GATE/サーヴァント 彼の地にて、斯く戦えり   作:虚空屍

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7 これが……これが妾の初陣だと云うのか……

 イタリカのフォルマル伯爵邸の広間で、拡げられた街の地図を挟んで相対するピニャ達と伊丹達が話し込む。

 何故か援軍としてピニャの指揮下に置かれ、守備をする門まで指示をされる伊丹。

( こんな筈じゃ無かったんだが……)

 

 

 

 

 

 事の発端は、アルヌス協同生活組合のイタリカでの商取引の護衛と偵察の為であったが、城塞入り口で伊丹が打ちのめされてから、何故か援軍として迎えられピニャの指揮下に入れられてしまっていた。

 

 

 

 

 

 ピニャは街の地図の南門をトントンと指で示し、ここを守備せよと、彼女の地位に相応しく、かなりの上から目線で伊丹に指示を出す。

 

 このピニャの慇懃無礼な態度に我慢がならないメデイアは、ピニャ側の人間全てを潰してしまおうかと一瞬考えがよぎるのだが、流石にそれは伊丹の感じ知るところとなり、たしなめられる。

( こらぁ、メデイア。今物騒な事を考えただろう )

 

( ですが耀司さまぁ~。あのいけ好かない女には、どうにも我慢の限界を試されている様でイラつきますわ )

 

 自衛隊は城壁上からの守備で、万が一、城壁を破られ侵入を許した場合に備え、城門内部には市街地への侵入を阻止する為の柵で囲まれている。勿論、城門内部の柵の守備はイタリカの兵や民兵達である。

 

 

 

 ピニャとの打ち合わせを済ませた伊丹達が、指定されたイタリカの南門の城壁に登り陣をとる。

 

 以前の武装集団からの襲撃では、なんとか撃退に成功はしたが、城門は破壊され、簡素な応急処置が施されているだけの南門と修復中の防柵。

 そんな充分ではない南門の状態を目の当たりにしたメデイアが、眉をしかめて伊丹に話し出す。

 

「耀司様、随分と貧相な防御陣ですわね。私達にこんな所を振り分けるとは失礼にも程がありますわ。まあ、私一人でも十分撃退は出来ますけど」

 

「ああ、頼りにしているぞ。メデイア」

 

「耀司様のそのお言葉一つが、私の魔力を増大させますのよ! 嗚呼、耀司様達が勝ち残る姿しか想像できませんわ! でもあのいけ好かない姫は、血を流して倒れているのですけどね」

 

 伊丹とメデイアの会話に入り出すギルガメッシュ。

 

「しかし本当にこんな場所の守備で良かったのですか?」

 

「ん? 良いも悪いもメデイアとギルが居るから安心はしていられる。恐らく南門に関して言えば自衛隊が交戦しなくても、全てがメデイアとギルの活躍で済んでしまうかもな。ただ……」

 

 奥歯に物が挟まった様な物言いをする伊丹に、ギルガメッシュが問い掛ける。

 

「ただ、何でしょうか?」

 

「それは敵がこちらに攻めてきた時の話だ。なにも敵が南門をもう一度攻めますよ~とは言ってはいない訳だから、他の門に攻撃が集中されると厄介なんだよ」

 

 使い魔を飛ばしているキャスターから、敵の本隊の人員は凡そ七百人である事を知らされ、更に数騎の騎兵が斥候で南門側に広がる平地を駆けるのも目視で確認がされた。

 

 そんな城門と内部の防柵を城壁の上から眺める伊丹は、桑原曹長に意見を求める。

 

桑原曹長(おやっさん)、この配置、どう思う?」

 

「いやぁ~、明らかに数少ない我々を囮に見せて、敵をこちらに誘導して一次防衛戦の城壁で敵勢力を減らした後、城門内で殲滅させる様にしか見えませんな」

 

「やっぱりそう見えるよね。我々はメデイアとギルを含め十四人。明らかに手薄さを敵に見せているよなぁ。体の良い捨て駒にしたい訳かな……フッ」

 

 伊丹は、ピニャの考える一次防衛戦と二次防衛戦を敷く戦い方自体は納得するが、自衛隊を囮にする考え方に思わず噴き出してしまい、それを桑原は見逃さなかった。

 

「どうしました二尉? なにかおかしかったですか?」

 

「いや何ね、あの姫様は門が破られる事を前提に我々を配置したけど、この南門に敵が押し寄せても陥落する訳がない! なにせメデイアとギルが居るんだからさっ!」

 

 しかし伊丹はピニャの配置に幾ばくかの不満を抱いていた。敵勢力も、イタリカ全てを包囲、攻撃するだけの戦力を有してはおらず、伊丹としては自衛隊を後方に配置し遊軍的に機動力を生かし、敵が殺到した箇所に駆け付ける作戦を取りたかったのだが、指揮権を持つピニャの云う通の配置に従いはした。

 

()()()って事で皆の士気が上がっているのに、後方で待機じゃ期待に沿えない部分も有るって事かな……」

 

 イタリカ全ての民が、()()()である自衛隊、魔導師、精霊使いのエルフ、そして使徒までが居る事に安心をし、士気も高まっている。そんな市民の期待を伊丹は肌で感じていた。

 

 伊丹は各隊員に土嚢作りや暗視装置の配付、篝火などの灯りの撤去の指示を出し、与えられた南門の守備に備え、特地方面派遣部隊本部に状況を報せ、支援要請をする。

 

 メデイアやギルガメッシュは自衛隊の在り方を理解している為、伊丹の指示に従い、他の隊員達と共に動き回っているが、ロゥリィには自衛隊が、敵国である帝国の皇女ピニャを助けようとしているのかが解らない。

 

「ねえ、イタミィ~。どうして敵であるあのいけ好かない姫を助けるのぉ?」

 

 伊丹はロゥリィの問い掛けに、当たり前の事を答える。

 

「ん? 街の人々を助けるだけだよ」

 

 この特地では今まで無かった発想に、ロゥリィは伊丹の真意を探る。

 

「貴方ぁ、それ本気で言っているのかしらぁ?」

 

「ああ、そうなっている筈だけどな。その為の自衛隊だよ。ロゥリィは俺達が戦う理由が気になるのか?」

( あれっ? こっちの言葉がすんなり耳に入る! イタリカに入る時に顎を打ったからかな )

 

「そうねぇ、エムロイは戦いの神で、人を殺めることを否定している訳ではないのよぉ。只、動機が重要なの。殺める動機に嘘、偽りがあれば、魂を汚す事になるわぁ」

 

「ここの街の住人を守るってのは、本当の事だ。あともう一つの理由としては、自衛隊と仲良くした方が良いってあの姫様に解って貰う為さ」

 

 ロゥリィは伊丹からの答えを、ピニャに圧倒的な強さを見せ付け、恐怖を刻み込み平伏せさせる為だと曲解して捉え、それならば、その考え方もアリだとピニャの恐れおののく姿を想像し狂喜乱舞する。

 

「気に入ったわぁ! 貴方のその考え、気に入ったわぁ~! それなら私も協力は惜しまないわぁ!」

 

 ロゥリィはヒラヒラと舞い、スカートの端を摘まみ伊丹に一礼をしてみせる。

 

 

 

 

 

 陸上自衛隊特地方面派遣部隊本部に衝撃が走る。

 伊丹率いる第三偵察隊からの援軍要請があったと知れ渡り、佐官級の部隊長が集まり激論が交わされていた。

 

 特に激しく言い合っていたのは第一戦闘団の加茂一佐と第四戦闘団の健軍一佐である。

 

「陸将、是非わが第一戦闘団を派遣して下さい。既に隊員達の待機は済ませてあります!」

 

「加茂ぉ~、何言ってんだ?! 陸の上をチンタラ進む訳にもいかんだろ! その点うちは空をひとっ翔び! 陸将、援軍要請には是非わが第四戦闘団を!」

 

 施設建設の為、汗を流し暇無く働いている施設科や、伊丹達の深部偵察隊が所属する、防衛戦を担う第五戦闘団は何度か帝国軍と交戦をしており、その隊員達の手柄話を聞かされる度に、訓練に明け暮れていた第一、第四戦闘団は肩身の狭い思いをしてきた。

 

 そしていよいよ自分達にも出番が来たのだと、加茂や健軍が名乗りを挙げ出したのである。

 

 第一戦闘団は混成の打撃部隊。第四戦闘団はヘリによる空中機動部隊。

 緊急を要する援軍である為、狭間は健軍一佐率いる第四戦闘団に援軍の指示を出した。

 

 そんな健軍一佐は部下の用賀二佐に問い質す。

 

「例の物はどうなんだ?」

 

「はっ! ヘリにコンポとスピーカーを搭載済みです。勿論、ワルシャワ・フィルのワーグナーもです」

 

「パーフェクトだ、用賀」

 

 嬉々とする健軍一佐らの行動に、狭間陸将は思わず眉間に皺を寄せ、海辺のベトコン陣地をヘリで強襲する映画の一場面を思い浮かべる。

 

 

 

 

 

 日が沈んだイタリカを照らす物は、南門以外の城塞内の篝火だけである。

 

「メデイア、盗賊団の位置は解る?」

 

 使い魔を常に張り付かせている為、伊丹からの問い掛けにも即答するメデイア。

 

「昼間はイタリカの南に居りましたが、この夜の暗闇に乗じて東側に陣を移しつつあるようですわ」

 

 伊丹はメデイアの報告で、南門が戦場となる可能性が大幅に下がる事が解りホッとする。

 

「おやっさん、盗賊団は東門に夜襲を掛けるみたいだ」

 

「まあ、こちらとしましては一安心ですが、盗賊団とは云え元は正規兵。東門が持ち堪えられるか些か心配ではありますね」

 

「そうだよねぇ、東門が落ちたとばっちりを受けたくはないしなぁ~

 。一応、姫様には警告をしておくか」

 

 伊丹はメデイアの使い魔一匹をフォルマル邸のピニャ居る部屋に飛ばし語り掛ける。

 

『皇女殿下?』

 

「ん? ひぃぃ~~!」

 

 自分しかいない部屋の、彼女の耳元から突然語り掛けられたピニャは、思わず声を上げてしまった。

 

『姫様、驚かないで下さい。南門を守っている自衛隊隊長の伊丹です。これも()()の魔導のひとつです』

 

「しっ、失礼な! 妾は別に驚いてなど居らぬぞ!」

( ジエイタイとはこの様な魔導も使うのか!?)

 

『どうやら盗賊団はイタリカの東側に移動している模様です。恐らくは東門に夜襲を掛けると思われます。ご注意下さい』

 

「なにっ! 東門だと!? そっ、そんな事は妾は既に解っておる、解っておるのだぞ。斥候からもその様な報せが届いておるわ……」

( なんと東門だと! しかし何故ジエイタイは解った? こんな暗闇でもお見通しと云うことか!)

 

『ご存知でしたか。では失礼します』

( あらら、姫様は随分と見栄っ張りだな。全く素直じゃないな )

 

 使い魔を通したピニャとのやり取りを終えたとみた桑原曹長は、伊丹に問い掛ける。

 

「あちらの姫様の対応は如何でしたか?」

 

「姫様は、盗賊団が東に移動していたのは知らなかったみたいだよ。でも『そんな事は妾も知っておる!』とか言っちゃってさ、素直じゃないんだから。警告はしたから、あとは姫様がどうするかだね」

 

 

 

 

 

 伊丹からの警告を受けたピニャは、色々と考えを巡らしていた。

( ジエイタイのイタミから情報を得たが、本当に信じて良いものなのか? 噂の()()()らしいが、盗賊団と内通し、実は西側から攻撃を掛けるなどとは考えられぬか? 兵力を西門から東門に移すか、それともこのままの布陣で迎え撃つか……)

 

 結局ピニャは考えを纏める事ができず、伊丹からの警告を無視する形でイタリカの各門に均等に兵力を分けたままでいた。

 

 

 

 

 

 ピニャに様子を伝えてから、城塞内の兵の動きをメデイアの使い魔を通して見ていた伊丹だが、動きが全く無い事が解り肩を落とす。

 

「俺達って信用されて無いんだな~。こうも無視されると悲しくなるよ」

 

 呟く伊丹にメデイアが優しく語り掛ける。

 

「良いではご座いませんか。私達はやれることをしました。あとの責任はあの姫様が負うだけですよ」

 

 伊丹とメデイアの会話にロゥリィとレレイが加わる。

 

「そうよぉ、ジエイタイが全てを背負っているみたいな考えは止めなさいよぉ」

 

「ジエイタイは成すべき事をした。あとは皇女の仕事」

 

「そうですよ、二尉。我々は南側の守備を任されていますから、それ以上は手が出せません。お気を落とさずに」

 

 桑原曹長からも慰められ、隊員達の士気が下がる事も考え、伊丹は皆に声を掛ける。

 

「なあ、皆。そう云う状況だけど、俺達は俺達にしか出来ない事をしような! さあ皆。気を張ってくれよ!」

 

 皆を叱咤激励する伊丹だが、栗林が伊丹に聴こえる様にボソりと呟く。

 

「隊長が一番緊張感がないよ」

 

「くっ、クリぼう……」

 

 

 

 

 

 伊丹達がイタリカ南側の無人の平原を見張ること暫し、東門付近から火の手が上がる。

 

 時刻は午前三時。メデイアが確認した通り、盗賊集団はイタリカの東側に陣を張り、東門に火矢を放ち殺到しだした。

 その戦い方は陽動等の作戦すらない、数に物を言わせた力押しである。

 

 

 

 フォルマル邸の客間で仮眠を取っていたピニャの元に東門に敵襲来の報せが届く。

 

「南門ではなく、東門だと!?」

( ジエイタイの報告通りではないか!)

 

 ピニャは身支度を済ませ、指揮をとるため急ぎ騎馬で東門へと向かう。

 

 

 

 敵集団は盾や鎧の形がバラバラの、まさに破れ去った連合諸王国軍の敗残兵の寄せ集めであるが、その戦い振りには、戦いすらさせて貰えず一方的に破れた兵達の無念を晴らし、ぶつけるかの様である。

 そんな盗賊集団は一つになり、イタリカの東側の城門に攻撃を仕掛けてくる。

 

 城壁を登る為の梯子を盾で頭を庇う亀甲陣で持ち運ぶ隊が幾つもあり、城塞守備側は、焼け溶けた鉛や油や熱湯、そして大きな石をそんな亀甲陣の敵の上に投げ掛ける。

 次第に城壁には何本もの梯子が掛けられ、敵集団は地面から湧き出す様に次々と梯子を登り始める。

 

 守備隊の抗戦に幾つかの梯子が城壁から倒され、よじ登る敵兵に矢や石を当て、それらの直撃を受けた兵が、後から付いて登り来る兵を巻き込みながら落下していく。

 にも関わらず、城壁に架かる梯子は増え、盗賊集団は城壁上部に辿り着き、辺りの守備兵に斬りかかる。

 城壁で指揮を執っていたノーマも剣を振り奮戦するが、城壁に登ってきた多数の敵に呑まれ遂に倒されてしまう。

 

「何故だ!? 何故誰も助けに来ないんだ!?」

 

「俺達は捨て駒なんだよ!!」

 

「緑の人達は来てくれないのか!?」

 

 城壁が敵に攻め込まれイタリカの守備兵が倒されているにも関わらず、城門内の広場に敷かれた第二次防衛戦の防護柵を守る兵は助けに向かわない。防護柵に居る兵達こそが敵を殲滅させる戦力であり、下手に城壁守備隊の補充には充てられないのである。

 

 東門に駆け付け、この状況を見たピニャは守備隊の脆さに愕然とする。

 

「ジエイタイが来て士気も揚がっていた筈だが、これほどに脆いとは……」

 

 ピニャは敵に呑まれた城壁にノーマの姿が無いことに気が付く。

 

「ノーマはどうした!?」

 

「恐らくは討ち死にされたかと……」

 

 ピニャは部下であるノーマの討ち死にと云う事態に、動揺の色を隠せないでいる。

( これが……これが妾の初陣だと云うのか…… )

 

 

 

 

 

 暗闇の城壁の上、伊丹達は明るくなった街の東側を見る。

 

0300(まるさんまるまる)、夜襲を掛けるには絶好の時間ですな」

 

 腕時計を見ながら誰に聞かせるでもなく呟く桑原曹長。

 

 伊丹はメデイアの使い魔を通した映像を観て、東門の陥落が時間の問題である事が解る。

 

「東門から応援要請はまだ来ないか?」

 

 桑原曹長は伊丹の問い掛けに、首を横に振り答える。

 

「生憎まだ来てはいません」

 

 東門への襲撃を知ったロゥリィは地団駄を踏み悔しがる。

 

「あーーっ! なんでこっちじゃなく、東門なのよぉーー!」

 

 地団駄を踏んでいたロゥリィは、ハルバートを振り暴れだし、終いには艶かしく腰を振り始める。

 

「はぁ、はぁ、はぁぁ、嗚呼……おかしくなっちゃうわぁ!」

 

 ロゥリィの異様な行動を止めに掛かろうとした伊丹をレレイが止めに入る。

 

「今、手を出すのは危険。あの行動は、彼女自身も止められない衝動。敵と認識した者を殺す。戦いで落とした魂が彼女の身体を通して主神たるエムロイの元に行く。それは彼女にとり媚薬と同じ」

 

 ロゥリィは顔を紅潮させ、喘ぎ声を上げ、身体を艶っぽくくねらせては、積んだ土嚢や城壁を壊し暴れまわる。

 

 使い魔を通して視た東門が、これ以上保たない事、そしてロゥリィの喘ぎ振りは男性隊員の士気に関わると判断した伊丹は、彼女を栗林と共に戦場に送りだす事を決断した。

 

「栗林っ。ロゥリィに付いてやってくれ! それと富田二等陸曹とメデイアとギルと俺の六人が東門に行く。おやっさん、後は宜しく」

 

「畏まりました、二尉!」

 

 伊丹から指示をされたメデイアは、畏まりましたと言い残し、ヒラリと舞い上がり高度をとり、東門外側を目指し飛んでいく。

( 取り敢えず、城門外側の集団を軒並み焼き払ってしまおうかしら )

 

 栗林が踞るロゥリィに近付き声を掛け様とした途端、ロゥリィは我慢の限界だったのか、ハルバートを掴むと城壁から飛び降り、家屋の屋根を伝い東門に向かい跳んで行く。

 

「ギルッ! ロゥリィを追って援護してやってくれ!」

 

 伊丹の指示でロゥリィを追いかけるギルカメッシュを伊丹、富田そして栗林が高機動車に乗り込み先行した二人を追いかけ出す。

 

 




 最後まで読んで頂き有り難うございます。

 狭間陸将が思い浮かべた映画は勿論、地獄の黙示録です。
 サーフィン大好きなキルゴア中佐が、サーフィンに最高の波がある海岸沿いのベトコン陣地を、サーフィンがしたいが為に強襲したあの場面です。そして中佐は敵の砲弾が翔んできている海で臆する事なく波乗りを始めます。

 ではでは……

 虚空屍

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