シャルロット・デュノアは上機嫌だった。何故なら愛しい人と、休日に2人きりでデートというイベントへと現在進行形で向かっているからに外ならない。IS学園に来てから暫くしていなかったお洒落をし、少し大人びた化粧を施して。そうして鼻唄混じりにたどり着いた待ち合わせ場所で、目的の彼を見つけ胸を高鳴らせる。だが残念な事に、気合いを入れる余り彼女は大幅に時間に遅刻してしまっていた。申し訳ない気持ちを抱えながら、彼の下へ駆け足気味に向かう。
「はぁ……はぁっ……その……ごめんね? ちょっと、準備に手間取っちゃって。……え、許してくれるの? ふふっ、ありがとう」
顔中に満開の笑顔を咲かせ、心底嬉しいといった類の感情を現にする。いつもいつも優しくて、でも怒る時はきちんと怒ってくれる。そんな彼女にとっての理想を体現したかのような彼に、シャルロットは正しく骨抜きだった。
「んー、それじゃあさっそく行こうか! ……なんて、遅刻した僕が言うのは厚かましいかな? ……気にしない? うん、じゃあ行こっ!」
まずはウインドウショッピングで服屋を見て周りーーー
「うーん。白と黒、どっちが良いかなぁ? ……白が良いって? うん、じゃあ白にしようかな」
喫茶店にて休憩と昼食を兼ねーーー
「わっ、たくさん食べるんだね。やっぱ男の子だなぁ……えっ? ちょっとくれる? えへへ……じゃあお言葉に甘えて。あーん喆」
楽しかったデートは終わりを告げ、夕陽をバックに並んで帰宅することがとてもうれしく、彼女は終始笑顔の花が絶えなかった。
「うーん、楽しかったね! ……俺も楽しかった、って? ふふっ。おんなじ、だね」
今日1番の笑顔を浮かべる少女。いつの間にか繋がれた両者の手は、帰り着くまで離されることはなかった。
オナニー小説? 褒め言葉です