東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】   作:ブラキDIOス(超絶スランプ)

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今回は、タイトル通りにアイツが出ます。モンハンクロスの四天王の一匹であるアイツですよ。
ちなみに、レウスと戦わせます。『空の王者』に対する『電の反逆者』…燃えてきますね!

では、どうぞ!!!


#17〜電の反逆者 一 〜

前回のあらすじ・・・レウス「私は乗り物ではない」

 

〜紅魔館〜

 

レウス「…今日も、平和だ…」

 

モンスターが入り込んだとはいっても、すぐに暴れまわるほど、気性の荒いモンスターはそうそういるものでは無い。

 

『フラン!!よくもやったわね!!』『お姉様が悪いんだもん!!』

 

レウス「……前言撤回だ。全く…朝から喧嘩とは…」スタスタ…

 

〜レミリアの部屋〜

 

レミリア「今日という今日は許さないわ!!」

 

咲夜「お、お嬢様!落ち着いてください!!」

 

フラン「だから、お姉様が悪いんじゃない!!」

 

美鈴「妹様!!喧嘩はおやめください!!」

 

コンコン…

 

咲夜「ど、どうぞ!」

 

ガチャッ

 

レウス「朝から元気だな」

 

レミリア「レウス!フランに言ってやって!!」

 

フラン「なんで私が悪くなるの!!」

 

レウス「何があったのだ…咲夜、説明してくれ」

 

咲夜「そ、それが…」

 

〜従者説明中〜

 

レウス「そんな事で喧嘩をしているのか?」

 

レミリア「フランが悪いのよ!!」

 

フラン「お姉様の分からずや!!!バカ!!!」

 

レミリア「」カチン

 

パチンッ!!!

 

その音は部屋にしばらく響いていた。

 

フラン「ッ!!!」ドサッ…

 

レウ咲美「「「!!!!」」」」

 

レミリア「……ハッ…私ったら何を……!?」

 

だが、もう遅かった。

 

フラン「うう……お姉様のバカー!!!!うわーん!!!」タタタタ…

 

レミリア「フ、フラン!?待ちなさい!!」

 

美鈴「……お嬢様…」

 

咲夜「お嬢様…今のは…」

 

レミリア「………私は悪く無いもん」

 

レウス「……どの口がそんな事を言っているんだ」

 

レミリア「…………」

 

レウス「レミリア、答えろ」

 

彼は、何時もの穏やかな姿からは想像ができないほど、迫力のある口調で彼女に詰め寄った。その声は『空の王者』の威厳と迫力が溢れていた。

 

レミリア「…………」

 

レウス「レミリアッ!!!!」

 

その声だけで、並の妖怪は昇天してしまいそうだ。

 

咲夜「レウス…落ち着いて」

 

レウス「……すまない。取り乱した…」

 

美鈴「……お嬢様。あなたが謝るべきです」

 

レミリア「…分かってるわ……」

 

レウス「私が探して来る…。もしかしたら、外に行ってしまったかもしれんからな」

 

今日の天気は曇りである。吸血鬼が外で活動できる天気でもある。

 

咲夜「頼んだわよ」

 

美鈴「…何だか嫌な予感がします。早めに探しだしたほうがいいかと…」

 

レウス「分かった。では、行って来る!!」タッタッタッタッ…

 

〜紅魔館近くの湖〜

 

フラン「グスン……」

 

『フラン!!!何処だ!!!いるなら返事をしてくれ!!!」

 

フラン「!!……おーいここだよー!!!」

 

『そっちか?待っていろ、すぐに向かう!!』バサッバサッ…

 

フラン「…うん…グスン」

 

スタッ…

 

レウス「…こんな所にいたのか…」

 

フラン「…うう…ごめんなさい……ごめんなさぁい!!」ダキッ

 

レウス「気にするな。泣きたい時は何時でも泣いていい」ギュッ…

 

その日はしばらくの間、少女の泣き声が湖に響いていた。

 

フラン「……うう………グスン…レウス…」

 

レウス「よしよし…。スッキリしたか?」

 

フラン「うん…」

 

レウス「よし、ならば帰ろう。ちゃんとレミリアに謝るべきだ」

 

フラン「うん…」

 

レウス「ゆっくり行こう。立てるか?」

 

フラン「うん…。迷惑かけてごめんなさい」

 

レウス「迷惑ではないさ。手を繋いで行こう」

 

フラン「うん」

 

レウス「よし、咲夜達が心配していたぞ」

 

フラン「もうこんな事はしないよ」

 

レウス「いい子だ」

 

フラン「…うん//////」

 

彼女は少し、照れている様だった。

 

レウス「……特に何も問題は無かったな…」

 

そう呟いた、その時ッ!!

 

???「ギュアアアアアアァァァァァァ!!!!」

 

レウフラ「「!!!」」

 

その咆哮はまるで、何者かに楯突く様に聞こえた。

 

フラン「な…なに!?」

 

そのモンスターは空からやってきた。

 

???「ギュアアアァァァァ!!!」バサッバサッバサッ…

 

レウス「な…こいつは…『電竜』か!?」

 

そのモンスターの名は、『電竜 ライゼクス』。『電の反逆者』や『空の悪漢』と言った異名を持つ。異名の通りに、性格は類稀なるほど非常に兇暴で残忍であるとされる。縄張りに入った中型鳥竜種を容赦無く叩き殺して貪り食らう姿を見たという報告もある。飛竜種の中でも著しく発達した巨大な翼を持っており、その空戦能力は『火竜 リオレウス』に匹敵する。

 

ライゼクス「ギュアアアアアアァァァァァァ!!!!」バチバチバチバチ……

 

レウス「不味い…フラン!!私に掴まれ!!!」タッタッタッタッ…

 

フラン「うん!!!」ガシッ

 

レウス「飛ぶぞ!気をつけろ!!」バサッ!!!

 

ライゼクス「ギュァァァァァァ!!!」ギュンッ!!

 

フラン「来てるよ!!」

 

レウス「ああ!!しっかり掴まっていろ!!」バサッ!!

 

そういうと彼はなんと、空中で宙返りをした!!!

 

ライゼクス「ギュアアァァ!?」

 

さっきまで目の前にいたものが突然消えたら、誰もが驚きパニックを起こすであろう。モンスターも例外ではない。

 

ライゼクス「ギュアア?ギュアアア?」キョロキョロ…

 

ライゼクス「ギュオオアアアアァァァ!!!!」バサッ…バサッ…

 

そのモンスターは諦めた様にその場を去って行った。

 

レウス「…やったか……」

 

フラン「……ドキドキした…」

 

レウス「とにかく、早く帰ろう。まさかライゼクスに出くわすとはな…」

 

〜 二 へ続く〜

 

 

 

 




ライゼクスは個人的にはかっこいいと思っております。鳴き声の表現が難しいですが…。

次回、#18〜電の反逆者 二 〜

お楽しみに!!!
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