝く光は罪を暴く純白、」「「「純白は浄化の証、」」」「「「「「証は行動の結果、結果は未来、未来は時間、時間は一律、 一律は全て、全てを創るのは過去、過去は原因、原因は一つ、一つは罪、罪は人、人は罰を恐れ、恐れるは罪悪、 罪悪とは己の中に、己の中に忌み嫌うべきものがあるならば、熾天の翼により己の罪を暴き内から弾け飛ぶべし」」」」」

 

【グレゴリオ=レプリカ】、合唱をする生徒一人一人の眉間から青白い発光球が生まれる

 

その発光球は俺達に襲いかかってきた

 

多勢に無勢と逃げ出す2人

 

「君ならどうにか出来るんじゃないかい?

 

「出来るがめんどくせぇ」

 

意外と余裕がある二人

 

「バラバラに行動しようぜ、そっちの方が捜索範囲が広がる」

 

「そうしようか」

 

そうしてそれぞれ別行動し始めた

 

俺は下の階に行くと塾生の少女が待ち構えていた

 

(ワオ出待ちですかい…地味な女の子だが純朴で良い……個人的にタイプかもな…っていかんいかん集中しよ」

 

「罪を罰するは炎。炎を司るは煉獄」 

 

唐突に始まる詠唱。

言葉を紡ぐたび、少女の皮膚が裂けていく―『超能力者に魔術は使えない』

その負荷に少女は倒れる、それでも球体は消えず少女もろとも彩人へ迫る

 

「邪魔」

 

腕の軽い一振りで球体が吹き飛び消滅し、少女を抱き止めたすると

 

「すごい」

 

と、後ろから呟きが聞こえた。振り向くと

 

「お前は‥...

「あなたは‥...

 

 

 

魔法使いさん」

100円くれた人」

 

意外と早く再開した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても・・・あの錬金術師も歪んだものだな。血路とは他人ではなく、己を切り開いて創るものだろうに」

 

ステイルは結界の核を破壊することに成功し、1人呟いていた、その呟きから今回の首謀者とステイルは面識があるようだ

 

とそこに誰かが来た

 

「自然、―」

 

「偽・聖歌隊(グレゴリオ=レプリカ)を使えばどこに潜んでいようが『核』の元までおびき出せるとは思っていた。当然、侵入者は二人だったはずだが・・・。現前、貴様の使い魔は偽・聖歌隊(グレゴリオ=レプリカ)に呑まれたか」

 

「ふっ。それで、僕を誘き寄せるとはどうゆうつもりなんだ、錬金術師アウレオルス=イザード」

 

ここに二人の魔術師が対峙した

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥...」そわそわ

 

一方インデックスは彩人がなかなか帰って来ない事に言い知れぬ嫌な予感がしていた

 

「‥...やっぱり心配なんだよ‼」

 

そう言うやいなやインデックスはスフィンクスを抱いて玄関を出た

 

「あ!!」

 

そこでインデックスは大量のルーンが貼ってあるのを目撃した

 

 

 

 

 

 

「皮膚を剥がされて毛細血管が傷ついているだけ。動脈を切られたらこれでは済まない、血の流れについては私の方が詳しい。手伝って」

 

姫神はお裁縫セットで応急処置を施す

 

「へぇ、すげぇな、医者か?」

 

「医者じゃない。私、魔法使い」

 

「知ってる」

 

感情をあまり出さない者同士、会話が淡々としている、内容は少ししょうもないが

 

「魔法のステッキ持ってる」

 

姫神はそう言うとおもむろに胸元をまさぐり始めた

 

いきなりそんなことし出したので、彩人も顔を赤くしてしまう‥...

 

 

 

 

 

 

 

 

わけなかった

 

姫神が出したのは魔法のステッキと言う名の警棒(スタンガン付き)だった

 

「‥...良い趣味してるな」

 

皮肉を言ってやった

 

「それほどでもない」

 

だがやはり皮肉が通じなかった

 

「とりあえずここから出るぞ、どういう現状か知ってんだろ?」

 

俺はここから出るように言うが

 

「私にも、目的がある。ここから抜け出すことではなく・・・ここでなければ出来ない目的。ちがう・・・錬金術師がいなければ不可能な目的と言うのが正解」

 

出る気は更々無さそうだ

 

「私が外に出ないのは、必要性を感じないだけ。不用意に出れば、アレを呼び寄せるから。……吸血鬼……どんな生き物か知ってる?変わらない……私達と何も変わらない。誰かのために笑い行動できる……そんな人たち。私の血は甘い匂いでそんな人たちを招き寄せる……招き……集め……殺す。理由はない。ただ一度の例外もなく……殺し尽くしてしまう」

 

「‥...」

 

姫神は悲しそうに語っていた

 

「私はもう殺したくない。誰かを殺すぐらいなら……私は自分を……殺してみせると決めたから」

 

俺には姫神の瞳に覚悟を見た

 

「アウレオルスは言った。助けたい人がいるって。吸血鬼の力が必要だって。だから約束した。殺すためではなく・・・助けるためにこの力を使うって」

 

「お前は...」

 

彩人が何かを言おうとしたら

 

「すぐ、そこへ向かおう」

 

第三者の声が聞こえた

 

「!!!」

 

彩人は振り向こうとし、

 

「これ以上何もするな」

 

この言葉どおり何も出来なくなった

 

(なんだこれは‼)

 

訳のわからない状況で彩人は冷静さが欠けてしまった

 

「憮然。つまらんな、少年。吹き飛べ!」

 

「待って!」

 

姫神が制止。

吸血殺しの力とは関係なく、偶然知り合っただけの自分を救いに来た彩人をを傷付けるなら、協力をやめると宣言。

 

「少年。案ずるな、殺しはしない。……ここで起きたことはすべて忘れろ!」

 

 

 

 

そこで俺の意識は無くなった

 

 

 

 

 




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