とある最強の正体不明(コードアンノウン)   作:まゆげ剃り機

13 / 44
どうもまゆげ剃り機です

この話からシスターズ篇です

後主人公の能力は魔術は完全に消せるけど、超能力は半分位しか消せないという設定で


そうしないと一方通行瞬殺なので


妹達<シスターズ>篇
第十三話


風が強い宵闇、ビルの屋上からスコープを覗く少女が一人

 

『メタルイーターMX』

風を演算し、己が身長を凌駕する対戦車ライフルを標的に合わせる。

 

「目標コード・・・「一方通行(アクセラレータ)」」

 

放つ、刹那、少女は被弾する

彼女は知っている、初撃を外した瞬間には敗北が決っしていることを

ボロボロの身体を引き摺りビルの非常階段を下る

 

当たり前のようにそこに立つ少年は、瀕死の少女を見つめ唯ニタリと笑う

痛みの連鎖・・・感情の無い瞳は逃れる術の無い目の前の死を見つめる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今補修を受けるため学校に向かっている

俺は頭が良いがたびたびサボるからこのように補修がある

 

 

 

 

「本格的に暑くなってきたな‥...飲み物でも買っていこうかな」

 

俺は自動販売機に1000円札をいれたが何も起きない

飲み物も買えないし、お釣も出てこない

 

「‥...おいおいまじかよ、ふざけんなよ苦学生をいじめて

そんなに楽しいかよ‥...」

 

俺はこの世の終わりのような顔をして自動販売機の前で項垂れた

 

と、そんな俺に声をかける奴が

 

「ちょろっと ボケっと突っ立ってんじゃないわよ 買わないならどくどく」

 

「...御坂か」

 

「なによ 文句あるわけ?」

 

「いいや‥...それよりその自販機 お金を飲むぞ」

 

「知ってるわよ 裏技があんのよ お金入れなくてもジュースが出てくる裏技がね」

 

と言い御坂リズム良くステップを刻み始める、そして

 

「チェイサー!!!」

 

ドゴンと御坂は自販機に回し蹴りを放ち飲み物が出てきた、その拍子にスカートがめくれる

 

(!!)

 

が、そこにあったのはただの短パンであった

 

(ケッ‥...色気ねぇな)

 

「あんた今失礼な事を考えなかった?」

 

「‥...全然」

 

……エスパーかよ

 

「ふーん...あっそ、それよりあんたいくらのみ込まれたの?」

 

この時の御坂の顔はとても輝いていた

 

(人の不幸は蜜の味ってか...)

「‥...‥...1000円」ボソ

 

その言葉がツボに入り爆笑する美琴

 

一通り笑い終えた後、「じゃ、取り返してあげるわ」と、右手で自販機に触れ電撃を放つ

 

 

 

「ガラナ青汁」「きなこ練乳」「ハバネロパインアップル」「山芋ドリンク」「凝縮栄養飲料」「ココアコーラー」

 

出てくる大量のジュース

 

そして鳴り響く警報音

 

「‥...バイビー」スタコラ

 

彩人は犯罪の片棒を担ぎたくないので逃げますわ

 

「ちょ、ちょっと待ちなさい‼」

 

防犯装置が作動し、美琴も大量のジュースを抱え逃走に加わる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩人は公園のベンチに腰かけていて、そこに御坂が来た

 

「あんた!!なに一人で逃走かましてんのよ!!」

 

御坂はジュースを俺に差し出す

 

「あんたはこの御坂美琴を打ち負かしたのよ?ならば最低限、勝者としての責任くらいは取ってもらわないと困るの!」

 

そういわれたら仕方がない

 

彩人は渋々『ハバネロパインアップル』を受け取った

 

「ほれ、さっさとジュースをお飲み。

 美琴センセー直々のプレゼントだなんてウチの後輩だったら卒倒してるのよ‥...私が常盤台の中でなんて呼ばれてるか知ってる?」

 

御坂はうんざりした顔で聞いてくるが、そこへ

 

「‥...お姉さま?」

 

白井が現れた

 

「まあまあ、お姉さま!補習なんて似合わない真似してると思ったら、このための口実だったんですのね?‥...て、あなたは、柊さんではありませんの」

 

「オッス、黒子っち」

 

俺がふざけると

 

「別に、私は幻の6人目ではありませんの」

 

ツッコミを返してくれる

 

「そんな黒子を俺は嫌いじゃない」ニヤ

 

「告白ですの?ならその性格を治してから来てください」フフ

 

意外と仲の良い二人

 

「‥...あんた達いつの間にそんな仲良くなってたの?」

 

驚愕している

 

「俺がよく黒子がいるジャッジメントの支部にお世話になってるから」

 

俺が説明する

 

「‥...そんな楽しそうな雰囲気ではないですのよ、よく柊さんは事件に巻き込まれているので、その取り調べで話す機会が多いのですの」

 

黒子が補足する

 

「あんた…」

 

御坂はどこか呆れた目をしていた

 

「わたくしはもう行きますね」

 

では、と言い黒子はその場からテレポートした

 

 

 

 

 

 

「‥...お姉さま‥...」

 

また聞こえた

 

「あん?またかっ‥...ワオ……似すぎだろ」

 

そこにいたのは御坂と酷似した妹(?)がいた

 

「「妹」です と、ミサカは間髪入れずに答えました」

 

(...またキャラの濃い奴が出てきたな)

 

頭痛がしてきた

 

そんな中御坂が口を開いたら

 

「あんた!一体どうしてこんなところでぶらぶらしてんのよ!?」

 

「どうしてかと問われれば、研修中です、とミサカは簡潔に答えます」

 

「おい、妹 ちょろっとコッチ来てみようか いいから・・・来なさい」

 

 

いつに無く鬼気迫る様子の御坂

 

何かがあるな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩人は御坂が置いていったジュースを持って帰宅している

 

「御坂め‥...ジュースを置いていきやがって...ん?」

 

ふと斜め前に目線をむけたら

 

(...御坂?‥...いや…軍用ゴーグルを着けてるから、妹の方か)

 

「よぉ、御坂妹、さっきぶりだな」

 

声をかけてみた

 

「あなたはさっきの‥..必要ならば、手を貸しますが?と、ミサカはため息混じりに提案します」

 

「ああ、そうしてくれ 君の姉の不始末だからな」

 

ジュースを二人で分けて再び帰宅

 

「なぁ御坂妹、お前は何で軍用ゴーグルを着けてんだ?」

 

ふと疑問に思った事を聞いてみた

 

「ミサカはお姉さまと異なり、電子線や磁力線を目で追うスキルがないのでそれらを視覚化するデバイスが必要なのです、と、ミサカは懇切丁寧に説明しました」

 

 

 

 

 

マンションに着くと土御門元春の妹の土御門舞夏が掃除ロボットに乗って現れた

 

「柊先輩、良いことを教えてあげます

家出少女をかくまうコツその1。都会なら平時は外をブラブラさせておいて、夜になったら回収すると言う餌付け法が一番楽チン。・・・あのシスター、部屋の中でドタバタ騒ぎすぎだろ」

 

「‥...すまん舞夏、迷惑かけたな」

 

本当に申し訳ない

 

 

 

 

 

舞夏と別れ自分の部屋の前に行くと

 

インデックスと姫神がスフィンクスに何かをしているようだ

 

俺達が近くに来ると気付いたようだが、御坂妹を見ると二人とも禍々しいオーラを発し、ゆらりと立ち上がった

 

「彩人が、また知らない人と‥...フフフフフフフフ」

 

インデックスは不気味な笑いをしだし

 

「どうして‥...私の...私だけの居場所になってくれるって言ってくれたのに‥...私を捨てるの‥...嫌だよ、もし捨てても...私は彩人君に憑いていくわ‥...そして、あなたを奪った人を

 

 

 

呪ってやる」能登VC

 

姫神に至ってはヤンデレ化してしまった

 

 

 

(oh……急いで誤解を解かねば俺が死ぬ!!…」)

「こいつはジュースを運ぶのを手伝ってもらっただけだ」

 

「「え?そうなの?」」

 

「ああ」

 

それを聞いて二人は元に戻った

 

「て言うか秋沙、さっき私だけの居場所ってドウイウコトカナ?」

 

「どういうも何も...事実」

 

「そんなことは絶対ありえないんだよ!!!」

 

バチバチと火花を散らす二人

 

修羅場キタコレ!!っと内心ふざけてると、ふとある事に気がついた

 

「秋沙、首もとの十字架‥...」

 

そう、秋沙の首もとに十字架がかけてあったのだ

 

「これは私の吸血殺しを封じてくれてるの」

 

秋沙はロザリオを愛しそうに撫でる

 

「そうか‥...ならこれからは、皆と一緒に居られるな」

 

「うん」

 

秋沙は綺麗な笑みを浮かべた

 

「ところでおめぇらは何をしてんだ?」

 

2人がしていたのはスフィンクスの蚤取り。

 

インデックスはセージを燻してそれを行なうつもりでしたが、建物内では無理

 

一方姫神は

 

「魔法のスプレーと答えるしか‥...魔法のスプレーは害虫に向けて吹きかけるだけ」

 

「おいバカやめろ」

 

こいつ人の家の猫を何だと思ってんだ

 

すると様子を伺っていたミサカが

 

「ようは薬を使わずに猫の体表面からノミを落とせば良いのですね、とミサカは確認します」

 

ミサカは猫に指先を向け、静電気のようなものを放電する、パラパラとノミの死骸が落ちる

 

 

「特定周波数により害虫のみを殺害しました、とミサカは報告します。それでは―」

 

そう言い、ミサカはその場を去っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

俺は補修を受けている

 

「柊ちゃんはやればできる子なのになんでやらないのですか?」

 

そう聞いてくるのは

 

うちの担任の月詠小萌先生だ、身長は小学校低学年位しかないピンクの髪の先生だ

 

因み俺の身長は185もある

 

「にゃ~、あややはめんどくさがりだからな、やりたく無いだけだぜい」

 

「だ、ダメですよ、私柊ちゃんが出来る子なのに他の先生から評価されないのがとても悲しいのです」うるうる

 

いい大人が涙目である

 

「あ~あ泣かしたにゃ~」

 

土御門はニヤニヤしてる

 

「.....まぁ、がんばれ」

 

当麻は苦笑い

 

 

「きー!!!何小萌せんせーを泣かしとんねん!!はよどうにかしいや!!!」

 

青髪ピアスはぶちギレてる

 

「...」うるうる

 

小萌先生はこっちをじーと見てる

 

……とても虐め心を擽られる

 

「‥...わかりました...先生」

 

パァ「やっと分かってくれt...」

 

「結婚しましょう‼!!」ボケる

 

「なんでそうなる!!!」ツッコミ

 

まぁアラサーにこんな事を言っちまったら普通は死ぬから相手を選ぶんだ!!お兄さんとの約束だぞ

 

 

 

 

ズビシ!!っと俺のボケに当麻のキレの良いツッコミが炸裂した

 

俺と当麻は小萌先生を見たら

 

「え…え~!!そ…そんな事急に言われたら困りますぅ~」

 

顔を真っ赤にしていた

 

(待って!!…なにこの反応…可愛すぎます……)

 

「‥...あやや、ぼかぁお前を殴らなあかんようだ」パキポキ

 

うお!!青ピが恐い

 

「待て、青ピ目が開いててスッゴい怖いから……本気にしてる訳ないだろう?…………多分」

 

俺達はもう一度小萌先生を見ると

 

「わ、わたし達は...その…生徒と先生の関係ですから~いけないですよ‥...ああでも禁断の恋って何だか…燃えてきますぅ。それに、前から柊ちゃんは良いかなって‥...キャー先生は先生失格ですぅ~」

 

どうやら満更でもないような?…

 

‥...ふぅ

 

「あ、俺これから腹痛くなるから帰るね、バイビー」スタコラ

 

「許さへん!!許さへんで~!!!!!僕らの小萌先生の心を盗んだ罪、その命で償ってもらうで!!!」

 

青ピがとんでもない速さで追ってきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青ピをなんとか撒いて、今帰宅途中だ

 

そこで御坂を見つけて声をかけてみた

 

「夕陽を眺めて何してんの?」

 

「あー、あんたか」

 

御坂は俺を一瞥してまた前を向く

 

「ああ、おれだ」

 

会話が途切れる

 

「わたし、あの飛行船って嫌いなのよね」

 

御坂が語りだした

 

「何でだよ?」

 

「機械が決めた政策に人間が従ってるからよ」

 

「機械?あぁ樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)か」

 

「そう、『樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)』気象データ解析という建前で、学園都市が打ち上げた人工衛星『おりひめ一号』に搭載された世界最高のスーパーコンピューター・・・なんて言われてるけど、実際そんな馬鹿げたものが存在するのかしらね」

 

そんな御坂の横顔は何故か悲しそうだった

 

「あーちょっと詩人になっちゃったわ、あははは!じゃ、わたしこっちだから―」

 

彩人に一撃チョップし、誤魔化すように一瞬で雰囲気の変わった美琴と別れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あげないのか?」

 

御坂と別れた後、チーズ蒸しパンを構えて、捨て猫と向き合うミサカと再会した

 

「ミサカにはこの猫に餌を与えることは不可能でしょう。と、結論付けます。ミサカには1つ、致命的な欠陥がありますから。と、補足説明します。ミサカの体は常に微弱な磁場を形成します。と、ミサカは説明します。人体には感知できない程度ですが、他の動物だと異なるようです」

 

「このままだと保健所に回収される恐れがあります。と、ミサカは指摘します」

 

するとミサカは俺をジッと見る

 

「いや、俺もう猫飼ってるし‥...」

 

「‥...」じー

 

「それに餌代とかもかかるし‥...」

 

「‥...」じーーー

 

「ハァ‥...分かった…でも おめぇが拾ったんだから、せめて名前くらいおめぇが付けろよ」

 

ミサカは考えて

 

「いぬ‥...この黒猫には、いぬとミサカは命名します」

 

「猫なのに‥...いぬ‥...」ニヤ

 

「……猫なのにいぬ、ふふ」

 

普段無表情の二人だが今、二人は不気味な笑みを浮かべている

 

猫の飼育方についての関連書籍を手に入れる為、古本屋へ立ち寄る

 

「おい、御坂妹、本屋に動物は入れちゃいけねぇからおめぇが持ってろ」

 

「‥...さっき説明した通り私は磁場の影響で猫に嫌われて…っっと!!?」

 

御坂妹は俺がスローパスした猫を慌ててキャッチした

 

「関係ねぇよ、おめぇがそいつの事が好きなら、そいつもおめぇの事が好きだ」

 

彩人はそう言ってそのまま店に入って行った

 

「まったく‥...一体どんな神経で、子猫を投げることを良しとしたんでしょうか‥...と、ミサカは一人呟きます」

 

ほんの少し気づくか気づかないかぐらいの笑みをこぼした

 

「っ!!!」

 

その視線に気付いた瞬間、静かに抱えた子猫を地面へ下ろす

 

『この瞬間に、御坂妹の日常は終わっていた。 この瞬間から、彼女の地獄が始まっていた。』

 

 

 

 

 

 

 

 

銃声が響く街路、少女は人形のように遊ばれていた。

 

「さぁて問題です。学園都市最強のLevel5といえば誰でしょうか?」

 

これは生死を分かつ戦いなどではない、或のは白い少年による一方的な殺戮。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「御坂妹の奴、どこいきやがった?」

 

 

 




感想お願いします

一方通行との戦いをどういう展開にしていくか迷ってます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。