アーマードコア×インフィニットストラトス〜return the world/break the world〜 作:BLACKRX
私は操り人形でした、でも…一つの出会いが私をあの牢獄から解放してくれました。
それは大虐殺が行われる数ヶ月前の出来事です。
「キミがリリウム・ウォルコットだよね?」
私は任務である一人の男性に出会いました、その人は黒髪で目は赤くとても印象的でした。
「はい、そうですが…ところで貴方?」
「ああ、ごめん…自己紹介がまだだったね俺はシン、シン・セカイだ」
これが彼との最初の出会いだった、彼はとても明るくそしてあのホワイト・グリントを一対一で倒したのだから…
ある任務で一緒になってから定期的に任務を共に行い、いつの間にか胸の奥が痛くなっていた。
この気持ちがなんなのか…私は気になって王大人(ワンシャンロン)に聞いてみたが、王師匠はそれの回答をはぐらかした…私にはどうしてはぐらかしたのかサッパリ分からなかった。
だけど…アレから彼との一緒の任務が増えていった、時々彼の顔から無理をしている感じはあったが…私はそれを気のせいだと感じていた。
それが仇となっていたのか…あの事件が起きた…
クレイドルが堕ちたあの事件を…私には彼が…あの事件を起こすとは考えられなかった…
その後、私達トップランカーに彼等の討伐の命令が下った…
私達はアルテリア・カーパルスで彼等…オールドキングがのるリザと彼、シン・セカイがのるディスティニーと相対した。
戦況は私達が有利だった、何故ならこちらもロイ・ザーランドもオッツダルヴァがやられたがまだ三機あり、相手はオールドキングが落ち、残るはシンがのるディスティニーだけとなっていた…
だけど…私はどうしても聞きたかったどうして彼がこんな真似をするのかを…どうしても、だから…私は尋ねた。
「すみません、ウィン・D・ファンション、セレン・ヘイズ…彼と話をしてもいいですか?」
私は彼女達に頼み、彼との話をさせて貰った…
「どうして…貴方はこんな事をしたのですか、私には貴方のような…」
彼は私の言葉を遮りこう言ってきた。
「なぁ、リリウム…お前はこの世界の事をどう考えているんだ?」
私はシンの問いかけに…
「シン、ふざけないでくだ…」
ふざけないでと切り捨てようとした時…
「俺はふざけてないよ…ただ、こんな腐った世界なんて滅びればいい、そう思っているんだ…リリウム、君はずっと鳥籠の中の鳥でいいのか?俺は嫌だ…こんな世界、妹や家族を殺された世界に仕えるなんて…仕えるぐらいならこんな世界を壊してやる」
「そ、それは…」
私はシンのこの姿を見て、彼は一人にはしておけない…と思った。
「シン…言いたい事はそれだけか、ならば死ね!」
ウィン・D・ファンションがそう言って彼に銃口を向けた時…私は何故かウィン・D・ファンションを撃ち抜いていた。
「リリウム!貴様!」
それを見たセレン・ヘイズは驚きの声を上げていた。
「リ…ウ……ム…き…さ…」
ウィン・D・ファンションは私に恨み言を言った後、乗機であるレイテルパレッシュごと爆発した。
「わ、私は…どうして…」
私は、私は…何をやっているのか分からなかった、体が勝手に動いた…それだけしか分からなかった…
「リリウム…どうして?」
シンも私がこの行動をした時に驚いていた…
セレン・ヘイズはシンに向かって射撃したが彼はそれを避け師弟対決を始めた…壮絶な戦いの末、結果はシンの勝利だった。
この戦闘が終わった後、私達は機体を降りて話をした…それで知った事は、ディスティニーが親から託された機体である事、そして…親からの手紙でこの世界を壊して欲しいと言われた事を…それを聞いた私は彼にこう言った。
「私は貴方を…人類の虐殺者にはしたくない…だから、一緒にいさせて」
それが新たな悲劇の始まりだと知らずに…
私が彼と一緒にアルテリア・カーパルスから離脱してまだ汚染のレベルが低いある場所へ向かったそこにはビルなどの建物があって人が過ごす事に適した場所だった…そこで私は彼にこの感情がなんなのかシンに聞いてみた…
「それは恋だと思うよリリウム」
「こ…い…?」
「異性の相手が好きになるという意味かも…俺もよく分からないけど」
「分かりました…その意味はなんとなくですが、分かった気がします」
だけど…平穏は長くは続かなかった、この建物の近くにネクストが現れるようになった…そして、この場所が見つかった、見つかった理由は私のアンビエントだった、アンビエントに仕掛けられていた発信機が原因でこの場所が分かったらしい…私はすぐにその発信機を見つけ壊したと同時に…銃声が聞こえた。
「リリウム…まさか、貴様が裏切るとはな…」
「ワ…ン…シ…」
「ふん…まぁいい、貴様はもう用済みだ、多分…あのリンクスは死んだだろう…ネクスト6機にAF・ランドクラブとギガベースが6機ずついるのだからな…」
私はそれを聞いた時、何故か笑っていた…あの程度で彼が落ちるとは考えられない…
「これで本当のお別れだ…リリウム」
せめて貴方の顔を見て…死にたかった…
「死ぬのはてめーだ老いぼれクソジジィ‼︎」
パァン!パァン!
「ガハッ‼︎」
ドサ…
どうやら彼が撃ち殺してくれたみたいです…
「リリウム!」
せめて貴方に…この気持ちを…
「シ…ン……わ…た……あ……な…た……こ……が……」
でも途切れ途切れで喋れなかった…でもシンが聞き取ってくれたのかこう言ってくれた。
「俺もやっと気付いたんだ!俺もお前の事が‼︎」
シンがそう言って私に口付けをした…私はこの暖かい空間に包まれながら途絶えた…せめて今度会う時は平和でとても幸せに過ごしたいと…
ーーーー☆
それが何時も私が見ている夢でした。
「響!早く!」
「ま、待ってよ!未来ぅぅぅ!」
私、立花響の夢の話…でもその夢は不思議と暖かくて、とても安心出来る夢でした。
私達は今、ある学校の試験会場に向かってます…そこで私は出会うんだ、あの人に…幸せな世界で再会できた彼と…
今度からopとedの設定を使用かな?
感想、アドバイス…お願いします。