東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】   作:ブラキDIOス(超絶スランプ)

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どうも、ブラキDIOスです。
今回は、2人目の転生者が登場します。モンハンクロスやりたいぜ、チクショウ!!!
それではお楽しみ下さい。


#2〜2人目の転生者〜

〜アリスの家〜

 

ラティス「ZZZ………」

 

『ギシッ…』

 

ラティス「………」ピクッ

 

『ギシッ…』

 

ラティス「………」(アリスか…?いや、だったら普通に起こしに来る筈…。誰だ…?)

 

『ギシッ…』

 

ラティス(お…起きねぇとヤバイ…!!)

 

『……シャンハーイ』

 

ラティス「……?」

 

『シャンハーイ!!!』バッ!!

 

ラティス「!!??うおおおぉぉぉぉぉ!?!?」

 

『シャンハーイ!』

 

ラティス「……人形か…。そういえば、この家人形が多いな…」

 

コンッコンッ

 

ラティス「どうぞ」

 

ガチャッ

 

アリス「フフフ…びっくりした?」

 

ラティス「寝起きドッキリのつもりか?人形が起こしに来るのは心臓に悪過ぎるぞ……」

 

アリス「それは悪かったわ。でも、面白かったでしょ?」

 

ラティス「…ああ…。それより、この人形は何だ?」ヒョイッ

 

『シャンハーイ!』

 

ラティス「…かなり細かく作ってあるが……。これは、お前が作ったのか?」

 

アリス「そうよ。上海人形って言う名前よ。名前で呼んであげて」

 

ラティス「じゃあ、上海でいいか…。これ、何体ぐらいあるんだ?」

 

アリス「……数えるのがめんどくさいぐらいよ」

 

ラティス「…そうか。」

 

アリス「それよりも朝ご飯よ。生肉は無いけどね」

 

ラティス「人間の食い物はどんなのがあるんだ?」

 

アリス「自分で見た方が早いわよ」

 

ラティス「…そうだな。『郷に入っては郷に従え』と言うんだったか?」

 

アリス「よく知ってるわね」

 

ラティス「まあ、頭は良い方だからな。ところで…ルーミアは何処に行ったんだ?」

 

アリス「ああ…ルーミアなら帰ったわよ。あなた、彼女に何したの?」

 

彼女は先程の優しい目から突然、鋭い目つきになって俺を睨んで来た。その目でイーオスを気絶させる事ぐらいはできそうだ。しかし、それぐらいで火山の支配者が怯む訳が無い。

 

ラティス「ただ睨んだだけだぞ…。だから、その包丁を降ろせ。な?」

 

アリス「分かったわ。でも、なるべく妖怪は殺さないで頂戴。色々と問題になるから」

 

ラティス「分かった…。努力する」

 

アリス「さ、ご飯にしましょ」

 

ラティス「ああ」

 

〜砕竜食事中〜

 

ラティス「……ん?」ピクッ

 

アリス「どうしたの?」

 

ラティス「……俺と同じような気配を感じた…。かなり遠くの方でだが…。俺以外の転生者かもな」

 

アリス「…連続で転生者が来るなんて珍しいわね…」

 

ラティス「…まあ、誰だろうと俺には関係ないがな」

 

アリス「それもそうね」

 

ラティス(だがこの気配…間違いなくモンスターだ…。一体、どんな奴だ…?」

 

 

〜冥界・・・白玉楼にて〜

 

???「うーん……。ハッ!!…ここは……俺は……!!??人間に…なってる???」

 

目覚めたら、そこには知らない天井、人間の体。何がどうなったのか分からずに軽いパニック状態になった。誰だってそーなる。俺だってそーなる。

 

???「あっ!気がつきましたか?」

 

???「うおっ!!」ビクッ

 

???「あ…す、すいません。庭に倒れていたから運んだんですけど…」

 

???「…君の名前は?」

 

???「私はこの白玉楼の庭師、魂魄妖夢です」

 

妖夢「あなたは?」

 

???「…名乗らせて頂こう。我が名は、『斬竜 ディノバルド』!長いから『バル』で良い」

 

バル「ところで…一体どうなっているんだ…。俺は…確か討伐された筈なんだが…」

 

妖夢「あのー…バルさん?」

 

バル「ん?何だ?」

 

妖夢「もしかしたら、バルさんは転生者なのかもしれませんよ?」

 

バル「転生者…?」

 

???「その事については、私から話すわ」

 

妖夢「わっ!?ゆ、幽々子様!?いつからそこに?」ビクッ

 

幽々子「『名乗らせて頂こう』のところからよ」

 

バル「……ここの主か?だったら聞きたい事が山程あるんだが…」

 

幽々子「いいわよ〜。丁度暇だったから。妖夢、お菓子とお茶を持って来てくれない?」

 

妖夢「分かりました」スタスタ

 

幽々子「で、何を聞きたいのかしら?」

 

バル「…ここは何処なんだ」

 

幽々子「白玉楼よ」

 

バル「あ…いや、そういう事ではなくてだな…」

 

幽々子「フフフ…分かってるわよ。正直者なのね」ニヤニヤ

 

バル「……ヌゥ…」

 

幽々子「まあまあ、機嫌を直してくれないかしら?」

 

妖夢「…お茶とお菓子をお持ちしました」

 

幽々子「あら、美味しそうな羊羹♪」ソ〜ッ

 

妖夢「………」ペシッ

 

幽々子「きゃっ」

 

妖夢「幽々子様、みっともないですよ!客人の前で!それにこれはバルさんの為に持って来た物なんですから!」

 

幽々子「ちぇ〜」

 

妖夢「…………」ギロッ

 

幽々子「ウフフ…冗談よ。それより、剣術の練習の時間じゃないかしら?」

 

妖夢「へっ!?ほ、本当だ…。コホン…それでは、失礼しました」スタスタ

 

バル「………剣術か…」

 

幽々子「あら、興味があるの?そういえば、これを持ったまま倒れていたらしいわよ」カチャッ

 

バル「…!!!そ、それは!『太刀』じゃないか!!!」

 

意外ッ!!!それは『太刀』!!! 身の丈に合わないほど細長い鞘に納められた『それ』は、間違いなく太刀であった!!

 

バル「…飛竜刀か?美しい鞘だな…」

 

幽々子「かなり長い刀ねぇ〜。それは、あなたの世界の物かしら?」

 

バル「そうだ…。だが、何故これがここに?」

 

幽々子「それが刺さったまま死んでしまったんじゃないかしら?」

 

バル「成る程…。いや、そんな事より質問だ」

 

幽々子「はいはい、なんでも聞いて」

 

バル「ではまず、この世界は………」

 

〜斬竜質問中〜

 

バル「……大体は分かった。中々物騒な場所じゃないか…幻想郷とやらは…」

 

幽々子「あなたの世界ほどじゃないわ。面白そうな世界だけど」

 

バル「そうかもしれんが…。それよりも幽々子、頼みがあるんだが…」

 

幽々子「ここに住みたいんでしょう?構わないわよ〜」

 

バル「な、何故分かった!?」

 

幽々子「フフフ…だって、顔に出ているもの。やっぱり正直者なのね〜」

 

バル「……すまん」

 

幽々子「別に良いわよ〜。ただ、妖夢の稽古の相手になってくれないかしら?」

 

バル「それ位ならお安い御用だ。だが、その必要はあるのか?彼女は強者の雰囲気がしたんだが…」

 

幽々子「剣の道に終わりはないわ。それに、あなたの修行にもなるでしょう?

 

バル「それもそうだな。…これから宜しく頼みます…。」ペコッ

 

幽々子「フフフ…こちらこそ宜しく」ペコッ

 

幽々子「じゃあ妖夢に稽古をつけてあげて。庭にいると思うから」

 

バル「分かった」スタスタ

 

幽々子「…これから楽しくなりそうね」

 

〜斬竜移動中〜

 

バル「…ここか……。それにしても馬鹿みたいに広い場所だな…。ん…?あそこか」

 

妖夢「ほっ!たっ!!てやー!!!」ヒュンッ

 

バル「…まだまだだな」

 

妖夢「ひゃっ!?い、いつからそこに!?」ビクッ

 

バル(…これがデジャヴという奴か…?)

 

妖夢「そ、そんな事より『まだまだ』ってどういう事ですかっ」

 

バル「そのままの意味だ。そんなんじゃジャギィすら殺せんぞ」

 

妖夢「……馬鹿にしてるんですか?」

 

バル「…さあな」

 

妖夢「…あなたに剣の何がわかるんですか」ピクピク

 

バル「…何も分からん。だが、俺はお前よりも強い。それは確実だ」ドヤァ

 

プッツーーン

 

瞬間、彼女の脳裏で何かが切れたッ!!

 

妖夢「い、言ってくれましたね!!その言葉を言った事を後悔させてあげます!!!!」

 

バル(あらら、挑発しすぎたか?)

 

妖夢「覚悟してください!!!」

 

ピクッ

 

バル「…その程度でか?」

 

妖夢「…え?」

 

バル「その程度でかと聞いているんだ!魂魄妖夢ッ!!!」グオッ!!

 

妖夢「っ!!??」ビリビリ(な、何て迫力…!!さっきまでとはまるで違う…)

 

何度も命を狙われた彼にとって、『覚悟しろ』という言葉は地雷なのだ!しかし、彼女はそんな事を知るわけが無い。この時彼女は、この世のものとは思えない恐怖を感じていた!『本気で挑まなければ、殺られるッ!』直感でそれを感じ取ったのだッ!

 

バル「その程度で覚悟しろなどとふざけているのか!!!!俺を殺す気持ちでかかって来い!!!」チャキッ

 

妖夢「……分かりました。では、魂魄妖夢ッ!参りますッ!!!」ダッ!!

 

 

〜続く〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回、#3〜灼熱の刃〜

お楽しみに!!!
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