東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
では、どうぞ!!!
前回のあらすじ・・・プロフィール紹介
〜アリスの家〜
ラティスは難儀していた。
ラティス「…こ、こうか?」
アリス「そうそう、できたじゃない」
彼はアリスから裁縫を習っていたのだが…
アリス「やっと完成ね。…あなた、意外と不器用なのね…」
ラティス「うぐ…」グサッ
アリス「人形を作るのに何日くらいかかったかしら…」
ラティス「5日だ…」
彼は致命的なまでに不器用であった。
アリス「人間の体ってそんなに不便かしら?」
ラティス「俺からしたらな」
ラティス(こんなに指はいらないだろ…)
アリス「そういえば、あなたの転生前の姿ってどんな感じだったの?」
ラティス「そうだなぁ…口では説明し辛いから絵に描こう」
アリス「お願いするわ」
ラティス「…………」スラスラ…
アリスは驚いた。彼は不器用なのに何故か絵を描くのは上手だったからだ。
ラティス「…こんなもんかな」
アリス「見せて」
ラティス「ほら」
アリス「………へぇ…こんな姿をしてたのね…」
彼女が見たのは、特徴的な頭殻を持ち、発達した腕で全てを破壊せんとする今にも動き出しそうな一匹の竜の絵であった。
アリス「この頭と腕に付いているものは何?」
ラティス「粘菌だ。俺の種族だけが扱うことができる」
アリス「へぇ…あなた以外に付くとどうなるの?」
ラティス「爆発する」
アリス「えっ!?」
ラティス「爆発する」
アリス「そ…そう。…どれ位の威力なの?」
ラティス「そうだな…俺位の大型モンスターが数発で瀕死になる位だ」
アリス「」ポカーン…
ラティス「………プッ」
ラティス「ククク……ハハハハハハハ、ハハハハハハハハハハハハハ!!!」
アリス「な、何よ////////」
ラティス「い…いや…ククク……お前がそんな顔をするなんて思って無かったからつい…ハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
アリス「う、うるさいっ////////////」カァァァァァァァァ
ラティス「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
アリス「っ〜〜〜////////////」
〜しばらくして〜
ラティス「…悪かったって」
アリス「」プイッ
ラティス「…………」
アリス「」ツーン
ラティス(ヤベェ…どうしよ…これ)
アリス「…言いたい事はそれだけ?」
ラティス「お、お前が可愛くてつい…」
アリス「!?////////////」
ラティス「…変な事言ったか?」
アリス「わ…私が可愛いって…////////////」カァァァァァァァァ
ラティス「ああ……事実だろ?」
アリス「////////////////」カァァァァァァァァァァァ
ラティス(……どうしたんだ…?本当の事言っただけだぞ…?)
彼はどこか鈍感な所があった。
アリス「わ…私が…可愛い…////////////…うふふふ…////////////」
ラティス「…ア…アリス?」
アリス「へっ!?////////////あ…ご、ごめんなさい////////////」
ラティス「い…いや…別に…」
アリス「……////////////」
ラティス「…………」(なんだこの空気)
アリス「私が可愛いって……本当?////////////」チラッ
ラティス「!?////////////」ドキィッ
彼にとって上目遣いは反則であった。
ラティス「そ、そりゃ本当だ…////////////だから上目遣いはやめてくれ…////////////」スッ…
そっと目を逸らす。
アリス「フフフ…ありがと////////////」
ラティス「////////////」ドキドキ
彼はこういうことに耐性が全く無かった。
ラティス(何だ…この気持ちの昂りは…////////////俺は…どうしちまったんだ…////////////)
アリス「フフフ…どうしたの?」
ラティス「い…いや…大丈夫だ、問題無い////////////」
問題大ありである。
アリス「じゃあ、今からちょっと出掛けない?」
ラティス「あ…ああ////////////」ドキドキ
アリス「何処か行きたい所はある?」
ラティス「コ…コホン…紅魔館に行ってみたいな」(やっと落ち着いた…)
アリス「じゃ行きましょ」スタスタ
ラティス「ああ」スタスタ
〜砕竜移動中〜
〜紅魔館近くの湖〜
ラティス「広い湖だな…だが、何で凍っているんだ?」
アリス「それは妖精の仕業よ」
ラティス「妖精?それは人間の空想上の生き物じゃないのか?」
アリス「忘れたの?ここは幻想郷よ」
ラティス「ああ、納得」
と、その時…。
???「やい!!そこの人間!!」←泡まみれ
???「チ、チルノちゃんどこ〜?」←泡まみれ
アリス「あら、チルノ…よね?」
ラティス「……泡?」
チルノ「あれ?アリス?なんでここに?」
アリス「紅魔館に行く途中よ」
チルノ「えっと…誰?」
ラティス「俺は『ブラキディオス』だ。『ラティス』でいい。ところで…面白い格好だな」
チルノ「これは…その…」←泡まみれ
???「チルノちゃ〜ん、どこにいるの〜?」←泡まみれ
アリス「…呼んでるわよ」
チルノ「そ…それがツルツルして上手く動けないんだもん…」
ラティス「俺が連れてくる」スタスタ
???「チルノちゃ〜ん?『ガシッ』ひゃあっ!?」
ラティス「…こっちだ」スタスタ
???「あ…ありがとうございます…」
ラティス「連れてきたぞ」
チルノ「大ちゃん!」
大妖精「チルノちゃん!?前が見えないよ…」←泡まみれ
アリス「不思議な泡ね…」
ラティス「割ればいいじゃないのか?」
チルノ「あ、そっか」
アリス「…………」
ラティス「…………」
チルノ「…何よ…」
ラティス「……別に」
アリス「私達が割ってあげるわ。大人しくしててね」
チルノ「…うん」
大妖精「お願いします」
ラティス「やれやれだぜ」
〜しばらくして〜
アリス「…これでよし」
ラティス「中々奇妙な泡だったな」
大妖精「ありがとうございました」ペコ
チルノ「…ありがとう」
アリス「どうして泡まみれになってたの?」
大妖精「それが…不思議な生き物に襲われて…」
ラティス「……どんな奴だった?」
チルノ「えっと…毛がいっぱい生えてて…ヒレみたいのがあって…泡を吐いてきて…」
ラティス「…間違いない。『泡孤竜』だ」
アリス「!!!」
チル大「「?」」
ラティス「他に情報は?」
大妖精「えっと…何かに怒っていたような感じでした」
ラティス「…近い内にまた会うかもな」
大妖精「ええ!?」
ラティス「すぐに逃げれば大丈夫だ。喧嘩をふっかけたりしなければな…」チラッ
大妖精「…………」チラッ
アリス「…………」チラッ
チルノ「……何よ」
ラティス「しかし、おかしいな…」
アリス「何がおかしいの?」
ラティス「『泡孤竜』は比較的大人しい筈なんだが…」
チルノ「そういえば、山に向かって何回も咆えてたけど…」
ラティス「……そうか」(『古龍』だな…)
アリス「じゃあ私達はそろそろ…」
ラティス「ああ」
大妖精「ありがとうございました」
チルノ「待て!!ラティス!!」
ラティス「何だ?」
チルノ「あたいと戦え!!」
ラティス「!?」
〜続く〜
今回は中途半端に終わってしまいました。申し訳ない!
え?イチャイチャが足りないって?しょうがないなぁ…またいつか書いてやろうじゃあないか!!!
次回、#27〜剛拳爆砕〜
お楽しみに!!!