東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
では、どうぞ!!!
前回のあらすじ・・・転生者達「幻想郷は必ず守る」
魔理沙「モンスターか…どんなのが居るんだ?」
レギオス「そうだな…俺やレウスの様に空を飛ぶ奴や、水中を移動する奴も居るが…まぁ、見た方が早いんじゃねぇのか?」
魔理沙「早く会いたいぜ」ワクワク
ガタンッ!!
全員「!!!」ビクッ
ラティス「何だ…?今の音は…」
アリス「神社の裏から聞こえたけど…」
バル「確認してくる」
妖夢「私も行きます」
ラティス「頼んだ」
バル「ああ」ザッザッザッ
〜神社の裏〜
バル「ここで音がしたが…」
妖夢「…何も無いですが…」
『うう……』
バル妖「「!?」」ビクッ
『うう……誰か…いないのか……』
バル「誰だ!?どこに居る?返事をしてくれ!!」
『ここだ……』
妖夢「こっちです!」
バル「分かった!!」(誰かは知らんが…声が今にも途切れそうだ…不味いぞ…)
〜神社の裏の林〜
???「うぐ………」
そこにいたのは、本来左腕がある筈の場所から血が流れ、左脚の殆どが食い千切られたかの様な無残な傷を負った男であった。背中には特徴的な翼が生えている。
妖夢「……酷い…」
バル「!!おい!!俺の声が聞こえるか!?」
???「…ああ……」
バル「妖夢!お前は皆に知らせてこい!!この人は俺が運ぶ!」
妖夢「ハ、ハイッ!!」タッタッタッ…
バル「立てるか?俺の肩を使え」スッ
???「……すまない……ウグッ…」
バル「よっ…と……ゆっくりでいい。何があったんだ?」
???「…見知らぬ世界に来たと思ったら…いきなり……『轟竜』に…襲われた…突然の事で…反応ができなかった…」
バル「!?お前、もしかして転生者か!?」
???「何だ…?それは…?」
バル「それについては、後で話す。名前を教えてくれるか?」
???「私の名は…『ルコディオラ』…『極龍 ルコディオラ』だ……『古龍』と呼ばれていたが……今はどうでも良いな……」
バル「『古龍』だって!?もしかして…砂漠に住んでいなかったか?」
ルコラ「良く知っているな……お前もモンスターなのだろう?」
バル「何故それが!?」
ルコラ「雰囲気だ………ゴホッゴホッ……」
バル「大丈夫か!?」
ルコラ「少し…不味いかも知れん……」
バル「あと少しだ!頑張れ…!!」
レギオス「おい!バル!」タッタッタッ…
バル「やっと来たか…安心してくれ。俺の友人だ」
ルコラ「ああ……ゴホッ…」
レギオス「今、レウスと霊夢が医者を呼びに行っているからもう少しだけ耐えてくれ」
ルコラ「……感謝する……迷惑をかけて…すまない…」
レギオス「迷惑なんかじゃねぇさ。誰かが困っている様なら助けるのが人間って奴なのさ。俺はそれを、見習おうと思ってな」
ルコラ「…フフ…竜でありながら……不思議な奴だ…」
バル「着いたぞ。さぁ、中に運ぶぞ」
ラティス「俺も手伝う」
バル「ああ、頼む」
魔理沙「わ、私も…」
レギオス「いや、女は桶や雑巾の準備をしてくれ。相当な量の血が流れちまってるからな」
魔理沙「わ、分かった!!」
〜しばらくして〜
永琳「……この脚は切断するしかないわね…気の毒だけど…」
ルコラ「…そうか…」
永琳「…力になれなくてごめんなさい」
ルコラ「いや、君のお陰で血が止まったし痛みも消えた。元はと言えば油断した私が悪いのだ」
永琳「あと、その左腕だけど…」
ルコラ「…治せないんだろう?」
永琳「ええ…」
ルコラ「いや、いいんだ。右腕があればそれで良い」
霊夢「永琳でも治せないものがあるなんてね…」
永琳「無茶を言わないで。いくら私でも、無くなったものは治せないわ…」
ルコラ「君が謝る必要は無い。ただ、一つだけ頼みがあるんだが…」
永琳「何かしら?」
ルコラ「義手と義足が欲しいのだが…」
永琳「それならば、永遠亭にある筈よ。なるべく高性能の物を持ってくるわ」
ルコラ「ああ、助かるよ。ありがとう」
永琳「医者として当然の事よ」
ルコラ「…そうか。やはり、人間は興味深い生き物だ…」
永琳「そうかしらね」
ルコラ「あくまで、私個人の意見だ。気にする必要は無いさ…。さて…」ググッ…
ルコラ「バル、手を貸してくれないか?」
バル「分かった。立てるか?」スッ
ルコラ「ああ、問題無い。松葉杖はあるか?」
バル「ああ。…ほら」
ルコラ「ありがとう、助かる。」カシャンッカシャンッ
ルコラ(幻想郷か……良い所だとは思うが…なんだ…?この禍々しい気配は…)
〜神社の外〜
レウス「お嬢さん、怪我は無かったかい?」
鈴仙「は、はい!」
レギオス「……お前誰だよ」
鈴仙「あ…申し遅れました。私は『鈴仙・優曇華院・イナバ』と申します」
レギオス「…うどん?」
鈴仙「…『優曇華院』です」
レギオス「だから、そう言ってるじゃねぇかよ」
鈴仙「うどんって言ってるじゃないですか!?」
レギオス「『鈴仙』しか分かんなかったんだよ!文句あんのか!?」
ラティス「やめとけ。ここでコイツを引き裂いても、何にもならんぞ」
鈴仙「!?」
レギオス「…そうだな。悪かった。『鈴仙・優曇華院・イナバ』で合ってるよな?俺は『セルレギオス』。『レギオス』って呼んでくれ。よろしく」
鈴仙「え、あ…はい。よろしくお願いします…」
鈴仙(ちゃんと聞いてるじゃないですか…)
ラティス「俺は『ブラキディオス』。『ラティス』で良い。世話になった」
鈴仙「いえいえ。これが師匠の仕事ですから」
レウス「次は私だな。私の名は『リオレウス』。『レウス』と呼んで頂きたい」
鈴仙「中々の乗り心地でしたよ」
レウス「…私は乗り物では無いのだが……」
咲夜「分かってるわよ」
レウス「…原因は君の主だぞ…」
咲夜「それも分かってるわ」
レウス「………あんまりだ…」
咲夜「フフフ…」
鈴仙「…あの二人ってそういう関係なんですか?」ヒソヒソ
レギオス「ああ。しかも、ヤった事まであるからな…」ヒソヒソ
鈴仙「!?///////」
ラティス「あまり話さない方が良いと思うぞ…」
レウス「レギオス、そういえば魔理沙とのk『言わせねぇよ!?////////』…フフフ」
鈴仙(ああ、これは進んでるんだなぁ……)
〜続く〜
ルコディオラは狩ったことは一度も無いですが、能力と外見は知っていますのでご心配無く。
次回、#16〜竹林の白兎獣〜
お楽しみに!!!