東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】   作:ブラキDIOス(超絶スランプ)

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今回は、レウスの過去が明かされます。
どこぞの蛇「待たせたな!!」
潜入してくれ。


それでは、どうぞ!!!


#9〜紅き王と紅魔館 三 〜

〜色々あって一週間後〜

 

レウス「……ZZZ」スヤスヤ

 

ガチャッ タタタ…

 

フラン「レウスーッ!!」ドボォッ!!

 

レウス「ウギャアアアアアアアァァァァァァ!!!!????」

 

意外ッ!それは、ボディプレスッ!!

 

〜しばらくして〜

 

咲夜「妹様…やっていい事と悪い事があります。寝ている人にのしかかるなどという事は、やってはいけません。分かりましたか?」

 

フラン「…ごめんなさい」

 

咲夜「レウスに謝ってください」

 

レウス「………」

 

フラン「ごめんなさい」

 

レウス「……分かった、許す。だから、顔を上げるんだ」

 

フラン「………」

 

レウス「もうしないと、空に誓えるか?」

 

フラン「…うん。もう絶対にしないよ」

 

レウス「…良いこだ」ナデナデ

 

フラン「/////////」

 

レウス「怪我は治っていたから良かったがな…」

 

咲夜「妹様、朝食の時間です」

 

フラン「はーい」タタタ…

 

レウス「………」

 

咲夜「レウス?どうかしたの?」

 

レウス「あ…いや、少し過去を思い出していただけだ。忌まわしい過去をな……」

 

咲夜「……何があったの?」

 

レウス「…後で話そう。それよりも朝御飯だ」

 

咲夜「……ええ」

 

レウス「……心配するな。私は何処にも行かないさ」

 

咲夜「…分かったわ。後で話してね」

 

レウス「…ああ。約束しよう」

 

咲夜「じゃあ、行きましょう」

 

レウス「そうだな」

 

ガチャッ バタン スタスタ…

 

〜朝食後まで、『キング・クリムゾン』ッ!!!〜

 

〜テラスにて〜

 

レウス「…約束通り話すとしよう。これは、私が幼体だった時の話だ……」

 

 

その時の私には、兄弟と両親がいた。私はまだ飛ぶ事を覚えたばかりの赤ん坊だった…。しかし、ある時に恐ろしいウイルスに感染してしまった。徐々に体を蝕まれ、いつしか私は自我を失っていた…。その時の私の頭に響いていたのは、兄弟の叫び、そして両親の断末魔だけだった…。しばらくして自我を取り戻した。ウイルスを克服したのだ。だが、それは遅すぎた…遅すぎたのだ…!!巣には我が兄弟の骨、我が両親の内臓などが散乱していた…。私は家族を食らいながら生きながらえていたのだ…。自らの手で家族を殺してしまった…その罪だけがいつまでも『呪い』のように私に付き纏う。たとえ、何回も転生しようとこの事実は変わらない…。私には、『愛情』というものが分からない…。いや、拒絶しているのかも知れない。私に愛情を注いでくれた両親をこの手で殺めてしまったように、いつ失うのか恐れているのかも知れない…。今でも思い出すたびに吐き気がする…。

 

咲夜「………」

 

レウス「……これは、すべて事実だ。この話は忘れてくれて構わない。少し…刺激が強過ぎるからな……。クソッ………」

 

咲夜「…私は、あなたに『過去を忘れろ』と言う権利は無いわ。…でも」

 

彼女はそう言うと突然…

 

レウス「……何故、このような事をする…」

 

彼は温かいものに包み込まれているような錯覚を覚えた。

 

咲夜「……あなたに『愛情』を教えてあげる事はできるわ…」ギュッ…

 

レウス「………」

 

咲夜「…私には理解できない苦しみかも知れないけれど…たとえ、それが呪いだったとしても…その苦しみを一人で抱えていくより二人で抱えていく方が良いわ」

 

レウス「………すまない。…もう、しばらくこのままで居てくれ…」

 

咲夜「…いいわよ」

 

レウス「……本当にすまん」

 

紅魔館の主が言うには、二人は一時間近く抱きしめあっていたと言う……。

 

〜そして二日後〜

 

レウス「…人間の体には、まだ慣れないな…」バサッ…バサッ…

 

彼は部屋で翼を動かしていた。

 

コンッコンッ

 

レウス「どうぞ」

 

ガチャッ

 

咲夜「失礼するわね。お嬢様からの伝言があるのだけれど……服を着てくれないかしら///////」

 

レウス「あ……すまん」ゴソゴソ…

 

彼は上半身に何も着ていなかった。逞しい肉体は少し、刺激が強過ぎたようだ。

 

レウス「それで?伝言はなんだ?」

 

咲夜「『庭に来なさい』との事よ。大事な話らしいわ」

 

レウス「ふむ……」

 

咲夜「どうかしたの?」

 

レウス「いや、私に話さなければならない事などあったか?」

 

咲夜「……そう言われればそうね…。」(もしかして…)

 

レウス「まあ、取り敢えず行くとしようか」

 

咲夜「分かったわ」

 

 

ガチャッ… バタン…

 

〜火竜移動中〜

 

〜庭〜

 

レミリア「来たわね…」

 

咲夜「申し訳ございません。少々遅くなりました」

 

レミリア「別にいいわ」

 

そして、彼に聞こえないように…。

「……イチャイチャしてたんでしょ?」コソッ

 

咲夜「なっ///////!?そそそそんな事……/////////」

 

レミリア「フフフ…」

 

レウス(だいぶ、広いな…。庭と言うより広場じゃないのか?)

 

レミリア「レウス、あなたを呼んだのは、この幻想郷のルールを教える為よ」

 

レウス「ルール?ここのルールは覚えた筈だが…。まだあるのか?」

 

レミリア「えーっと…」ゴソゴソ…「あったわ!」

 

レミリア「この『スペルカード』についてよ」

 

レウス「スペル…カード?」

 

レミリア「要は喧嘩みたいな物よ」

 

レウス「喧嘩は苦手なのだが…」

 

レミリア「あら?意外ね…」

 

レウス「私たちの場合は、喧嘩が命の奪い合いに発展するからな…」

 

レミリア「……そ、そう…。まあとにかく説明するわね…」

 

〜吸血鬼説明中〜

 

レウス「…なるほど…」

 

レミリア「じゃあ、これを渡しておくわ」スッ

 

レウス「…これは?」

 

レミリア「スペルカードの元よ。じゃあ、咲夜」

 

咲夜「はい。ハッ!!」シュッ

 

レウス「うおっ!?」サッ

 

レミリア「スペカを作るには、戦うのが一番よ。ルールは戦闘不能にした方が勝ちよ。怪我をしてもパチェが治してくれるから、安心していいわ」

 

レウス「それは有難いな」

 

咲夜「手加減をするつもりは無いわよ…。覚悟しておいて」

 

レウス「……それは楽しめそうだ…。私が何故、空の王者と呼ばれているかを教えてやろう…」

 

咲夜「…随分な自信ね」

 

レウス「負けるつもりは無いからな…。さぁ…」

 

レウ咲「「行くぞ(わよ)!!!!」

 

 

〜続く〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回!#10〜時間停止の脅威〜

お楽しみ!!
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