兄アート・オンライン凍結   作:ピリの唄

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今回が初めての投稿になります。ピリの唄ですm(__)m
駄文ですが楽しんでもらえたら嬉しく思います。
それでは短いですがどうぞ(*・ω・)つ


00始まりの言葉

弟は6歳の頃に母親の部屋のジャンクパーツで自作マシーンを作れるほど機械に強かった。

妹は祖父の道場で鍛えていたからか剣道でもかなりの強さを持つようになっていた。いつの間にか県大会に出場するくらいになり、一緒に教わっていたはずの俺は手も足も出せなくなっていた。

 

しかし、兄である俺には何もないようにしか思うことができなかった。

そしてそんな俺にでもできることがは勉強に打ち込むことだった。

二人に誇れるような兄でいたかったのだ。

 

ただ弟がゲームに、そして妹が剣道にのめり込みだし兄弟の仲は悪くはないがすれ違う事が多くなった。

俺は今でも仲良し兄弟に戻りたいと思っている。

 

そして俺が中学3年になったときに弟がソードアート・オンラインのベータテスターに当たった。俺はその時に母親に滅多にしない頼み事をした。

 

ソードアート・オンラインをさせてほしいと。

 

理由が弟がのめり込むほどの世界を見てみたいという少々ブラコン気味なものなのは内緒だ。

受験生だったが学校の成績がよかったためか、滅多に頼み事をしなかったからかそれともその両方か、俺はナーヴギアとソードアート・オンラインを買ってもらえることになった。ソードアート・オンラインは予約だけどね。

 

ちなみに年末に大事な話があると言われた。高校が決まるまでは言わないつもりらしいが、真剣な顔だったのでそれほど重要な話なのだろう。

受験が終わるまでは気にしないようにするけれどもね。

 

そして現在、俺の前には奇跡的という言葉が必要そうだった。

売り切れ続出中のソードアート・オンラインが目の前にあるのだ。ナーヴギアとともに。

母親にメールでお礼をしてナーヴギアとソードアート・オンラインを持って自分の部屋に戻る。

 

そしてセットアップステージのキャリブレーションというもので身体中を指示に合わせて触っていく。

 

そしてこれからのことに胸を高鳴らせてベッドに飛び込む。

俺はこの時にやめておけば良かったのだ。ナーヴギアを脱いで弟の和人と妹の直葉をつれて外に出掛ければ良かったのだ。そしたらもっと違う未来に変わっていたのではないか。悲しむようなことは起こらなかったのではないだろうか。

その事にそのときの俺は気付かないで心ピョンピョンしながら

 

「リンク・スタート」

 

と、取り返しのつかない言葉を希望混じりに口に出した。

これが弟との仲を縮めてくれると、昔と同じように話せるなかになれると喜びながら。

現実では友達や両親、妹の直葉に、ゲームの中でも弟の和人に心配をかけるようなことになるとは思いもしないままに。




キリトの直接の兄ではなく直葉の兄です。
これで続けていきたいと思っています。m(__)m
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