小町が新入生として総武高校に入学してきてもう二週間がたった。
小町は初日から奉仕部にきてすぐに入部し、その日から放課後は部室に入り浸っている。小町の他に川崎大志も奉仕部に入部した。俺は猛反対したが、他の二人がすんなりと許可を出してしまった。
その何日か後に、新入生の歓迎会と一色の誕生会をいつものカラオケ屋で行った。
俺と雪ノ下は嫌がったが、由比ヶ浜や小町にほぼ強制的に参加させられた。
会では、歌を歌わされたり誕生日プレゼントを全員の前で渡すという公開処刑があったりしたが、悪くはない時間だった。
そんなことを考えながら、帰りの道を歩く。出来れば自転車で通学したかったのだが、チェーンが外れてしまったため、仕方がなく徒歩で通学している。
しかし、たまには徒歩も悪くないと思える。
空を見れば赤い夕日にぽつぽつと星が見える。自転車に乗っていると余り空を見れない。だからたまにはいいかなと、思ってもみたりする。
そんなとき、小さな子供が道路に出ていくのが見えた。何か考える前に体はすでに動いていた。
前方からは、トラックが走ってきていた。
子供を抱えて避けるには時間がなかったので、できるだけ、子供にダメージがいかないようしっかりと、抱え込む。
その瞬間、全身に衝撃がはしったと思ったら、頭に強い衝撃がはしった。
死ぬんだな
そんなことを考えながら意識を失った。
気が付くと、上には知らない天井があった。
ここはどこだろう。
知らない天井というのは、だいたい病院の天井の場合が多いが、ここは病院なのだろうか。天井だけでなく、壁なども木で出来ている。病院なら流石にもう少しましだと思うので、たぶん違うのだろう。
しかしなぜこんなところにベットがあるのだろう。
そんなことを考えていると、扉が開いた。
「大丈夫ですかね~?あなたは校庭で倒れていましたよ?」
扉から入ってきたのは、服から黄色い触手のようなものが出ており、顔はタコのように丸くやはり黄色くなっている。
「あなたは誰ですか?」
やはりこれを聞かないと会話が出来ない気がしたので訊いてみた。
「ヌルフフフ。私は、この椚ヶ丘のE組の担任です。あなたはどうして校庭で倒れていたんですか?」
怪物に質問をされた。自分でも、なぜこんなところにいるのかわからないが、気を失うまでの事を話せばいいだろう。
「俺は、トラックに引かれ、そのときに強く頭をぶつけてしまい、気がついたらここで寝ていました。」
「では、自分でここにきた記憶は無いと。」
「はい。」
「それでは今、月の形がどのようなのかわかりますか?」
どうゆうことだ。でも何か意味があるのだろう。とりあえず答えてみる事にする。
「円球ではないんですか?」
「そうゆうことですか。あなたがどこからきたか分かりましたよ。」
今の会話で何かがわかるのか。
「あなたは、パラレルワールドから来たんでしょう。」
パラレルワールド。それは、ある世界から分岐し、それのに平行して存在する別の存在。しかし、本当にそんなことがあるのだろうか。
「たぶん、あなたはトラックに引かれたとき、こちらの世界に迷い混んでしまったのでしょう。あなたの世界が満月でも、こちらの世界は、私のおかげで三日月ですから。」
そんなことがあるのかと窓に近付き外を見てみる。
もうすでに日は沈んでいて、空にはいくつもの星と輝いている三日月がある。月は7割爆発したようになっており、月の内部まで見える。
本当にパラレルワールドに来てしまったんだと実感させられた。
「あなたはどうします?よければ私のクラスに来ませんか?」
怪物の申し出に、宛のなかった俺は素直に「お願いします。」と言った。
そして、俺の暗殺教室が始まる
やはり難しいですがとりあえず書けました。更新は遅いと思われますがよろしくお願いします。