東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
では、どうぞ!!!
前回のあらすじ・・・ラティス「モンスターにちょっかいを出すな」チルノ「…はい」
〜紅魔館内部図書館〜
ラティス「…凄い数の本だな……」
パチュリー「あら、お客さん?」
ラティス「うおっ!?」ビクッ
アリス「久しぶりねパチュリー」
ラティス「なんで皆後ろから出てくるんだ……なんだか俺の寿命が減っていく気がする……」
パチュリー「ごめんなさいね」
ラティス「いや…気にするな…」
パチュリー「あなた…レウスと同じ雰囲気がするわ」
ラティス「ふーん…そうか。ところで…誰だ?」
パチュリー「この図書館の管理人の『パチュリー・ノーレッジ』よ。『パチュリー』でいいわ」
ラティス「どうも。俺は『ブラキディオス』。『ラティス』でいい」
パチュリー「あなた、アリスとどういう関係なの?」ヒソッ
ラティス「!?い…いや、一緒に住んでいるだけだが…」ヒソッ
パチュリー「ふーん…」
アリス「?」(何の話をしているのかしら…)
パチュリー「ところであなた、転生前はどこに住んでたの?」
ラティス「…少し長くなるぞ?」
アリス「私も聞きたいわ」
ラティス「…分かった」
パチュリー「立ち話もなんだからそこの椅子に座って頂戴。今、紅茶を持って来させるわ。こあー?」
小悪魔「お呼びでしょうか?」スタスタ
パチュリー「紅茶を持って来て頂戴」
小悪魔「分かりました」スタスタ
ラティス「中々のかわい子ちゃんだな…」
アリス「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
ラティス「ジョウダンデスゴメンナサイ」ガクガク
読者の皆!!女の子を怒らせちゃダメだぞ!!!(ラティス談)
小悪魔「お持ちしました」スタスタ
パチュリー「そこに置いといて。ご苦労様」
小悪魔「では、これで…」スタスタ
ラティス「紅茶か…」
パチュリー「嫌いなの?」
ラティス「いや、いつもはアリスが淹れるのを飲んでいるからな。ここの紅茶はどんなものかと…」
パチュリー「あなたの口に合わないかもしれないけど、どうぞ」カチャ
ラティス「どうも…」ゴクッ…
アリス「…………」
パチュリー「…どうかしら?」
ラティス「…充分美味いがアリスの淹れた紅茶の方が好きだな」
アリス「!!」
パチュリー「それは残念だわ。じゃあ、そろそろ話を…」
ラティス「…そうだったな。俺が住んでいたのは『地底火山』だ」
パチュリー「レウスとは大違いね」
ラティス「こっちの方が危険だがな」
パチュリー「それでどれ位強かったの?」
ラティス「どれ位って言われてもな……まぁ、事実上の支配者だったが…」
アリス「へぇ…」
パチュリー「地底火山はどんな所なの?」
ラティス「その名の通りだ。毎日縄張り争いをしていた」
アリス「あなたの種族以外にどんな生き物が住んでたの?」
ラティス「そうだな…鎧みたいな甲殻を持っている奴や古龍もいたな…」
アリス「本当に危険な所ね…」
ラティス「爆砕してしまえば問題無いがな」
アリス「それはあなたの種族だけよ」
ラティス「いくら粘菌を使えるからってかなり危険なんだぞ?」
アリス「そうなの?」
ラティス「ああ…………」
パチュリー「…どうしたの?」
ラティス「あ…いや……兄弟の事を思い出してしまった…」
アリス「…何かあったの?」
パチュリー「粘菌って何の話?」
ラティス「その事も踏まえて話そう。俺の種族は生まれつき粘菌を扱えるわけじゃない」
アリス「…………」
ラティス「成長するにつれて徐々に共生をする様になる。だが、その中で命を落とす個体もいる…」
パチュリー「どうして?」
ラティス「うまく体が粘菌に馴染めずに、そのまま粘菌に爆砕されるんだ…」
パチュリー「…でも、あなたはそれを乗り越えて粘菌が使える様になったのよね?」
ラティス「ああ…それで、俺の兄弟の約半分が死んじまった…」
アリス「……それは…辛いわね…」
ラティス「いや…仕方のない事だ。俺にはどうする事もできなかった…。だが、問題はそれからだ」
パチュリー「どうして?」
ラティス「今度は縄張り争いが始まるんだ。その中で俺達は成長していくんだ」
パチュリー「縄張り争いねぇ…」
ラティス「そんな中で俺は地獄を見た…」
アリス「…何があったの?」
ラティス「『恐暴竜』が現れたんだよ…」
パチュリー「『恐暴竜』?一体どんな奴なの?名前からして嫌な予感しかしないけど…」
レウス「それは私から説明しよう」スタスタ
ラティス「おわぁっ!?」ビクッ
レウス「おっと失礼、驚かせたかな?」
ラティス「なんで毎回毎回…」
レウス「それは置いといて、説明だ」
パチュリー「お願いするわ」
レウス「ああ。正式名称は『恐暴竜 イビルジョー』。古龍級生物と言われている」
アリス「なんで?」
レウス「それは異常な食欲を持っているからだ」
パチュリー「そんなに異常なの?」
レウス「これは聞いた話だが…食い過ぎで周辺の生物が絶滅するほどだそうだ」
パチュリー「え」
アリス「」
レウス「自分以外の動物は食べ物にしか見えていないそうだ。古龍を捕食したという報告や共食いをしたという報告もあるらしいぞ」
パチュリー「…想像以上だわ」
ラティス「まぁ、そいつが現れたお陰で俺以外は全滅だ」
アリス「…そうだったの…」
ラティス「だが、それ位の事を乗り越えなければ支配者にはなれないな」
レウス「…………」
ラティス「どうした?」
レウス「いや…気にするな」
『レウスー?遊ぼうよー』
レウス「おっと、フランがお呼びだ。では私はこれで…」スタスタ
ラティス「ああ」
アリス「じゃあ私達もそろそろ帰らない?」
ラティス「そうするか」
パチュリー「楽しかったわ。またいつでも来ていいわよ」
ラティス「そうする」
アリス「…………」
パチュリー「安心しなさい。彼を奪おうだなんて思ってないわ」ヒソッ
アリス「!?」
ラティス「?」
アリス「さ、さぁ帰るわよ/////////」
ラティス「あ…ああ」
ラティス(何の話をしていたんだ?)
やはり鈍感である。
〜続く〜
バトルシーンがあると言ったな、あれは嘘だ。いや、マジですみません調子なんか乗ってないですホントすみません。
次回こそ、バトルシーンが書ける…筈。
次回、#29〜(タイト(ry)〜
お楽しみに!!!