東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
では、どうぞ!!!
前回のあらすじ・・・ルコラ「レギ魔理ヒャッホイ!!」
〜永遠亭〜
なんやかんやで案内してもらったルコラであった。
てゐ「ここだよ…」グッタリ
ルコラ「……すまん」
てゐ「…いいよ……」
『あっ!てゐ!!何処行ってたのよ!!!』
てゐ「げっ!!」
ルコラ「ん?」
彼が振り向くとそこに居たのは、
鈴仙「あら、あなたは…」
ルコラ「ああ、君は確かあの時、医者についてきた弟子かい?」
あの時のうさ耳少女であった。
鈴仙「はい。『鈴仙・優曇華院・イナバ』と申します。」
ルコラ「私は『極龍 ルコディオラ』だ。宜しく」
鈴仙「宜しくお願いします。ところで、てゐが何かやらかしたみたいですが…大丈夫でしたか?」
ルコラ「大丈夫だ。ちょっとホラを吹かれただけだからね」
鈴仙「申し訳ございません!!てゐ!!あなたも謝りなさい!!!」
てゐ「……ごめんなさい」
ルコラ「いやいや、いいんだ。子供は元気が一番だ」
てゐ「子供じゃない!!」
ルコラ「そうか?私にとっては子供だが」
てゐ「じゃあ何歳なのよ」
ルコラ「少なくとも、5億年くらいは生きているが」
てゐ鈴「「!?」」
ルコラ「フフフ…冗談と見るかは君たち次第だ。『騒がしいわね、また喧嘩かしら?』…ん?」
その声の主は彼にとって、命の恩人であった。
永琳「あら、あの時の転生者じゃない。義手の具合はどうかしら?」
ルコラ「上々だ。その節はお世話なった」ペコ
永琳「後丁寧にどうも…」ペコ
てゐ「…義手ってなんの話?」ヒソッ
鈴仙「ああ、あの人の左腕は義手なのよ。確か左脚も義足だった筈よ」ヒソッ
てゐ「…ふーん」
ルコラ「急に尋ねてすまないな…」
永琳「構わないわよ。今日は患者もいないし」
ルコラ「そうか、悪いな」
そんな他愛も無い会話をしていた時だった。
村人1「先生!!俺のダチを助けてくだせぇ!!」
村人3「……うう……」
ルコ永鈴てゐ「「「「!!!!」」」」
鈴仙「どうしたんですか!?」
村人1「こいつの傷を見てくれ!!」
鈴仙「!?……これは…」
永琳「どうしたのうどんげ……!?」
二人が見たのは、今までに見た事が無い切り傷を負った男であった。
永琳「これは酷いわ…直ぐに手術の準備をして!!」
鈴仙「はい!」
ルコラ(……こうも変わるのか?)
彼は、先程の穏やかな女性の変わり様に驚いていた。
永琳「ルコラ!あなたも手伝って!!」
ルコラ「…何をすれば良いのだ?」
永琳「この患者を運んでくれないかしら?」
ルコラ「お安い御用だ。…よっと…大丈夫か?」
村人3「…うう……悪いな…あんちゃん……」
ルコラ「気にするな」
永琳「こっちよ!急いで!!」タッタッタッ…
ルコラ「了解した!」タッタッタッ…
〜手術が終わって〜
村人1「大丈夫か!?」
村人3「ああ、何とかな…」
村人1「先生、ありがとうごぜぇやす」ペコ
永琳「お礼なんていいわ。これが私の仕事だもの」
村人1「兄ちゃんも悪いな…運ばせちまって…」
ルコラ「気にしなくていい。それよりも…何処でこんな傷を?」
村人1「それが…こいつによると、尻尾が長い猫のような黒い化け物に襲われたらしいんだ…」
鈴仙「黒い化け物?」
ルコラ「…他に情報はあるか?」
村人1「確か…四足歩行で前足に刀のような物が付いてて、それで切られたって言ってたな…後、尻尾から棘のような物を飛ばしてきたとも言ってたが…」
ルコラ「ふむ…そいつは恐らく『迅竜』だ」
永琳「『迅竜』?もしかして、あなたの世界の?」
ルコラ「ああ、その通りだ。私も直接見たわけでは無いがな…」
鈴仙「その『迅竜』ってどんな奴なんですか?」
ルコラ「正式名称は『迅竜 ナルガクルガ』。独自の進化を遂げた飛竜だと聞く。ブレード状に発達した翼を持ち、その尻尾は自身の半身程の長さを誇ると言われているようだ」
鈴仙「『迅竜 ナルガクルガ』…どんな姿をしているんでしょうか…」
ルコラ「それは私にも分からん。一つだけ言えるのは、そいつも生態系の頂点に立つモンスターだという事だ。一般人が戦って、まともに勝てる様な奴では無いのは明らかだ。よく生きていたな…本当に幸運だったとしか思えん」
永琳「…恐ろしいわね…」
ルコラ「だが、勝てない相手では無い。独自の進化を遂げているのなら、同時に他の飛竜には無い弱点があるという事だ」
村人1「兄ちゃん、お願いだ、俺のダチの仇を取ってくれ!!この通りだ!!!」土下座
ルコラ「私もそのつもりだ。だから、顔を上げたまえ」
村人1「ほ、本当か?」
ルコラ「ああ、私は嘘をつかん。ここに誓おう」
村人1「ありがてぇ…ありがてぇ…」
村人3「…そいつなら、今頃『白玉楼』の周辺にいると思うぜ……」ムク…
永琳「まだ起きてはいけないわ、大人しくしていなさい」
村人3「…す、すいません……」
ルコラ「『白玉楼』?ならば安心だな」
鈴仙「なんでですか?」
ルコラ「私の友人が住んでいるからだ。仇はそいつが打ってくれる」
村人1「それもありがてぇ……」
ルコラ(バル…君ならば勝てる筈だ…頑張ってくれ…)
〜続く〜
次回はナルガとバルが戦います!!
次回、#23〜騎士対忍者〜
お楽しみに!!!