巧く書けてるかはわかりませんし、短いですがどうぞ(*・ω・)つ
12月26日
タイトルに違和感感じたので変えました。
実つきが突き込んでくるネペントの右のツルをとっさに俺は右に跳んで避ける。
すると、実つきの真っ正面(口があるから恐らく正面だろう)に出てしまう。逃げ場のなくなった俺に実つきはそのまま残っている左のツルをも突き込んでくる。
仕方無く、俺は後ろに下がって回避する。今のが突きだから次からは外側に回避しなければいけない。逃げ場を封じられると避けることも出来ないのだから。
実つきは当たらないことに怒ったのか、再度叫び、ウツボの部分をぷくっと膨らませた。何かを吐くような予備動作、恐らくこれが腐蝕液発射なのだろう。
射程は約五メートルで、浴びればHPと武器防具の耐久度が大きく減り、粘着力が高いせいでしばらくは動きが阻害される、らしい。ただ、効果範囲は正面約三十度と狭いのか広いのかわからない。言えることはこの状態から後ろに下がって回避することはできないということだ。
ひたすらに実つきの周りを走って止まらないようにする。時間はかかるが、吐くタイミングがわからない以上、俺に思い浮かぶのは吐くまで走り回り、吐くのが見えた瞬間に全力で跳ぶことだ。
ウツボの部分が膨張を止めて、一瞬後にぶしゅっ!という音と同時に薄緑色の液体が飛沫状に発射される。
俺は音が聞こえると同時に跳躍する。
腐蝕液は目的に当たることなく地面に落ち、白い蒸気をあげる。かすっていたのか俺のHPが一割ほど削れる。
レベルから考えても腐蝕液に直撃すれば俺のHPは一気に減っていくだろう。そう考えると、背筋に冷たいものが走った。
茅場の宣言が嘘である可能性は既に二日以上過ぎた今、ほとんど無いだろう。つまり、俺のHPが無くなると同時に俺の命も亡くなる。
死ぬということがどういうものか想像も出来ないが、確かなことは、和人にも直葉にもそして父親と母親にも二度と会えなくなるのだ。
そんなことは絶対に嫌だ。
俺は今までに経験したことが無いくらいに集中出来ていた。
「ハアァァッ!!」
実つきの突きを最小限の動きで動きで回避し、側面に移動して気合い混じりに《ホリゾンタル》を放つ。
弱点にでも当たったのか実つきの体力を四割ほど削るが、技後硬直中にネペントのツタの切り払いを受け、視界の端に映る俺のHPが三割ほど削れる。
「ソードスキルを使わない方が良いか?」
技後硬直のことを考えると、威力は高いが使わない方が良いかもしれない。使うとしてもトドメにだけと考えれば良いかもしれない。
先ほどの、恐らく弱点に当てたホリゾンタルで四割削った。ならば、念を入れて残りが三割ほどになってから使えば大丈夫だろう。
再びウツボの部分が膨らんでいく。ウツボを観察しながら剣の届く範囲から離れずに攻撃を加える。
そして膨張が止まった瞬間に実つきとすれ違うように右斜め前に跳ぶ。
がら空きのままの胴体に剣道の胴を振り抜くように当てる。実つきの体力が少し削れる。
このパターンを何度か繰り返すと実つきの体力は二割を切る。しかし俺の頭も集中し過ぎたためか疲れてきている。次で最後にしよう。
その決意を読み取ったのか、実つきもこちらに向けて再び右のツルで突きを放つ。
俺は外側に回避し、
「ハアァァッ!!」
再び気合いとともにホリゾンタルを放つ。
確かに感じる手応えとともに不自然な状態で硬直し、青色のポリゴンを撒き散らしながら爆散する実つきのネペントが視界に入った。
昼間でも、微妙に日を遮る木のせいで影になった場所にその青い光がキラキラと光っていた。
俺の勝利を、死を乗り越えたことを祝福するかのように。
お兄ちゃん覚醒!
しかしクエストはクリアしていません。
あと、実つきのネペントが出てきた理由としてはキリトくんの乱獲(コペルのMPKからの脱出)により、実つきと花つきの出現率が上がっているからだと思ってください。他にもベータ出身者が狩っているのもありますね。
強さ的には花つきと同じで危険度が高い実つきを倒した!でも、花つきに会うまではまだまだ狩らなければ。(ノーマルを倒せば出現率が上がるんだけど実つきはどうだろう?(;・ω・))
がんばれお兄ちゃん!(o´・∀・)o
………クエスト3話で終わるかなー?(;´д`)