削板軍覇を出したのは良いんですが空気になるかも
今回は一方通行との戦いです
戦場と化す操車場に青白い閃光が瞬く
「今夜は、風がないのですね―――」
空気中の酸素を電気分解することにより、酸素原子の性質を利用し有毒の『オゾン』を作り出すミコト
「イイねイイね最っ高だねェ!きっちり俺の敵やってンじゃン!退屈しねェな、流石に一万回もぶっ殺されりゃ悪知恵の一つでも働くってかァ!」
「だ・け・ど。弱点が一つ!オマエが追いつかれちまったらこの作戦は失敗だよなァ!」
並みの相手には効果的だが、アクセラレータはベクトルを操作して超スピードで移動することも出来る故、この作戦は失敗した
それから先は一方通行の独壇場
罵声を浴びせ身体を丸めたミサカに力加減しながら甚振る
一方通行がミサカをおもいっきり踏み抜いた、これだけでも骨に影響が出るだろう
そう、''当たれば''
一方通行は確かに踏み抜いたはずなのに、足下には砂利があるのみ
ふと横に誰かいるのがわかった
そこに居たのは
「あー、危なかったな、御坂妹」
「な!...な‥ん......で」
御坂妹をお姫さま抱っこしている彩人だった
「……ぉぃ。この場合『実験』ってなァどうなっちまうンだァ?」
一方通行は呟いた
御坂妹は俺を信じられないような顔を向けて、声を絞り出した
「な、にを、――なにを、やっているんですか、とミサカは問いかけます」
「ミサカは自分の心理状態に疑問を抱きます。いくらでも替えの作れる模造品のために、あなたはなにをしようとしているのですか、とミサカは再三にわたって問いかけます。ミサカはボタン一つでいくらでも自動生産できるんです。作り物の体に、借り物の心、在庫にして九九六八・・・」
「うっさい、お前は俺の友達だ、友達に替え何てない」
「!!?」
「それに......黒猫、拾ったんだからしっかり世話しろよ、俺も一緒に面倒見てやるからよ」微笑
「!!?...ミサカは......」
何かを言おうとするがミサカは気を失う
「わりぃけどお前を助けるためにアイツと戦うから、...軍覇!御坂!任せたぞ」
「おう!!任せろ‼」
「わかったわ......死なないでね...」
二人はミサカを連れて離れた
「会話は終わったのかァ?......で?オマエが代わりに闘ってくれンのかァ」
一方通行はニタリと笑って聞いてくる
「ああ、悪いな、今日でおめぇは最強じゃなくなる」
「......自分の立場分かってンのかァ?....オマエはこれからこの俺になぶられて、殺されンだよォ!!!!!」
一方通行は足下の砂利のベクトルを操作して、普通では考えられない速さと威力の砂利を何個も飛ばしてきた
だが彩人にとっちゃ遅すぎる
「......」スッ
彩人は全て弾いた
「!!?オイオイなンなンですかァオマエは!!!ただの雑魚じゃねェなァ!!」
一方通行はただのバカが来たと思っていたので、自分の攻撃を弾かれたことに驚愕した
「だがオマエは弾いた石の方向を考えてなかったなァ!!」
しかし一方通行は余裕な表情で語ってきた
弾いた石はコンテナに着弾し中身を空中に巻き上げる
巻き上げられた粉塵は風のない空気中を漂う
「空気中に粉末が漂ってて、そいつに火が点くとさァ。酸素の燃焼速度がバカみてェに速くなるンだと。なァ、オマエ。粉塵爆発って言葉くれェ聞いたことあるよなァ。へへっあははっうひゃひゃひゃっあっはっはっはっはァ!!!」
一方通行は狂ったように笑った
直後、粉塵が漂う数十メートルの空間そのものが巨大な爆弾と化し一面が炎で染まる――
爆風と衝撃波が美琴たちにも襲うが
「すごいパーンチ!!!」
軍覇のパンチで全て吹き飛ばされた
「おっし、怪我はないか?」
軍覇は美琴に聞いたが
「私よりもアイツの方が大変じゃない‼やっぱり助けに行く!!!」
美琴はあの爆発を近くでくらった彩人を心配していた
「大丈夫だ!!親友ならあの程度の爆発じゃ何ともない」
「でも‼?」
美琴はそれでも助けに行こうとする
「あいつを信じてやれ」
軍覇の真剣な声音にやがて美琴も渋々我慢する
(...お願い、生きて帰ってきて)
「さてと...さっさと欠陥品を壊しに行くかァ」
一方通行はつまんなそうに言いミサカの方へ行こうとして止まった
彩人が立っていたからだ
「......効いたぜ、............少しな」
言葉の割にダメージを負ってるのは服だけである
「......オレも化け物だが、オマエも大概だな...」
一方通行はそう言い終わると、俺の方に超スピードで低空移動してきて
俺めがけて、腕を振るったが
「おせぇ!!」
彩人の拳が一方通行の顔に突き刺さりニメートル程吹き飛んだ
「グボォ!!!!」(なんで反射が通じねェ!!!)
そう彩人の拳はに反射が通じなかった
「ググっ」(...だが反射膜に異常はどこにもねェ...ンなら...アイツの拳がオレが反射するよう設定したどの物質に当てはまらねェって事か)
一方通行の読みはほぼ正解だった
一方通行のその能力の本質は、『自身が観測した現象から逆算して、限りなく本物に近い推論を導き出す』事
ベクトル制御や、それに付随する攻撃スキルは単なる付加価値でしかない。
まさに『粒子加速器(アクセラレイター)』である
「ッたく、あ、はは。面白ェ、ははは、ちくしょう。イイぜ、最っ高にイイねェ。愉快に素敵にキマっちまったぞ、オマエはァ!!」
一方通行は叫びながら立ち上がる
(今の謎の攻撃を演算式に代入した...これで反射は効く..)「......後は...どう痛ぶるかだなァ!!!」
一方通行はさっきと同じように飛んできた
彩人も拳を振るうが今度は反射膜に反応した
(反応があったか......)
「学園都市最強をなめんじゃねェよ三下ァァ!!!!」
ベクトルを操作して向きを全て一つの方向にした一方通行のパンチは強大な破壊力を生む
そのパンチを彩人はもろに腹にくらった
「残念だったなァ!!これでスクラッ...っっ!!!!?」
プだぜェと言う前に一方通行の視界が急激にぶれた
そして背中に痛みが走った
一方通行は彩人に腕を掴まれコンテナに叩きつけられていた
「ゴホ!!」
(ありえねェ!!!いろいろとありえねェぞ!!!)
何で俺の攻撃をくらっても平気でいられる、いや、もっと謎なのが
アイツの謎の攻撃を演算式に組み込ンで改めて反射膜を張ったにも関わらず、何でアイツはオレの腕を掴む事が出来た?
それに背中もいてェ、だが反射膜は張ってあった
まさか反射の効力を薄くしてるのかァ
一方通行が思考してる一方
「やっぱ超能力は完全には無効化できねぇな」
彩人は一人呟く
一方通行の顔色が変わった。
「く、」
「くかき、」
「......?ここは?」
ミサカは目を覚ました
「ん?おお起きたか、御坂、妹が起きたぞ」
軍覇はそれに気付き美琴を呼ぶ
「あ、あんた、大丈夫?」
美琴はミサカの怪我の具合を見て心配する
「私は大丈夫です、それよりあの方は何処ですか、と、ミサカは言い知れぬ嫌な予感を感じつつ聞きます」
「......アイツは…あんたの為に...一方通行と闘っているわ...」
「......!!?私は実験に戻りm「させる訳無いでしょ」......何故ですか?と、ミサカは率直に問います」
「わからない?......あいつがあんたを助けに来たのに、あんたが死にに行くような事したら......あいつはなんの為に命をかけて闘っているのよ‼」
「......ミサカの...ため...ですか」
美琴が肯定しようとした時、とてつもない暴風が吹いた
「なんだあれは‼」
軍覇の焦った声が聞こえ、美琴とミサカは軍覇の見ている方を見た
「え?......な、なによ......あれは...!!!」
「!!!!?」
美琴とミサカも驚愕した
「くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか――――ッ!!」
「圧縮!!圧縮!!空気を圧縮ゥゥゥゥゥ!!!!!!」
大気を圧縮し風列の槍と化す光の球体それはもはや自然による災害
【高電離気体(プラズマ)】
『空気は圧縮される事で熱を持つディーゼルエンジンなどはこれを利用した内燃機関だ
あまりの圧縮率で凝縮された空気は、摂氏一万度を超える高熱の塊と化し、周囲の空気中の「原子」を「陽イオン」と「電子」へ強引に分解し、高電離気体(プラズマ)へと変貌させてしまう』
「ハッ!!!この学園都市中の風を操ってプラズマを形成した!!これをくらえばオマエでも致命傷は免れねェだろ‼」
一方通行は勝利確信したような顔をしている
だが、
(想像以上の奴だな、まさかプラズマを形成するなんて、だが問題ねぇ、俺を倒したいなら最低でも地殻変動を起こすぐらいのエネルギーがねぇと)
多少誤算があったがそれでもこの攻撃が届かない事を一方通行は知らない、いやこの場合、この場にいる彩人以外の人は誰一人知らない事になる
しかしここで彩人にとって大きな誤算が起きた
「一方通行!!!」
この場で聞こえない奴の声が聞こえる
「っっ!!!!?」
俺は声のした方に目線を向けて......焦った
「何やってる!!!?御坂!!!」
声の主はコインを構えている美琴だった
「......ごめん、」
「あんたは、何一つ失う事無く皆で笑って、皆で帰る事を願ってた...だけどそれは無理」
「だから、ごめん――――――」
「なんだかね。勝手な事かもしれないけどさ、それでも......」
「――――――それでも私は、きっとアンタに生きて欲しいんだと思う」
御坂にとって決死の覚悟なんだと思う、だけど
(......どうしよう、直撃してもあんまり効かないなんて...今更言えない)
困った
するとすぐ軍覇が走ってきて美琴の腕を掴んだ
「待て!!!ここで手を出したら親友が闘っていた意味がなくなっちまう!!!それが一番根性がねぇ!!」
(それに、多分親友ならくらっても平気な気がする)
だが美琴は軍覇に怒鳴り付ける
「放しなさいよ‼あんた私のさっきの言葉聞いていたでしょ!!だったら何で邪魔するの!!?」
「いや、もしかすると、くらっても平気かもしれないぞ!?」
軍覇にとって大真面目に言ったつもりだが、美琴はその言葉がふざけているようにしか聞こえなかったようだ
「......ふざけているの?......こんなとこで冗談を言わないでよ‼」
......御坂かなりブチギレてんな
御坂の言ってる事は嬉しいが、
「......軍覇、御坂を連れて離れとけ」
「おう」
「!!?何でよ‼なんで...」
軍覇は御坂を担いで走り出した
「降ろしなさい‼お願い!!降ろして!!いや!!!......おねがい...死なないで......死んじゃ‥いやぁ......」
御坂は耐えきれずその瞳から涙がこぼれ落ちてしまっているそしてそのまま行ってしまった
......何でそんなにも俺が死ぬフラグ立てんだよ‼御坂くんよぉ!!
「終わったかァ?......こっちも終わったぜェ」
そこにはまるで元○玉のようなプラズマ球があった
「死ねェ三下ァァァァ!!!!!」
一方通行がプラズマ球を放つが
「それでも、俺には届かねぇぜぇぇ!!!!!!」ブオンッ
けっこう強めに殴った
瞬間、空気が爆ぜた
「ぐう、とんでもねぇな」(特に彩人)
「う、嘘、い、いやァァァァ」
「そ、そんな」
軍覇達にもさっきの粉塵爆発の比じゃない程の爆風が来た
立ち込める爆煙の中心にできたクレーターを一方通行は愕然とした様子で見ていた
「......オイオイ、あれが効いてねェのかよ...」
「いーや 効いたぜ.......少しな…」
軽症、その言葉が今の彩人にピッタリであった
一方通行はかなり動揺していた
(なンだ!!!なンだよ!!!なンなんですかァ!!!この愉快で素敵な化け物は!!!俺以上じゃねェか!!!)
「もう終わりか?」
「......」
何でコイツはこんなに強大な力があるのにオレみたいに孤独じゃない?
何でコイツはこんなに理不尽のような強さなのに、オレみたいに裏の住人じゃない?
何でコイツは化け物なのに、俺みたいに絶望しない?
フザケルナ
「I h b f 殺 w q」
瞬間一方通行の背中から黒い翼が出てきた
今回全然コンパクトにまとめれませんでした、すみません
あと正体不明のベクトルに関しては独自解釈です、
正体不明なんだからベクトルも未知だと思いこうしました
納得いかない人もいると思いますが、そこら辺は勘弁してください