アーマードコア×インフィニットストラトス〜return the world/break the world〜 作:BLACKRX
ここは屋上、私は屋上でクリスと話をしていた…屋上は国立であるからか出入りが自由となっており、しかもこの時間帯は誰もいないので人に関しては気にしていなかった。
「なぁ、鈴…ここでは問題を起こすなって言われただろ?」
「今の私は一夏よ、クリス…」
私はクリスにそう言うと街を見つめて昔のことを思い出していた。
【彼】…一夏と出会ったのは小学校の高学年の時だ、その時の中国では軍部がクーデターを起こして、内乱が起きていた、私は親に連れられ中国から日本に避難していた。
『……』
ボカ!ドカ!ドス!
『おい!喋れよ!愚弟!泣きわめけよ!』
その時に一夏と出会った、彼は喋れないのかそれが原因で虐められており、しかもその相手が実の兄だったからだ。
『……』
そんなある日のことだった、私は傷だらけで倒れている一夏を見つけた…その時の私はまだ来たばかりで友達もいなかった、けど…いじめられるのが怖かった、でも…
『大丈夫?今から保健室に運ぶね』
『……』
『!』
私は【彼】に話しかけた、その時の【彼】の表情は忘れない、その表情は疑いの眼差しと敵意が入り混じっていたからだ、でも私はそれを恐れずに担いで保健室に向かった、それが【彼】との出会いだった。
「……一夏、勝手に名前を借りてごめん」
そのことを思い出した、私は知らぬ間に涙を流しながらこう呟いていた、私の感情はあの時から消えているのにどうしてこんなに胸がぽっかり空いているのか気がつかなかった。
それから暫くしてチャイムが鳴った為、私は教室に戻ると先程の代表候補生が担任に何かを伝えた後、席に座ったことを確認した、そして…授業が一通り終わった放課後、私は担任に呼ばれて職員室に来ていた。
「先生、何のご用でしょうか?」
私は担任に何のご用か尋ねると担任はこう答えた。
「実はウチのクラスの代表が君と戦いたいと言ってきたから、戦わないといけないのよろしくね」
それを聞いた私は心の中で舌打ちをしたが、表情は変えずにこう言った。
「分かりました、何時ですか?」
「え…?えっと…三日後?」
「分かりました、これで失礼します」
私は先生からそれを聞いたと同時に私は部屋を出て行った、その後…私は副担任から部屋の鍵を貰いその部屋に向かって歩いていた、その部屋は色々も訳ありらしく誰も入らないらしい…
「この部屋ね、中に誰も人はいないみたいね」
その部屋の番号は1040であり、部屋の中に入るとそこには誰もいなかった。
「少し…横になろう…」
私は部屋に入ると一つのベットに横になっていた、しかもそのベットからは懐かしい【彼】の匂いも感じ、心地よく眠るのだった。
ーーーー☆
俺はセシリア、のほほん、相川さん、鷹月さんなどのメンバーでISの特訓を終えた後、自室の前に来ていた。
「ん?誰だろう?」
俺は部屋に入る前に人の気配を感じたのでナイフを構えて中に入ると…
「スゥ…スゥ…」
俺好みのツインテール少女が寝ていた、それとみんな、聞いてほしい…もしもだ、もしも…突然、美少女が俺の部屋に来ていたらどうする?しかも自分のベットで眠ってあたら…
「スゥ…スゥ…」
「orz…」
改めて言っておこう、俺はお父さんに比べたら女性の扱いは下手だ、その理由は母親以外は全員野郎どもだったこともあるし、何より女子にいい思い出が余り無いからだ(一人を除いて)。
「ハァ…しょうがない、後で先生に確かめるとして今はシャワーでも浴びておくか」
俺は荷物を置いた後、シャワールームに入り身体を洗い始めたのだった。
ーーーー☆
シャワァァ…
「ん?誰だろう?」
私は目を覚ますとシャワーの水が流れる音が聞こえたので、多分この部屋にいた人が帰って来たということを悟った、そして、暫くして…
「おっ…やっと起きた?」
「え?」
後ろから男の声が聞こえたので、その方向に振り向くとそこにいたのは…
「⁉︎」
少し驚いた顔をした一人の男性だった…その男はIS学園の制服では無く、胸ポケットの所に
「鈴…?」
「‼︎」
コイツ…私のことを知っている、間違いない…コイツは織斑四季だ私の友達をいじめていたアイツだ‼︎、私はそう確信して制服に隠し持っているナイフを取り出して斬りかかった。
キィン!
「‼︎」
ギリギリ…
「くっ…」
カン!
だが…四季だと思ったその男は隠し持っていたグレネードランチャー(てか…何処から出した?)で私のナイフの一撃を防いだ。
「今回ばかりはコイツに助けられたな…」
ポイッ…ヒュンヒュン!
「くっ…」
キィンキィン!ドド…
四季?は私を押し返した後にグレネードランチャーを放り捨てたと同時に、そのまま二本のナイフを取り出して投げて来た、私はそのナイフを弾くと同時に接近し、そのままつきさそうとしたが…
キラ…
「‼︎」
フン!
四季?はそれを待っていたようにナイフを私に振るって来たが、私は事前に気付きそれを回避したものの…
「…⁉︎」
腕の方に擦り傷を負ってしまい、それに気を取られてしまった、四季?はその隙を見逃さずにこちらに走って来てそのまま…
ドン!キラ…
「くっ…」
そのままベットに押し倒して首筋にナイフを当てていた。
「…」
「…」
四季?は暫くこちらを睨んでいた、その目付きは殺意に満ちていた。
「…ふぅ」
スチャ…
だが…四季?はそのままナイフを閉まった後に、こう言ってきた。
「俺の名前はジョシュア・イェルネフェルトだ、人違いをしないで欲しい」
「はっ?」
彼はそう言ってベットから降りると鞄の中からリボンを取り出して私に渡していた。
「はい、君のリボンはコッチの方が似合ってる…上げるよ」
「⁉︎、このリボンは…」
私はそのリボンに見覚えがあった、それは…
『……』
カキカキカキ…
『?、どうしたの一夏?』
スッ…
『(これ、お誕生日プレゼント…)』(←スケッチブックで書いた文字)
『ありがとう!一夏!』
コクン…
そのリボンは一夏が少ないお小遣いで買ってくれたあのリボンだった、それを見た時私の中で何かが溢れそうになると同時に私は泣きながら彼に抱き付いていた。
「い、一夏?一夏なの?」
私は、彼にそれを確かめるためにそう言っただが…それを聞いた彼は少し悲しそうな顔をした後にバックの中からスケッチブックを取り出して書いて私に見せていた。
「(うん、そうだよ)」
「わ、私は…」
それを見た私は少し懐かしさと同時に、罪悪感に飲まれていた、私な彼の側にいては行けない筈なのにどうして隣にいるのか…それを見た一夏はスケッチブックのページを一枚めくってこう書いた。
「(気にしないで、僕も…汚れているから、それに…)、僕はもう織斑一夏じゃない、あの弱虫で…大切な人を守らなかった織斑一夏じゃない…」
最後に一夏は声を出してこう言った。
「一夏?」
それを聞いた私は疑問の声を出して彼の名前を言っていた、それを聞いた彼は…
「違う、俺はジョシュア…ジョシュア・イェルネフェルトだ…だから、これからはジョシュアって呼んで…鈴」
こう答えた、その瞳は昔と変わらずに純粋だった…それを聞いた私はこう答えていた。
「違うわよ、ジョシュア…私の名前は鳳一夏、二組のクラス代表よ」
私も…彼のように鈴という名前を捨てよう、だって…鳳鈴音はあの時にもう死亡したからだ。
「おう、よろしくな…鳳」
「一夏でいいわよ、ジョシュア」
この日、私は数年ぶりに心の底から笑顔で笑えたのだった。
それから三日後、私は格納庫で以前鹵獲した中国の第三世代ISであり本来はそこ少女にカスタマイズされた甲龍…私はそれを自分用に改造した名前の無い道具だと思って扱っていた、その為ファーストシフトが発動せずにいたが、今日からは違う…
「ねぇ、名無し…今日から貴方は龍牙…龍の牙と書いて龍牙よ」
私が龍牙と名付けたと同時に龍牙は輝き出していた、そして…
【
この機体…龍牙はこれで私のISとなった。
「それじゃあ…行くよ、龍牙」
私は龍牙に乗り込むとアリーナに向かって羽ばたいたのだった。
ーーーー☆
俺は今日、学校の授業をサボって同室のルームメイトである鳳一夏の応援に来ていた。
「ジョッ君、授業サボっちゃまずいよ…」
「そうですわよ、ジョシュアさん」
と何故か、セシリアとのほほんさんもちゃっかり学校の授業をサボって見に来ていた。
「じゃあ…帰れば?」
俺はセシリアとのほほんさんにそう言うと二人はブーな表情をしてこう言った。
「私は、ジョシュアさんのルームメイトかまどのような実力なのか、気になっただけですから」
「私はねぇ〜ジョッ君がなんだか楽しそうだから付いてきただけだよ〜」
「…そうか、な…」
『もうすぐ、試合が始まります』
ビィィィィ!
と俺が二人に言い返そうとした時だった、放送が鳴り響いたと同時に試合開始の笛が吹いたと同時に二機のISが飛び出したのだった。
ーーーー☆
私は龍牙に乗って大空に飛び出した後、甲龍に乗った候補生と睨み合いをしていた。
「ふん、逃げずに良く来たじゃ無い…でも、これは…」
「
ビュュュン!
私は突然、喋って来た候補生に対し龍牙の基本武装である龍の息吹を使って攻撃した。
「⁉︎」
ブォン…
それを見た候補生はギリギリ回避していたが…
「…!、は、はや…」
ズバァ!ドォォォン!
私は龍牙の近接武器であるトライデントを取り出してヤツをそのまま地面に叩きつけた、そして…私はトライデントをしまってそのままマウントを取った後、もう一つの近接武器であるナイフで斬りつけた。
ガン!ガン!
「なめるな!」
ガン!
「喰らえ!」
ダンダン!
だが…候補生は悪あがきで龍牙を蹴り飛ばして、衝撃砲である龍砲を私に向けて発射した。
「‼︎」
私はその攻撃を躱して再びトライデントを構えて再び攻撃を仕掛けた。
「キャァァァ!」
ドドドドドドドドドド!
候補生はその攻撃を直に喰らい、そのまま私は反撃する間も無く倒した。
「…待ってなさいよ、ジョシュア」
私はジョシュアが座っている、席の方を見てそう呟いたのだった。
to be continue…
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