東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
ガロア「頑張れよ…ガラガラガラ…」
ルコラ「分かっている」
では、どうぞ!!!
前回のあらすじ・・・バル「俺に斬れない弾幕は無い」
〜逃げ続け妖怪の山 麓〜
ティガレックス「ゴアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!」ダンッダンッダンッダンッ!!!
バル(このまま逃げてるだけだと追いつかれる…どうすれば…)ダダダダダダダ…
バル(ん…?あれは椛か?こうなったら一か八か!!)
バル「椛ぃぃぃぃ!!!!」
椛「……え?」クルッ
振り返るとそこには、あの剣士と走ってくる怪物が。
椛「え、ちょ、後ろにいる怪物は何なんですかぁ!?」
ティガレックス「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」ダンッダンッダンッダンッ!!!
バル「そんな事よりこいつを頼む!」ググ…ブンッ!!
背負っていた荷物を彼女に向かって投げる。
椛「文さん!?わ、分かりました!!」ガシッ
射命丸「」
バル「頼んだ!」ダダダダダダダ…
ティガレックス「グアアアオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
椛「あなたはどうするんですか!?」
バル「俺はいい!早く行け!!」ダダダダダダダ…
ティガレックス「グオウ……」ギロッ
椛「!?」
バル「しまった!?」
轟竜が標的を変えてしまった。
ティガレックス「ゴギャアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」ダンッダンッダンッダンッ!!!
椛「ひっ…」
バル「お前の相手は俺だ!!!!」チャキンッズバッ!!!
ティガレックス「ゴァァァァァァァ!?」グラッ……ドドォン…
突然の衝撃でバランスを崩し転倒するが、獲物を狙う目は死んではいなかった。
バル「今の内だ!!」
椛「はい!」バサッ!!
バル「…行ったか」クルッ
彼女が飛び去って行くのを確認し、轟竜に向き直る。
ティガレックス「……グオオオウ…」ググ…
バル「…………」チャキン…
バル(俺だけじゃキツイかもな…)
ティガレックス「スウー……」グググ…
大きく息を吸い込む動作。
バル「!?ヤバ…」
咄嗟に回避をしようとするが…
ティガレックス「ゴギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
バル「ぐあああああっ!?」ギュンッ
ドガァッ!……ドサッ……
衝撃で数十mも吹き飛ばされ、木に衝突した。
轟竜の最大の武器である咆哮を至近距離で食らってしまった。常人ならばこれで息絶えているだろう。しかし、彼は辛うじて生きていた。
バル「………うぐ…何て咆哮だ…」(ヤバイ…骨が数本逝っちまった…)
ティガレックス「ゴギャァァァァァァァァァァァ!!!」
轟竜は勝ち誇ったかのような咆哮を天に向かって放つ。
バル「……我ながら無様な姿だな……だが…俺はまだ負けを認めちゃいねぇ…」ググ…
ティガレックス「ゴアアアア……」ギロッ
バル「…生きるか死ぬかだ…それが俺達の世界のルールだった筈だよな…ティガレックス…」
ティガレックス「ゴアアアアァァァァァァ!!!!」ダンッダンッダンッダンッ!!!
止めを刺そうと突進をしてくる。だが、彼は動かなかった。
バル「…そうだ……こっちに来い…」
ティガレックス「ゴァァァァァァァァァァァァ!!!!」グオッ!!!
口を開け、彼に飛びかかる……その時ッ!!!
バル「かかったなアホが!!!今だぜ、ルコラ!!!!」
バッ!!
ルコラ「お前のその命懸けの行為!!私は敬意を評する!!!」
茂みから飛び出してきたのは、かつてこの轟竜に腕を食い千切られた古龍であった!!
ルコラ「この距離は私の能力の範囲内だ!!」バチバチ…
ティガレックス「ゴァァァァァァァ!!??」フワ…
轟竜の体が突然宙に浮かんだ。
ルコラ「お前の磁力を操った。お前は今、地面と反発をしている」
ティガレックス「ゴァァァァァァァ!?グオオアアアア!?」ジタバタ
必死でもがくが地に足がつく事は無い。
ルコラ「とっておきの技を見せてやろう」パチンッ
彼が指を鳴らすと…
ボゴッ…ボゴッ…
バル「何だ!?岩が……」
地面に埋まっていた岩がまるで、何かに引っ張り上げられるかのように宙に浮き始めた。
コツンッコツンッ…
ティガレックス「ゴウ…?」
自分の体に当たる小石や砂利。そして、そのまま体にくっ付いて離れない。この不思議な出来事に轟竜も首を傾けているかのようだった。
ルコラ「…お前の磁力を操ったと言っただろう。今のお前は強力な磁石そのものだ」
バル「磁石…?……まさかこの岩は!」
ルコラ「鉄分を含むものはお前に引き寄せられている。つまり…」
ギュオッ!ドゴォッ!!
その時、巨大な岩が高速で轟竜の頭に激突した!
ティガレックス「ゴアアアアァァァ!!!???」
ルコラ「こういう事が起きる」
バル「す…すげぇ……これが古龍の力か…」
ビュンッ!ドゴォッ!
ティガレックス「グギャアアアァァァァァ!!??」
ルコラ「止めだ!!私の友人を傷つけた事を後悔しながら最期を迎えろ!!」パチンッ
彼が指を鳴らすと同時に飛んでくる岩の数が増え、それらは全て無防備な轟竜へと突っ込んで行った!!!
ギュオッ!!ドゴォンッ!!!ドガァッ!!!
ティガレックス「グギャアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ………」
極限の力を得た轟竜は絶叫しながら最期を遂げた。
ルコラ「これが私のスペルカード…磁符《ロックレイン》」
ルコラ「これで腕と脚の借りを返したぞ」
バル「……マジかよ…いてててて…」
ルコラ「よく私がいると分かったな」
バル「ぶっ飛ばされた時にその義手の一部が見えたからな……ヤバイめっちゃ痛い…」
ルコラ「私が偶々散歩をしていて助かったな。…立てるか?」
バル「…無理………」
ルコラ「全く……仕事を増やすな…」
バル「へへへ…悪りぃな…」
ルコラ「……フッ…」
〜しばらくして〜
〜白玉楼〜
妖夢「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ…
バル「…………」←正座中
妖夢「何処に行っていたんですか?」ゴゴゴゴゴゴゴ…
バル「……妖怪の山へ…」
妖夢「何をしに?」ゴゴゴゴゴゴゴ…
バル「…天狗を探しに…」
妖夢「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ…
バル「……すいませんでした…」土下座
妖夢「…ハァ………明日の剣術の練習はいつもの倍です。分かりましたか?」
バル「…はい」
バル(…助けたのに何で怒られるんだ…)
頑張れバル。
〜続く〜
ルコラ「決着があっさり過ぎじゃないか?」
勘弁してください…作者は文才が無いんです。
ルコラ「…………」
次回、#42〜(タイト(ry)〜
お楽しみに!!!