世界を巡る者   作:アバルス

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また1カ月分あけてしまった・・・
やっぱり戦闘描写と言うか、そこら辺を想像するの得意じゃねぇや。

それと雑うぅ、と思っても他に出てこないと現状


未来へ託す結末

 

ジジジジジィ、ドカーン!

 

銃弾が障壁に激突、少しの均衡に青い光を放ちながら内部の火薬に引火し爆発した

 

「まさか、エルベルトの共鳴!?」

 

あり得るはずがない、普通は同じ強さの魔笛と沁力によって起こる現象。刹那が言った限りあれはセラ本来の調波と言っていた。

 

だが問題はそこではない、あの幽幻種に他の沁力による攻撃ではエルベルトの共鳴は発動していない。銃弾に刻んだ沁力刻印は機能しなくなるのを防ぐために一番弱い刻印なのだ

 

それがエルベルトの共鳴を発動させた。つまりあの幽幻種はどんな微弱な沁力でもエルベルトの共鳴を発動でき、なおかつ自身のダメージになりうる攻撃を防ぐ。チートにも程がある

 

だがここで刹那の言葉を思い出す、エルベルトの共鳴は両者に等しくダメージを与える。だがあの幽幻種に一体何発の弾を撃てばいいのか。

 

「残りの弾は!?」

 

あの幽幻種は今の攻撃でこちら側を警戒し、足を止めた。だが位置は特定出来ない様だ。

 

その間にもダブルオーライザーが攻撃を再開し注意を引いている

 

「よかった、残りの弾はGN粒子を展開する物ですね」

 

(もしかして、刹那はこれを予想していた?)

 

その事を考えるが今は意味がない為、思考を後にする。

 

ライサンダーのリロード、そして最後の弾丸を片手で持ち移動する。

 

相手の場所はジンクスのカメラ、座標をデータを確認して分かっている

 

再度狙撃を行うのは場所は、紗砂の記念広場を通り越した先にある時計台。

 

時計の下側に出っ張った所を足場にして構える。ただ標準を向けて引き金を引くだけ。

 

GN粒子を流し、電力に変換。それにより銃からの稼働音が聞こえてくる

 

(3、2、1)

 

ジュドンッ!!

 

反動と銃声、と同時に銃弾は発射、移動、着弾、貫通の行程を瞬時に達成し。アンカーが内部で作動し最後に大爆発を起こす

 

 

『ーーーーーーッッ!?』

 

 

言葉にならない叫びが響くと同時に幽幻種の体が膨張、と言ってもほんの少しだが、膝を付き足を止めた。

 

 

サイラは撃った瞬時からリロードを開始し、そしてダメージを与えられたと確認してすぐに移動する。

 

今ので確実にこちらを倒しにくるだろう。

 

(最後の一発、ですがあのダメージなら可能性はある!)

 

リロードも終えて地上に落下する 。その時

 

 

 

何か黒い影が視界に映った、そう理解した瞬間にはとてつもない速度で落とされながら自分の両足と左腕、そしてライサンダーの銃身が自分と一緒に落ちていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、これなら。」

 

 

Oガンダムを身に纏い機体を起動する。かつて使っていた状態のままではない、機体の後ろのコーン型スラスターの位置にカラーリングをしていな真っ白なオーライザーに似せたブースター、GNドライヴ、疑似太陽炉をツインドライヴとして使用する。

 

トランザムシステムを使わず全力で戦えるのは10分辺りだろう。そのために武器はビームサーベルを除けばエネルギーを消費する武装を装備していない。

 

それに機体のあらゆる所に実弾武装と同時に出力上昇させる追加装甲を装備させてる、ミサイルにクレネードランチャーの弾を使用する。

 

機体の腕や肩、足の横になどに小型ミサイルポット追加装甲内部にクレネードランチャー弾を装備。片腕にはガトリング砲

 

「超振動の剣は1本しかないがしかたない。」

 

ブースターの横に装備する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(一体、なにが・・・?)

 

地面に激突したサイラはシステムが復旧して意識を取り戻す。

 

周りを確認すれば、先ほど攻撃を受けて両足、左腕とライサンダーの銃身が錯乱していた。体は右横に穴が空いており、中か無数のコードが垂れている。

 

残ってる片手には1メートル以下になったライサンダー、弾丸を収納する部分と発射部分しか残っていなかった

 

(動かない・・・)

 

先程の衝撃により人間で言う神経が破壊された。フェイズシフト装甲は確かに強固だが、受けた攻撃の衝撃を打ち消す事はない。

 

そして真上、空に視線を戻すと、あの幽幻種は、こちらが動かないと分かった為か顔を再び紗砂が居る方向に向けた。

 

その時ダブルオーライザーが正面からGNソードを振るうが容易に受け止められ、機体を鎖で拘束され槍で貫かれた。

 

GNフィールドを展開したが、何も無かったかの様に貫き、ゆっくりと落ちて地面に激突した

 

(ああ、もうダメですか・・・)

 

ゆっくりと(まぶた)を閉じる、もはや自分が出来る事はない。切り札であったライサンダーも破壊され、もはや勝機はないと理解して諦めてしまう。

 

「サイラ、意識あるか?」

 

その時自分が最も大切な人の声が聞こえた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗砂は目の前の怪物、いや化け物を前にして何も考えられなかった。その存在、敵意に

 

死にたくない、逃げろ、人間が勝てるものじゃない

 

祈りに集中しているはずの本能が叫ぶ

 

(ダメよ、私が逃げたら誰が人々を守るの!それに私に希望を託した人達の思いが!)

 

そして慈悲などなく紗砂に三十を越える鎖が攻撃する。それは並みの人間が反応できる物ではなく、沁力の障壁すら数秒しか待たずに貫通し紗砂に向かう

 

貫かれる、そう理解した

 

 

バンバンバン!!

 

 

あと数メートル位置で複数の爆発、その爆発の中から五本の鎖がすり抜けてくるが、紅い光を放つ何かがその全てを切断した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前には右腕にライサンダーを握ったまま無惨にもバラバラにされた姿だった。

 

「サイラ、意識あるか?」

 

視界に入るように移動した。瞼を開けて目がこちらに向ける

 

「喋れないか?・・・そうか」

 

サイラは口を開かない、握ったライサンダーを外して弾を確認する

 

「最後のか、時間がない。サイラ、今までありがとうな、生憎とフラグが成立したみたいだ。俺があいつを結界の外とに追い出す。その後はみんなに任せる、この命が無くなるとしても紗砂にツァリ、ヨミ、皆が生きてく世界だ。後悔はないさ。」

 

短くなったライサンダーを後ろ腰に掛ける

 

「サイラ、幸運を、死に()く者達に敬礼を」

 

「まっ・・て・・せつ・・・な・・・」

 

「トランザム」

 

サイラの声は聞こえた。だが止まる時間はない

 

 

 

 

 

(全ジンクスの指揮権譲渡、ダブルドライヴからツインドライヴにシステム変更。全機トランザム使用、自機を援護しろ)

 

飛びながらジンクスに命令する。そして前にはあと少しで紗砂に鎖が届く距離だ。

 

追加装甲に内蔵したグレネード弾を複数発射、そしてガトリング砲で一つを爆発、それに連鎖して誘爆させる

 

無論普通では出来ない、N因子による体感時間の加速、そして能力の前借り(・・・・・・)、N因子により通常以上の力を発揮できる。デメリットは物によっては一週間能力を使えない。後々にそれなりの苦痛を感じるだろうだが、次はない(・・・・)

 

鎖ですらゆっくりと見える、だが機体の性能は俺の加速した意識にはついてこられない。

 

言葉に表せない感覚、ゆっくりと動くが通常時からしてみればあり得ない速度で肉体への命令。GN粒子の脳量子波で機体が動くが肉体はその早い命令と動きに悲鳴を上げる。

 

まるで細い針を大量に奥深くまで刺されている感じ、ただそれだけ

 

超振動の剣とビームサーベルを握る、そしてそれを振るった

 

「紗砂、大丈夫だ。後は任せろ」

 

その言葉を告げ、フェイトブレイカーに全速力で近づく。

 

出し惜しむ物はない、ミサイルポットにグレネードランチャー弾を全弾発射する。そして撃ち切ったポットすぐさまパージ

 

 

 

グレネード弾とミサイルが着弾、鎖に当たり爆発する。爆発した爆炎の中から更に鎖が向かって来る、それらの攻撃を回転しながら紙一重(かみひとえ)でかわしながら切断した

 

 

ガトリング砲を向ける、砲が回転し始め銃弾を発射するが全て魔笛の障壁によって防がれる

 

ガトリング砲をパージして近づく。

 

更に鎖が向かってくるが横から無数のジンクスが射撃と同時に通過していく。

 

それに合わせる様に鎖の数や速度が格段に上がる、ゆっくりになっているのに銃弾の様に通り抜けていく。

 

ジンクス達は反応は出来ているものの、それでも次々に爆発していく。だがフェイトブレイカーは逃げる様に上昇して行く。

 

今まで余裕であった敵がとてつもない速度で接近してくるのであれば警戒して離れるだろう。俺だってそうする

 

だが逃げた先で無数の攻撃が襲う、上昇した事によってまだ遠い方に居るジンクスからの射撃、さらに破壊されてない固定砲台からの射撃も加わる事によってまともに移動出来ていない。

 

無数のジンクスに紛れて俺も近づく、ビームサーベルを投げ捨て腰に掛けたライサンダーを引き抜く

 

機体性能はジンクスより落ちる、だから回避は必要最低限。

 

ガツンッ!!

 

ブースターが被弾し、装甲が剥がれたが性能には問題ないため直進する

 

 

 

そして次々とジンクス達がフェイトブレイカーにたどり着き、周りにとりつく。

 

そして俺の周りには後続のジンクスが追い付いてきた。

 

俺は直進しヤツの胸元に近づく、至近距離で打っ放すつもりだ。たが一機だけ来れば不自然だろ、故に後続のジンクス達に命令し突撃される

 

後続のジンクス達がフェイトブレイカーの前面にビームサーベルを突き付けたままブースターの出力を維持。結界外へ押し出す

 

何故至近距離で撃つのかは、理由は知っての通りに銃身がまともに残っていない。故に集弾性はなく、最悪何処に飛んでもおかしくない

 

ライサンダーに残っている機構は銃弾を収納する事と弾を発射する機構しかない

 

この一撃で決める。

 

残り距離10メートル、その距離までたどり着く。

 

その時、体に激痛が走る。溶かした鉄を体の中に流し込まれる様な感覚。ナノマシンに痛覚の遮断、もしくは軽減をしているはずだ。

 

だがそれと同時に、エデンでセラの虚像との戦闘前に飛行機で移動している途中に被弾させた事を気づかせずに機体を墜落させた事を思い出す。

 

まさか人の大きさの物に当てながら被弾を認識させないとは、俺が特殊だと理解してるな。

 

ん?激痛を感じてるのに何故平然としてるかって?加速させすぎて声もあげられないし、なんかなれた。ハハッ、慣れって怖いね(震え)

 

というより、ナノマシンの痛覚の遮断が働いてないのは魔笛による汚染で効果を失っている可能性が高い。その割りに痛覚が残ってるのが不思議だ

 

たが、機体が爆発せず俺が生きているのは幸運だ。受けた攻撃は鎖による物だがジンクス達が既に切断してくれている。

 

俺を人間だと理解したのか、他の機体より遅いから手加減したのか。そんなことはもやは関係ない、だたお前の敗因は攻撃の着弾認識させない様にし、衝撃を無くした事だ

 

 

5メートルの距離、魔笛の障壁を展開して止めようとするがGNフィールドを展開して突破し、更に接近。

 

その時、鎖による攻撃で頭部が破壊され頭を守る物は無くなった。余裕があれば

 

「たかがメインカメラを殺られただけだ!」

 

と言っている気がする、そして同時に目の前に張り付いていたジンクス達が次々に爆発した

 

オーバーロードしたのだろう。機体の限界性能をトランザムで押し上げしかも超高速で機体制御。GNドライヴが持たない。

 

だが、それが結界外へ押し出せる要因でもある。そして結界外へ押出し、引き金を引く。火薬は生きている超振動も発射させれば効果を発揮できる設計。問題ない

 

 

 

そしてヤツの体内で固定、爆発した。鎧を貫通して白い光がゆっくりと視界を包み始め俺は目を閉じた

 







書いていて思ったけどフェイトブレイカーって名前が長い 、かと言ってネーミングセンスはないしから変えようがないと諦めている自分がいる
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