東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
見つけても、養豚場の豚を見るような目で見守ってください。ちなみに、作者はMではありません。本当ですよ!?
コホン…。それでは、どうぞ!!!
前回のあらすじ・・・咲夜「イチャイチャなんかしていないッ////////!!」レウス「やれやれ」
咲夜「ハッ!!」シュッ!!!
レウス「クッ……。フンッ!!」バサァッ!!
翼で風を起こして、ナイフを弾く。
レウス「…厄介なナイフだ」(おかしい…。何故だ?今ナイフが確かに地面に落ちたはずでは…?)
先程、弾いたナイフは既に無くなっている。
レウス(高速で回収しているのか?だとしても、何だ…?この違和感は……?高速移動や瞬間移動だとかそんなチャチなものではない…。何か…もっと恐ろしいものの片鱗を味わっている気がする…!!)
咲夜「考え事をしている暇は無いわよ!!」
咲夜「喰らいなさい!!!奇術《ミスディレクション》!!!」
その瞬間ッ!レウスに弾幕が襲いかかるッ!
レウス(地上に逃げ場はない……。ならばッ!)バサッ!
咲夜「!!!」
レウス「空中戦といこうか!!!」バッ!!
彼は空へと飛び立ち、弾幕を全て回避した。
咲夜「…いいでしょう…。後悔しないでね!」バッ!
咲夜「次はこれよ!!」シュシュシュシュッ!!!
レウス「…ナイフか…」バサッ!
自慢の空中での姿勢制御技術で、全てのナイフを躱した。その姿は、華麗で見るもの全てを虜にしていた。
レミリア「……凄い…」
それは、吸血鬼も例外では無かった。だが、
グオッ!
レウス「何ぃ!?追尾だと!?……クソッ」バサッ!
咲夜「追尾するナイフの味はどうかしら?」
レウス「少々辛味が効いているな!だが…」ギュンッ!
咲夜「!?」
彼女は突然の事に反応が遅れてしまった。彼が急旋回をしたと思ったら、こちらに突っ込んできたのだッ!
レウス「辛い物は大好物なんでなッ!」ドガッ!!
咲夜「…ウグッ……」
彼女は体をよじり、蹴られた衝撃を最小限に減らしたが、そのダメージは想像以上であった。
咲夜「…やるわね…。完全に油断していたわ…」
レウス「…竜の力を舐めて貰っては困る」
咲夜「…そうね。でもッ!」
咲夜「これはどう!?幻世《ザ・ワールド》!!!」ドオーーーーン!!!!
それは、時間が止まった世界ッ!その中を動く事ができるのは、『十六夜 咲夜』ッ!ただ一人ッ!!!
咲夜「…あなたは何が起こったのか分からない。真実を知るのは、私だけ…」ババババッ!
『それ』は、彼女の手を離れると空中で停止した。
咲夜「…そして時は動き出す」
その瞬間ッ!『それ』は、レウスに一斉に襲いかかったッ!!
レウス「…!?何だとおおおぉぉ!!??」バッ!
ドスッ!ドスッドスッドスッ!
レウス「…グッ……」(咄嗟に回避したが…何本か刺さったな……)グラッ…
レウス(しまった…!翼が……!このままでは…不味い……!!)
ヒューーーー…… ドガァッ!
レウス「ウグッ……何故……ナイフが……」
咲夜「…これであなたは飛べないわ」スタッ
それは、空の王者が翼をもがれた瞬間であった。
咲夜「…まだ戦えるかしら?」
レウス「……当然だ…」(立つのがやっとだな……。どうする…?)
咲夜「…そう。だったら…」
咲夜「終わらせて貰うわ…」チャキン
レウス(今ので分かった…『時間を操る程度の能力』…それが彼女の能力だ…)
レウス「…時間を操れるとは……大した物だな……ゴフッ…」ポタッ…ポタッ…(落ちた時に内臓をやったか…?)
紅い鮮血が地面を染め上げていく。
咲夜「…気づいたのね…。でも遅すぎたわ」ザッ…ザッ…
レウス(私にも…何か能力がある筈だ…)
咲夜「…………」ザッ…ザッ…
レウス(イメージしろ…!ハンターならば、モンスターが目の前にいるときは武器を構える筈だ…。私の武器…。イメージするんだ…!!)
ザッ…
咲夜「…これで終わりよ…」グッ…
咲夜「…楽しかったわ」ブンッ!!
彼女がナイフを振り下ろしたその時ッ!
ガキィンッ!!
咲夜「な…!?」
レミリア「な…なんなのあれ!?」
彼は一本の『槍』を手に握っていた。
レウス「…これが…私の武器…『火炎槍 《ディバイン=ソル》』……」
レミリア(あの槍……。私の《スピア・ザ・グングニル》と同等かそれ以上の力を持っているわ……。流石ね…)
咲夜「…まさかこんな状況で、まだ戦えるなんて……」
レウス「……伊達に、死線を潜り抜けていないさ」
咲夜「…それもそうね」
レウス「これだけではない…。こいつを喰らえッ!!」スッ
咲夜「!?」
レウス「竜符《クリムゾン・ファランクス》!!!」
その瞬間ッ!炎で作られた無数の槍が彼女に襲いかかるッ!!
咲夜「クッ……!!」バッ
彼女は空中に回避した。だがッ!
グオッ!!!
咲夜「な…!?追尾!?」
レウス「追尾する槍の味はどうだ!?辛味を効かせてやったぞ!」
咲夜「クッ……《ザ・ワールド》!!!」ドオーーーーン!!!
また時間が停止する。
咲夜「まさか…スペカが使えるようになったなんて…。でも、これで今度こそ終わりよ!!!」ババババッ!!!
咲夜「……ここまでやるなんて思ってなかったわ。だけど私の勝ち」
咲夜「…そして時は…!!??」
その時彼女が見たものはッ!
咲夜「ど、どうしてッ!?時間を止めたはずッ!!??」
レウス「……これが時間の止まった世界か……」
時間を止められて動けない筈のレウスであったッ!!
レウス「これが私の二番目のスペカ……竜符《エンデ・デアヴェルト》…」
レウス「意味は『世界の終わり』…」
咲夜「……まさか!?」
レウス「そうだッ!!『十六夜咲夜が時間を止めた世界』は終わり、新たに『私が時間を止めた世界』へと作り変えられるッ!!!」ドオーーーーン!!!
時間が止まった世界。今ッ!その中を動く事ができるのは『空の王者』ただ一人ッ!!
レウス「…私の勝ちだ…。《クリムゾン・ファランクス》」
その槍は空中で停止した。
レウス「…『そして時は動き出す』」
その瞬間ッ!炎の槍が彼女に襲いかかったッ!!
ザシュッ!ザシュッザシュッ!!
咲夜「………ゲホッ…」グラッ…
レウス「おっと」ガシッ!
レミリア「……あなたの勝ちね。おめでとう」パチパチパチ…
レウス「それよりも、治療だ。早くパチュリーを呼ばなければ……」
パチュリー「私ならここよ」
レウス「うおっ!?」ビクッ
パチュリー「そんなに驚くと、傷が悪化するわよ。さ、彼女を運んであげて」
レウス「……分かった」
咲夜「…………」
レミリア「…気絶しているわね」
パチュリー「…それほど激しい戦いだったじゃないの?」
レミリア「…そうね。とても楽しかったわ」
レミリア「ねえ、レウス」
レウス「何だ?」
レミリア「今度は、私と戦わない?」
レウス「え、遠慮しておく…」
レミリア「えーーー!?なんでーーー!?」
パチュリー「そんな事やってないで早く来なさい」
レウレミ「「……はい」」
レウス(何故、私が怒られるのだ…。理不尽すぎる…)
〜火竜移動中〜
〜そして咲夜の部屋〜
咲夜「…うーん……ハッ」ガバッ
レウス「ん?気がついたか?」
咲夜「……私が負けたのね」
レウス「そうだ。中々楽しかったぞ」
咲夜「…その翼…」
レウス「良くあることだ。気にするな」
翼膜が破れてボロボロになっている。
レウス「破れても直ぐに治る」
咲夜「……そう」
レウス「…さぁ、昼御飯の時間だ。今日のメニューは何だろうな?」
咲夜「見てのお楽しみよ」
レウス「そうか。さぁ、行くぞ」ガシッ!
咲夜「きゃっ///////!?ちょっ…ちょっと////////」
レウス「どうした?『お姫様抱っこ』は恥ずかしいか?」
咲夜「そ、そんな事…////////」カァァァァァ
レウス「そうか…。じゃあこのまま行くぞ!」スタスタ
咲夜「そ、それだけはやめてぇぇぇぇぇ////////////」
その日は、メイド長が初めて『お姫様抱っこ』をされた日となった。
〜続く〜
レミリア「やっぱり、イチャイチャしてるじゃない」
咲夜「してませんッ////////!!!」
レウス「違ったのか?」
咲夜「なっ////////!?」
今回の、ディバイン=ソルとエンデ・デアヴェルトはリオレウス希少種の素材で作られるランスとガンランスから名付けました。
ディバイン=ソルは、そのままの姿を使っていると想像して頂ければ結構です。
エンデ・デアヴェルトですが、今回のようなかなり限定された状況でしか使う事ができません。だって、自分に有利な状況に世界を作り変えるなんてチートなんだもん…。(震え声
えっ?普通の弾幕として使え?その発想はなかった。
クリムゾン・ファランクスはオリジナルです。
ちなみにかなり有名なジョジョネタが入っています。探してみてね!
次回!#11(タイトルはまだ考えてない)お楽しみに!!!