東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
ルコラ「そんな事を言える立場か?」バチバチ…
それ絶対磁気じゃないですよね、龍属性エネルギーですよね。
ルコラ「苦痛は与えんッ!!!」バチィッ!!
いぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????
ルコラ「フン…では、どうぞ!!!」
前回のあらすじ・・・ラティス「熱い」バル「熱い」レウス「熱すぎる」ルコラ「全くだ」レギオス「ほっとけ」
〜妖怪の山〜
いつもは妖獣達の気配が溢れている筈だが何故か生気を全く感じなかった。
ルコラ「この黒い霧…間違い無い。ウイルスだ…」
輝夜「これがウイルス?」
ルコラ「なぁ、輝夜」
輝夜「何?」
ルコラ「…臭わないか?」
輝夜「そう言えば…血の臭いかしら…」
ルコラ(どこだ…どこから臭ってきている!?)
ガサガサ…
ルコ輝「「!!!」」サッ
彼らは音のした方向へ構えを取った。
そして、出てきたのは…
妖獣「グ…グルルルル……」
返り血を全身に浴びた一匹の妖獣であった。様子がおかしい。口から紫色の吐息が漏れ、目が異常なほど血走っている。
ルコラ「これは…」
輝夜「…うっ…」
ルコラ「大丈夫か?」
輝夜「う…うん…ちょっと衝撃的だっただけ」
妖獣「グルルルル……グフッ…ガフッ…」ガクッ
その妖獣は突然、地面に倒れ伏した。
輝夜「ど…どうしたの…」
ルコラ「…ウイルスの作用だ。寿命が大分削られていたんだろう」
輝夜「この血はどうしたのかしら?」
ルコラ「…まさか!?」ダッ
彼は突然走り出した。
輝夜「ちょ…ちょっとルコラ!?」
ルコラ「こっちだ!着いてきてくれ!」
輝夜「分かったわ!」タッタッタッ…
ルコラ(あの妖獣が通った場所に血が付いている…これを辿れば…)スタスタ…
輝夜「ねぇ…臭いが強くなってない?」スタスタ…
ルコラ「…嫌な予感がする」スタスタ…
ルコラ(血が濃くなっているな…もうすぐか…)
ルコラ「私から離れるなよ」スタスタ…
輝夜「う、うん」スタスタ…
血を辿ってしばらく歩くと…
ルコラ「ここで血が途切れて……!?」
輝夜「どうしたのルコラ……!?」
そこはまさに、『地獄絵図』といったような光景だった。
輝夜「うっ……ごめん、見ていられない…」
ルコラ「……これは…酷いな…」
妖獣達が重なる様にして死んでいる。それが二頭や三頭ぐらいだったらまだ良かっただろう。だが、その重なりが数え切れないほど存在していた。足の踏み場が無いほどに。
ルコラ「…手遅れだったのか…このままでは、この山の全体でこの光景を見る事になるぞ…」
輝夜「…気分が悪くなってきた…ちょっと背中さすって…」
ルコラ「ああ…」サスサス
輝夜「ありがと…おえっ」
気分が悪くなるのも無理は無いだろう。こんな光景を見せられて吐き気が来ねぇ奴なんて居ねぇぜ!!by空条○太郎
だが、女性の吐いているシーンをお届けするわけにはいかないのでカット。
〜しばらくして〜
ルコラ「大丈夫か?」
輝夜「うん…もう大丈夫…あまりにも酷かったから…」
ルコラ「ウイルスに感染した結果だ…過去にも私の世界でこの様な事があったらしい…詳しくは知らないが…」
輝夜「ねぇ…この結晶みたいな物…何?」ユビサシ
ルコラ「これは…『狂竜結晶』だ。迂闊に触るなよ」
輝夜「綺麗だけど…どこかおぞましいわね…」
ルコラ「取り敢えず、原因を探さなければ…」
輝夜「…あら?」
ルコラ「どうした?」
輝夜「あんな妖怪見た事無いから…」ユビサシ
ルコラ「どれ……あれは!!」
そこにいたのは、背中から腕のような物が生えており、黒い服を着た少年であった。
???「」
輝夜「気絶しているわ…もしかしてこの子が?」
ルコラ「ああ…『黒蝕竜』だ。そしてウイルスの原因でもある」
輝夜「…こんな子供が原因だなんて…」
ルコラ「理由はちゃんとある。今すぐにでも話してやりたい所だが、まずはこの子を保護する事が先だ」
輝夜「そうね」
ルコラ「よ…っと…」
???「」
ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…
〜博麗神社〜
霊夢「」ソワソワ
バル「ちょっと落ち着けよ、巫女さん」
霊夢「落ち着いてなんかいられないわよ!こんな時に!」
妖夢「まぁまぁ…」
アリス「あの人達はもうすぐ帰って来ると思うわ」
ラティス「帰って来たぞ!」
レウス「噂をすればなんとやら…」
咲夜「そんなに時間はかかって無いわね」
霊夢「…………」
アリス「フフン」ドヤァ
ラティス「?」
ルコラ「こいつ中々重いぞ…」ザッ…
レウス「また大きい荷物だな…」
ルコラ「中に運んでやってくれ。気絶しているから丁寧にな」
バル「イエッサー」
ラティス「アラホラサッサー」
レギオス「間違ってはねぇが…」
アリス「…何か違くない?」
ラティス「…そうか」シュン
バル「そんな事やってないで早く運ぶぞ」
ラティス「おう」
〜しばらくして〜
???「…うーん……へアッ!?」ガバッ
レギオス「何だぁっ!?」ビクッ
バル「変な起き方だな…」
???「こ…ここは…あなた達は…ぼ、僕に近づくと…」
レウス「落ち着きたまえ、私達は何もしない」
???「……はい」
霊夢「あなたの名前は?」
???「『ゴア・マガラ』と呼ばれていました…」
バル「じゃあ、『ゴア』でいいか?」
ゴア「はい、あなた達は…」
〜全員分の自己紹介は長過ぎるのでカット〜
レウス「君はどこに住んでいたんだ?」
ゴア「遺跡平原です」
ルコラ「という事は脱皮にはまだほど遠かったわけだ」
ゴア「はい」
霊夢「脱皮?」
ゴア「僕の種族は脱皮をするんです」
アリス「虫みたいね…」
魔理沙「虫!?」
ゴア「…ひ、ひどい…」
アリス「あ…ご、ごめんなさい!そんなつもりじゃ…」
ゴア「冗談ですよ」
ラティス「遊ばれてるな」
アリス「…………」グググ…
ラティス「イダダダダダダダダ!!耳はやめてイダダダダダダダダ!!!」
アリス「…フン」プイッ
ラティス「」チーン
ゴア「…なんかすいません」
レギオス「あー…気にすんな」
輝夜「でも、脱皮をする動物なんて聞いた事が無いわ」
咲夜「…確かにそうね」
ルコラ「ゴアの種族は特別でな。今の彼は幼体だ」
女性陣「……?」
ハテナが飛び交っている。
ルコラ「…言い方が悪かった。彼は『古龍の幼体』なんだ」
女性陣「!?」
ルコラ「成体になる時に脱皮をするんだ。私も直接見たわけでは無いが…合ってるか?」
ゴア「はい。…詳しいですね」
ルコラ「私も古龍だからな」
ゴア「な…なるほど」
レギオス「まぁ、取り敢えず…これで解決したわけか…」
ラティス「そうだな」
バル「いつの間に復活したんだ?」
ラティス「別にいいだろ、そんな事」
バル「あ…ああ」
レウス「やれやれ…これでしばらくは平和に暮らせるわけだ」
霊夢「まだあの『真紅の雷』の正体が掴めていないわ。油断はしないで」
レウス「分かっている」
ルコラ「では、これで解散とするか」
霊夢「そうね」
ラティス「なんか一気に疲れた…」
アリス「私も…」
レギオス「…あの悪夢は起きなかったか…良かった…」
魔理沙「レギオス……」
バル「早く刀できねぇかなぁ」
妖夢「そんな簡単にできませんって…」
レウス「では、帰ろうか」
咲夜「お願いするわ」
ルコラ「私達も帰るか…」
輝夜「ええ」
霊夢「磁気治療は?」
ルコラ「………輝夜、掴まれ」
輝夜「う、うん」ギュ…
霊夢「逃げる気かしら?」ゴゴゴゴゴゴゴ…
ルコラ「その通り!!!」バッ!
彼はそういうと、一瞬で宙に浮いた!
輝夜「きゃっ!?」
霊夢「そんな一瞬で!?」
ルコラ「磁力の応用だ。では、さらばだ!!!」
輝夜「サラダバー!!」
ギュンッ!!!
霊夢「…………」
ゴア「…行っちゃいましたね」
霊夢「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ…
ゴア「ひいいいいいい!?」
アリス「は、早く帰るわよ!」ダッ!
ラティス「おお!」ダッ!
魔理沙「レギオス!早く!」
レギオス「掴まってろ!」バサッ!ギュンッ!!
妖夢「は、早く帰りましょう!」ダッ!
バル「ディノバルドはクールに去るぜ!!!」ダッ!
咲夜「は、早く!!」
レウス「了解した!!」バサッバサッ…
霊夢「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ…
ゴア「あわわわわわわわわわ……」
霊夢「うふふ……」ニコニコ
ゴア「あ…あはは…」
『うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!???????』
その日、彼は形容し難い物を見たと言う…。
〜続く〜
これでも作者なのに…。
ルコラ「何か言ったか?」
輝夜「次は私の番よ」ゴゴゴゴゴゴゴ…
アアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!????
ルコラ「次回」輝夜「#33〜(タイト(ry)〜」
「「お楽しみに!!!」」
ラティス「これはデキてるな…」
バル「ああ」
レギオス「間違い無い」
レウス「微笑ましいな」