アーマードコア×インフィニットストラトス〜return the world/break the world〜 作:BLACKRX
あの時は本当に申し訳ございませんでした。
クラス対抗戦の前に…
クラス代表戦から数日が経過したIS学園の教室…そこで俺はクラス対抗戦の報酬を見ていた。
「食堂のスイーツのフリーパスか、これは絶対に入手しなければ‼︎」
俺はクラス対抗戦の報酬を見てそう思っていた、何故かって?、それは俺が大の甘党だからだ‼︎
「ジョッ君…すごい気合いだね…」
「確かに…ジョシュアさん、クラス代表戦の時とは正反対だすわね…」
ちなみに俺はあの後無事にクラスに溶け込んでいた(一人だけ除いて)、それはセシリアが俺に謝罪した後に束さんから入手(あのクズ兄からハッキングして、データを全部奪い取った)して、セシリアに渡し…その後セシリアがあの試合を前に脅されていたと”表側”の学園長に報告したらしく(尚、この時…織斑先生も同伴していたが、セシリア対して睨み付けていたらしい…)、無事に難を逃れたらしい…
「待っててくれよ…俺のプリンにパフェ!全種類を購入してこの一年間をスイーツ三昧にしてくれるは‼︎」
だが…今の俺は
ーーーー☆
「……」
ここはISの整備室…そこで私、更識簪(さらしきかんざし)は自分のIS…打鉄・真式の整備をしていた、ふふふ…待っていろ、ジョシュア・イェルネフェルト、スイーツ一年間フリーパスは私の物だ‼︎
「……ふふ」
しまった、つい笑みが…
「か、かんちゃん?」
「あれ?本音いたんだ…」
私は直ぐに笑みを消して、いつの間にか後ろにいた私の友達で親友の布仏本音(のほとけほんね)の方に向き直った。
「さっきの笑みからすごい殺気が出てたよ…かんちゃん」
すると本音は怯えながら何かのジョークかさっきと殺気をかけたことを言ってきた(そんなに漏れていたかな?それじゃあ私はまだまだだな…)
「そんなジョークを言ってもつまらないよ、本音」
「いや…本当のことじゃ…」
「ジョーク…」
「はい」
私はそう本音に言ったが、本音は何か言おうとしたが私は睨みつけるだけで黙らせた。
「まぁ…いいや、それより本音調べて欲しいことがあるんだけど、いいかな」
「調べて、欲しいこと?」
「そう、最近出没する謎のIS…コードネーム・不死鳥について調べて」
私は本音の話を途中で区切り、別の話題へとすり替えた。
「わ、分かった」
本音はそう言って部屋を出て行った、私はそれを確認した後に再び機体の整備を始めるのであった。
ーーーー☆
ここはとある飛行機の中、そこに私は隣にいる銀髪の女性と共に日本を目指して乗っていた。
「久しぶりの日本だな、気分はどうだ?鈴」
「別に…」
私、鳳鈴音(ファンリンイン)は隣にいる銀髪に女性、雪音クリスに向かってそう答えたあとにこう付け加えた。
「あと、クリス…今の私は鳳鈴音じゃなくて一夏、鳳一夏(オオトリイチカ)よ」
それを聞いたクリスは少し微笑を浮かべてこう言った。
「好きな男の名前を使うなんて、未練タラタラじゃないよか?」
それを聞いた私はクリスにこう答えた。
「付き合ってないよ…それに、こんなに穢れた身体じゃ、彼と付き合えないから」
と答えた時、突然クリスがハンカチを私に差し出してきた。
「拭きなよ、涙が出てるよ」
「え?」
私はクリスに言われて目のところに指を当てるとそこには何故か涙が出ていた。
「え?…どうして…」
どうして、涙なんか出るんだろう…私は彼と付き合えない、釣り合わない…それは自分が一番分かっているじゃないの?どうして…と同時に私の脳裏に”あの時”の光景が目に浮かんだ。
『やめて!離して!』
両手、両脚を縛られていて涙を流している私…
『『ヒャハハハハハ‼︎』』
それを見てあざ笑っている、高校生と中学生ぐらいの男達…
『見ていろよ、愚弟!これからこの女がどうなるかをなぁ』
『‼︎』
そして…アイツがその光景を口から血を流し、更に骨が折れている彼に向かってそう言う…
『ハァ…ハァ…ハァ…うわぁぁぁぁぁ‼︎』
ザク…ブシャャャャャ…
そして…【望まない命を宿したことで自分自身の手でその子を殺したことを】…
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
「おい!どうした?鈴‼︎」
ガシ…
私はそれを思い出して精神が不安定になったが、クリスが肩を掴んでくれたお陰で、私は正気を取り戻した。
「あ、ありがとう…クリス」
「まぁ、気にするな…それに明日から後輩と先輩が加わるからな」
それを聞いた私は少し安堵して…
「うん」
と答えた…そして飛行機はそのまま日本に到着したのだった。
ーーーー☆
ここはIS学園と木組みと石畳みの街を繋ぐロープウェイ…そこに俺、香風真(かふうしん)と友達であり学園一(世界一)のスナイパー(ブリュンヒルデやヴァルキリーが難しいとされる的当てを全弾命中させ、毎回ハイスコアを叩き出していることで有名め更にISに乗ると性格が何時もと違うクールで容赦が無いこと有名)である立花響(たちばなひびき)が乗っていた。
「チノちゃんかぁ…早く会ってみたいな」
「といっても、アイツは人見知りだからな…」
と俺は懐かしそうに自分の妹であるチノのことを思い出していた、何時も何時も俺の背中に隠れていて…友達が出来た時も俺に報告してくれた…
「……グス…」
と色々と思い出していたら涙が出ていた。
「‼︎、ちょっと、シン君⁉︎大丈夫?」
とそれを見た響が心配そうに話しかけてきたので俺は…
「大丈夫…思い出してきたら急に涙が出てきて…うう…」
「ハンカチ!ハンカチ貸すからそれで涙を拭いて」
「うう、ありがとう…」
だが…この時の俺は気付いてなかった、我が最愛の天使でもあり、女神であるチノに恋人が出来ていることを…
ーーーー☆
「ユウヤ君、何時も手伝ってくれてありがとうございます」
「気にしないで、僕は好きでやっているわけだから」
僕、ユウヤ・ブリッジスは隣にいる水色の髪をした少女、香風さんと一緒にクラスメイトが朝提出したノートを出しに職員室に向っていた。
「いえ、ユウヤ君はとても優しいです」
香風さんはそう言って僕に笑顔を向けてくれた、それを見た僕は少しドキドキしたが、表には出さないようにしていた。
「あの、ユウヤ君…後で話があるので、屋上に来てください」
と突然、彼女が僕に話しかけてきたので僕は少し緊張しながらも…
「うん」
と答えた、それを聞いた香風さんは嬉しそうにこう言ってくれた。
「では、屋上で待ってて下さい…マヤさんとメグさんに少し用事があるので先に帰るよう伝えますから」
と香風さんとその会話をした後に職員室に着いたので、クラスメイトの提出したノートを先生に纏めて渡した後、俺は屋上に、香風さんは教室に向かうのだった。
それから暫くして…
「お、遅いな…」
僕はソワソワしながら屋上で彼女を待っていた。
「はぁはぁ…すみません、お待たせしました」
待っていること暫くして香風さんが息を切らしながら屋上にやって来た、それを見た僕は…
「ううん、気にしないでそんなに待っていなかったから」
と答えた、それを聞いた香風さんは安心したのか…少し笑顔になっていた。
「所で話ってなに?」
僕は香風さんにそのことを尋ねると香風さんは少し顔を赤くなっていた。
「そ、それは…」
何か言おうとしているのか、少し言い淀んでいた。
「それは?」
俺はそう尋ねると香風さんは少し深呼吸して落ち着いたのかこう言った。
「わ、私はユウヤ君のことがす、好きです…付き合って欲しいです」
「……え?」
それを聞いた僕は少し困惑していた、何故なら俺も彼女のことが好きだったからだ…友達から告れとか言われていたが僕にそんな勇気は無く、ただ近くにいるだけだったのだ、だから…僕は…
「俺も…君のことが好きだ、だから…」
俺は彼女に手を伸ばしてこう言った。
「よろしくな、チノ…」
ガシ…
「ハイ、ユウヤ君」
それを聞いたチノは俺の手を掴んで笑顔になってこう言ったのだった。
だが、俺はこの時、知らなかった…マジで俺の命を狩ろうとしてくる彼女の兄の存在に…
to be continue…
感想、アドバイス…待っております。