東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
どこぞの蛇「待たせたな!!」
潜入してくれ。
それでは、どうぞ!!!
〜色々あって一週間後〜
レウス「……ZZZ」スヤスヤ
ガチャッ タタタ…
フラン「レウスーッ!!」ドボォッ!!
レウス「ウギャアアアアアアアァァァァァァ!!!!????」
意外ッ!それは、ボディプレスッ!!
〜しばらくして〜
咲夜「妹様…やっていい事と悪い事があります。寝ている人にのしかかるなどという事は、やってはいけません。分かりましたか?」
フラン「…ごめんなさい」
咲夜「レウスに謝ってください」
レウス「………」
フラン「ごめんなさい」
レウス「……分かった、許す。だから、顔を上げるんだ」
フラン「………」
レウス「もうしないと、空に誓えるか?」
フラン「…うん。もう絶対にしないよ」
レウス「…良いこだ」ナデナデ
フラン「/////////」
レウス「怪我は治っていたから良かったがな…」
咲夜「妹様、朝食の時間です」
フラン「はーい」タタタ…
レウス「………」
咲夜「レウス?どうかしたの?」
レウス「あ…いや、少し過去を思い出していただけだ。忌まわしい過去をな……」
咲夜「……何があったの?」
レウス「…後で話そう。それよりも朝御飯だ」
咲夜「……ええ」
レウス「……心配するな。私は何処にも行かないさ」
咲夜「…分かったわ。後で話してね」
レウス「…ああ。約束しよう」
咲夜「じゃあ、行きましょう」
レウス「そうだな」
ガチャッ バタン スタスタ…
〜朝食後まで、『キング・クリムゾン』ッ!!!〜
〜テラスにて〜
レウス「…約束通り話すとしよう。これは、私が幼体だった時の話だ……」
その時の私には、兄弟と両親がいた。私はまだ飛ぶ事を覚えたばかりの赤ん坊だった…。しかし、ある時に恐ろしいウイルスに感染してしまった。徐々に体を蝕まれ、いつしか私は自我を失っていた…。その時の私の頭に響いていたのは、兄弟の叫び、そして両親の断末魔だけだった…。しばらくして自我を取り戻した。ウイルスを克服したのだ。だが、それは遅すぎた…遅すぎたのだ…!!巣には我が兄弟の骨、我が両親の内臓などが散乱していた…。私は家族を食らいながら生きながらえていたのだ…。自らの手で家族を殺してしまった…その罪だけがいつまでも『呪い』のように私に付き纏う。たとえ、何回も転生しようとこの事実は変わらない…。私には、『愛情』というものが分からない…。いや、拒絶しているのかも知れない。私に愛情を注いでくれた両親をこの手で殺めてしまったように、いつ失うのか恐れているのかも知れない…。今でも思い出すたびに吐き気がする…。
咲夜「………」
レウス「……これは、すべて事実だ。この話は忘れてくれて構わない。少し…刺激が強過ぎるからな……。クソッ………」
咲夜「…私は、あなたに『過去を忘れろ』と言う権利は無いわ。…でも」
彼女はそう言うと突然…
レウス「……何故、このような事をする…」
彼は温かいものに包み込まれているような錯覚を覚えた。
咲夜「……あなたに『愛情』を教えてあげる事はできるわ…」ギュッ…
レウス「………」
咲夜「…私には理解できない苦しみかも知れないけれど…たとえ、それが呪いだったとしても…その苦しみを一人で抱えていくより二人で抱えていく方が良いわ」
レウス「………すまない。…もう、しばらくこのままで居てくれ…」
咲夜「…いいわよ」
レウス「……本当にすまん」
紅魔館の主が言うには、二人は一時間近く抱きしめあっていたと言う……。
〜そして二日後〜
レウス「…人間の体には、まだ慣れないな…」バサッ…バサッ…
彼は部屋で翼を動かしていた。
コンッコンッ
レウス「どうぞ」
ガチャッ
咲夜「失礼するわね。お嬢様からの伝言があるのだけれど……服を着てくれないかしら///////」
レウス「あ……すまん」ゴソゴソ…
彼は上半身に何も着ていなかった。逞しい肉体は少し、刺激が強過ぎたようだ。
レウス「それで?伝言はなんだ?」
咲夜「『庭に来なさい』との事よ。大事な話らしいわ」
レウス「ふむ……」
咲夜「どうかしたの?」
レウス「いや、私に話さなければならない事などあったか?」
咲夜「……そう言われればそうね…。」(もしかして…)
レウス「まあ、取り敢えず行くとしようか」
咲夜「分かったわ」
ガチャッ… バタン…
〜火竜移動中〜
〜庭〜
レミリア「来たわね…」
咲夜「申し訳ございません。少々遅くなりました」
レミリア「別にいいわ」
そして、彼に聞こえないように…。
「……イチャイチャしてたんでしょ?」コソッ
咲夜「なっ///////!?そそそそんな事……/////////」
レミリア「フフフ…」
レウス(だいぶ、広いな…。庭と言うより広場じゃないのか?)
レミリア「レウス、あなたを呼んだのは、この幻想郷のルールを教える為よ」
レウス「ルール?ここのルールは覚えた筈だが…。まだあるのか?」
レミリア「えーっと…」ゴソゴソ…「あったわ!」
レミリア「この『スペルカード』についてよ」
レウス「スペル…カード?」
レミリア「要は喧嘩みたいな物よ」
レウス「喧嘩は苦手なのだが…」
レミリア「あら?意外ね…」
レウス「私たちの場合は、喧嘩が命の奪い合いに発展するからな…」
レミリア「……そ、そう…。まあとにかく説明するわね…」
〜吸血鬼説明中〜
レウス「…なるほど…」
レミリア「じゃあ、これを渡しておくわ」スッ
レウス「…これは?」
レミリア「スペルカードの元よ。じゃあ、咲夜」
咲夜「はい。ハッ!!」シュッ
レウス「うおっ!?」サッ
レミリア「スペカを作るには、戦うのが一番よ。ルールは戦闘不能にした方が勝ちよ。怪我をしてもパチェが治してくれるから、安心していいわ」
レウス「それは有難いな」
咲夜「手加減をするつもりは無いわよ…。覚悟しておいて」
レウス「……それは楽しめそうだ…。私が何故、空の王者と呼ばれているかを教えてやろう…」
咲夜「…随分な自信ね」
レウス「負けるつもりは無いからな…。さぁ…」
レウ咲「「行くぞ(わよ)!!!!」
〜続く〜
次回!#10〜時間停止の脅威〜
お楽しみ!!